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2021年01月28日
摩耶夫人410円の分室局櫛型印(大阪中央局郵政局内分室)
今回の消印は、郵政民営化以前に存在した全国11の地方郵政局内にあった分室のひとつ、大阪中央局郵政局内分室の櫛型印です。摩耶夫人410円は書状60円+書留350円の1枚貼り用として全国の郵便局で販売されましたが、需要が多いにもかかわらず図柄不評により1年10ヶ月余りで色絵藤花茶壷へ切り替わりました。短期使用切手ですので判読できる消印は稀少です。消印は見えにくい図柄です。
(局の変遷)
・1927年1月16日〜1949年6月30日=大阪中央郵便局 逓信局内分室
・1949年7月1日〜2003年3月31日=大阪中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 北浜東分室
・2007年7月30日〜=北浜東郵便局
(局の変遷)
・1927年1月16日〜1949年6月30日=大阪中央郵便局 逓信局内分室
・1949年7月1日〜2003年3月31日=大阪中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 北浜東分室
・2007年7月30日〜=北浜東郵便局
2021年01月25日
興福寺仏頭300円ペアの分室局和文ローラー印(大阪中央局高等裁判所内分室)
高額切手が音声菩薩像200円とバサラ大将500円では対応できないため、400円切手と共に発行されたのが興福寺仏頭300円切手です。主に小包用として使用されたため消印の多くは和文ローラー印で櫛型印の満月印は稀少で、消印バラエティを収集するには困難な切手でもあります。消印はペアの大阪中央局高等裁判所内分室、和文ローラー印ですが端の消印から別ではないかと推測されます。
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
2021年01月21日
ソメイヨシノ10円の分室局櫛型印(大阪中央局中央市場内分室)
今回の分室印は中央市場に隣接している局の消印になります。大阪市中央卸売市場は本場、東部市場、南港市場の3市場が開設され、本場は青果(野菜、果実)水産物、加工食料品(つけ物、みそ、乾物、魚肉入加工品など)、東部市場は青果(野菜、果実)水産物、加工食料品(つけ物、みそ、乾物、魚肉入加工品など)、南港市場は肉類(鶏肉を除く)とその加工品が扱われています。大阪中央局中央市場分室は大正7年開設の古い分室ですが、現在は分室ではありません。
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月8日=大阪中央郵便局 中央市場内分室
・1992年11月9日〜=大阪中央市場内郵便局
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月8日=大阪中央郵便局 中央市場内分室
・1992年11月9日〜=大阪中央市場内郵便局
2021年01月18日
平成切手メジロ50円の分室局丸型印(長野中央局郵政局内分室)
郵政民営化以前は全国に11の地方郵政局が存在していました。郵政局は下記の中央郵便局内にあり、多くの木局で分室が設置されていました。その後、2003年4月の日本郵政公社発足に伴い「郵政局」の呼称が廃止されることから郵政局内分室は名称が変更されました。消印は長野中央局郵政局内分室の最終日丸型印です。
(局の変遷)
・1948年5月1日〜1949年5月31日=長野郵便局 長野逓信局内分室
・1949年6月1日〜1970年6月30日=長野郵便局 郵政局内分室
・1970年7月1日〜2003年3月31日長野中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=長野中央郵便局 栗田分室
・2007年7月30日〜=長野栗田郵便局
(地方郵政局/設置局)※1949年に改称
・北海道郵政局(札幌中央郵便局)=札幌中央郵便局郵政局内分室
・東北郵政局(仙台中央郵便局)=仙台局郵政局内分室※
・関東郵政局(川越西郵便局、後に横浜中央郵便局)
・東京郵政局(東京中央郵便局)
・信越郵政局(長野中央郵便局)=長野中央郵便局郵政局内分室
・北陸郵政局(金沢中央郵便局)=金沢局郵政局内分室※
・東海郵政局(名古屋中央郵便局)=名古屋中央郵便局郵政局内分室
・近畿郵政局(大阪中央郵便局)
・中国郵政局(広島中央郵便局)=広島中央郵便局郵政局内分室
・四国郵政局(松山中央郵便局)=松山中央郵便局郵政局内分室
・九州郵政局(熊本中央郵便局)=熊本中央郵便局郵政局内分室
(局の変遷)
・1948年5月1日〜1949年5月31日=長野郵便局 長野逓信局内分室
・1949年6月1日〜1970年6月30日=長野郵便局 郵政局内分室
・1970年7月1日〜2003年3月31日長野中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=長野中央郵便局 栗田分室
・2007年7月30日〜=長野栗田郵便局
(地方郵政局/設置局)※1949年に改称
・北海道郵政局(札幌中央郵便局)=札幌中央郵便局郵政局内分室
・東北郵政局(仙台中央郵便局)=仙台局郵政局内分室※
・関東郵政局(川越西郵便局、後に横浜中央郵便局)
・東京郵政局(東京中央郵便局)
・信越郵政局(長野中央郵便局)=長野中央郵便局郵政局内分室
・北陸郵政局(金沢中央郵便局)=金沢局郵政局内分室※
・東海郵政局(名古屋中央郵便局)=名古屋中央郵便局郵政局内分室
・近畿郵政局(大阪中央郵便局)
・中国郵政局(広島中央郵便局)=広島中央郵便局郵政局内分室
・四国郵政局(松山中央郵便局)=松山中央郵便局郵政局内分室
・九州郵政局(熊本中央郵便局)=熊本中央郵便局郵政局内分室
2021年01月14日
五重塔航空(円位)25円の分室局和文ローラー印(名古屋中央局名古屋駅内分室)
今回の消印はヤフオクで入手しました昭和40年代のキロボックスより出てきた分室印です。五重塔航空切手(円位)は1952年から1962年にかけて銭位を引き継いで発行されました。発行目的は国内航空便用ですが、国内航空郵便は1953年7月に廃止されており、動植物国宝同様に普通切手の代用として使用されました。25円は速達加貼り額面でもあり30円同様に多く使用されています。消印は名古屋中央局名古屋駅内分室の和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月14日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日〜=名古屋柳橋郵便局
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月14日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日〜=名古屋柳橋郵便局
2021年01月11日
1952年/明仁立太子10円ペアのD欄分室名入り櫛型印(前橋局県庁内分室)
1950年代に発行された記念切手は発行枚数も少なく、使用済みも同様に少ないアイテムになります。消印も満月印も含め珍しい消印ほど稀少になりますが、今回のような分室印も稀少です。明仁立太子10円の発行枚数は500万枚でペアでの使用は、おそらく2倍重量便か速達加貼りではないでしょうか。D欄分室名入りの前橋局県庁内分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1949年5月1日〜1987年6月30日=前橋郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜1994年10月16日=前橋中央郵便局 県庁内分室
・1994年10月17月〜=群馬県庁内郵便局
(県庁内分室一覧=)
・岡山中央郵便局 岡山県庁内分室【現存】
・小郡郵便局 山口県庁内分室【改称】
・鹿児島東郵便局 県庁内分室【改称】
・広島中央郵便局 県庁内分室【改称】
(局の変遷)
・1949年5月1日〜1987年6月30日=前橋郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜1994年10月16日=前橋中央郵便局 県庁内分室
・1994年10月17月〜=群馬県庁内郵便局
(県庁内分室一覧=)
・岡山中央郵便局 岡山県庁内分室【現存】
・小郡郵便局 山口県庁内分室【改称】
・鹿児島東郵便局 県庁内分室【改称】
・広島中央郵便局 県庁内分室【改称】
2021年01月07日
2012年「年賀龍」の分室局丸型印(名古屋中央局タワーズ内分室)
JPタワーは、日本郵便と名工建設の共同事業「名駅一丁目計画(仮称)」により、旧名古屋中央郵便局名古屋駅前分室跡地に建設された超高層ビルです。東海旅客鉄道名古屋駅の北東、JRゲートタワーに隣接し、2013年12月20日に建物の名称が「JPタワー名古屋」に決定しました。その中にあった分室が名古屋中央局タワーズ内分室になります。
(局の変遷)
・2012年10月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 タワーズ内分室
・2015年12月7日〜2016年11月1日=名古屋西郵便局 JPタワー名古屋内分室
(局の変遷)
・2012年10月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 タワーズ内分室
・2015年12月7日〜2016年11月1日=名古屋西郵便局 JPタワー名古屋内分室
2021年01月04日
埴輪の兵士200円赤の分室局和文ローラー印(東京中央局国際観光ビル内分室)
今回の分室はキロボックスでも中々見かけない消印で、東京中央局国際観光ビル内分室印です。東京駅八重洲北口にあった国際観光会館ビル内にあった分室で、現在は43階建てのグラントウキョウノースタワーになっています。埴輪の平成200円赤切手は速達用に茶を改色して発行された切手で使用済みは多く、消印も映える切手です。
(局の変遷)
・1955年8月11日〜2007年8月31日(2002年4月27日〜 閉鎖中)
(局の変遷)
・1955年8月11日〜2007年8月31日(2002年4月27日〜 閉鎖中)
ニホンジカ10円田型の分室局和文ローラー印(前橋局県庁内分室)
今回の分室印は消印の表示ではなかなか判断しにくい局です。県庁内郵便局でもその多くは分室ではありません、40局近く存在していましたが分室は5局程度です。その中のひとつが、前橋局県庁内分室ですが現在は分室ではありません。局の変遷を確認しないとわからない分室です。
(局の変遷)
・1949年5月1日〜1987年6月30日=前橋郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜1994年10月16日=前橋中央郵便局 県庁内分室
・1994年10月17日〜=群馬県庁内郵便局
(局の変遷)
・1949年5月1日〜1987年6月30日=前橋郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜1994年10月16日=前橋中央郵便局 県庁内分室
・1994年10月17日〜=群馬県庁内郵便局