2015年03月10日
ひどい生理痛の原因は?
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痛みは人それぞれ
女性の約8割が「苦しんだことがある」といわれる生理痛。
我慢できる程度という人から、痛すぎて病院に運ばれる人まで、痛みの程度は人それぞれです。
私の場合は生理前に必ずお腹を壊して腹痛に…出せば治るのですが、
その後頭がぼーっとして体が冷えだします。
生理が始まると子宮がしくしく痛んで、貧血に。
後半になるとビール瓶で股を下から殴られているような鈍痛…
その後、股をぎゅぎゅぎゅーっと3回転くらいつねられてるような痛みに変わります。
何で女だけが毎月、こんなに苦しまなきゃいけないんだ…!
きっと、そう思った女子も少なくないはず。
そもそも生理痛は何故起こるのでしょうか?
生理痛が起きる原因は?
生理痛が起こる原因にも、色々な種類があります。
プロスタグランジンが過剰に分泌される
プロスタグランジンはホルモンの一種で、子宮を収縮させて子宮内膜をはがし経血として外に押し出す働きをしています。
陣痛の際に痛みを引き起こすのもこの物質で、過剰に分泌されると、
生理中でも陣痛に似た痛みを引き起こします。
また、プロスタグランジンには痛みを強め血管を収縮させる作用があるため、
頭痛・肩こり・冷え・吐き気などの原因にもなります。
子宮口が狭い
若い女性の場合は子宮が十分に発達しておらず、子宮口が狭く硬いため、経血が流れ出る時に痛みを感じます。
30代以降や、出産を経験した後に生理痛が軽くなるのは、
子宮が成熟して子宮口が広がりやすくなっているからです。
血行不良
血行が悪いと子宮内に経血がとどまり、子宮が過剰に収縮して痛みを引き起こします。経血を押し出そうと、痛みの原因であるプロスタグランジンも過剰に分泌されるため、
更に痛みが強くなってしまいます。
緊張やストレス
極度の緊張やストレスは、ホルモンや自律神経の乱れの原因になり、生理痛を引き起こします。また、血行不良の原因にもなるので、結果として生理痛を酷くする原因になります。
病気
日常生活に支障をきたすほど酷い生理痛は「月経困難症」と言われますが、子宮内膜症や子宮筋腫など、子宮の病気が原因になっていることもあります。
どちらも症状は生理痛と良く似ており自分では気付かないことが多いので、
あまりにも痛みが酷い場合は病院へ行きましょう!
生理痛とは上手く付き合っていくしかない!
毎月毎月わずらわしい生理ですが、女性が妊娠するための大切な役割を担っています。
しかも、子宮を収縮させるためのホルモンや、子宮口が狭いことが原因、と言われたら
もうどうしようもありません。
痛みはある程度仕方がないもの…ですが、
血行不良やストレスなどは自分で改善することもできますし、
痛みをコントロールしながら上手く付き合っていくことが大切です。
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タグ:生理痛
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