2018年09月02日
続・中学受験(受検)は親の受験?志望校選びは親の見栄?
夏休みが終わりました。あと、およそ150日。模試や(e塾なら)志望校別日曜特訓、文化祭・説明会など目白押しで、腰を据えて勉強に取り組むのが難しい時期と思います。しかし、ここからできることもまだまだあります。夏を振り返りつつ、目標を再確認し、達成するためのシナリオを立て、それに基づく学習を進めていきたいですね。
* * * * *
前回の続きです。
衝撃的な出来事だったのに(衝撃的過ぎて?)、具体的なメモが残っていないのですが、受験(受検)しない友だちと関係が悪化し、成績が低迷した時期に娘と衝突したことがあります。
娘「わたしは親の見栄のために受検するんだ」
父「じゃあ、しないで結構。e塾やめて、テキスト全部捨てな。あとは卒業まで、毎日遊んで暮らせば🗯」
娘とすれば、それまでの友だちグループとの関係を悪化させてまで受検勉強に取り組んでいるのに、成績が思うように上がらず、やりきれない心境だったのでしょう。
友人関係はさすがに妻にフォローしてもらいましたが、私は周囲に「女子の友人関係は難しい。(娘を悩ませる相手の子は)いい加減にしてほしい。うまく行かなかったら、責任取れるのか⁈」などと愚痴っていました。
受検するなんて、こちらの都合ですから、一方的な感情だと思います。娘にも、相手に配慮しない言動などあったのでしょう。たしかに、同じ中学に進まないかもしれない子と、以前までと同様に付き合うというのは難しいと思います。ただ、当事者の親としては、何で放っておいてくれないのか?と思わずにいられませんでした。
衝突のあと、娘にはこちらの思いを伝えました。
「ここまで頑張ってきたんだから、合格したら親としては素直に嬉しい。自慢してしまうかもしれない。でも、見栄をはりたいから受検してもらいたいとは思わない。止めたいなら止めれば良いと思うよ。」
結局踏みとどまり、受検を止めなかったのは、親の説得が効いたというより、受検すること、志望校を自身が決めたという事実が大きかったのではないかと思います。そこまで明確に整理できていないと思いますが、親のせいにはできない、自分で選んだ道を途中で投げ出すのかという気持ちが奥底にあったのではないでしょうか。
娘の意志が固まるまで待っていたので我が家は周回遅れになりましたが、そのおかげでトラブルを乗り越えられたとも言えます。親は情報収集・取捨選択した結果をいくつかの選択肢として示す、本人はそこから選び取る、というのが一つの進め方かなと思います。
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なお、成績の下降は夏休みを前になんとか止まり、友人関係も長期休暇が良い冷却期間になったのか、2学期は少し落ち着いたようです。
ご参考までに、娘のe塾での成績推移は以下のようなものでした。
(成績が返ってくるたびにグラフを更新し、家の中の目につくところに貼りだしました)
⇒4・5・6月の落ち込みが激しいです。。。
10月以降も伸び悩みましたが、エクセルのグラフで近似曲線を調整して表示し、傾向としては上昇しているから諦めないようにと伝え続けました。
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