2016年02月06日
平等院鳳凰堂30円のタテ書きローラー印
・戦前においては、ローラー印の局名表示は縦書きもしくは横・右書きに表記すると規定されておりましたが、昭和24年9月30日に消印類の局名表示を横・右書きあるいは、縦書きから横・左書きに改められました。ローラー印に関しても昭和25年の配備分より原則として横・左書きになりました。
・従いまして、昭和25年以降に作られた縦書きローラー印は規則違反のエラー印となる訳ですが、このタテ書きローラー印は、昭和33年、35年、36年に中国郵政管内のみで使用されておりますので、何らかの形で郵政省ではなく管轄内で独自に手配されたものだと思われます。
・今回の消印「広島局」ですが、局としては難易度は低いですが、切手としては難易度の高いものとなります。
・従いまして、昭和25年以降に作られた縦書きローラー印は規則違反のエラー印となる訳ですが、このタテ書きローラー印は、昭和33年、35年、36年に中国郵政管内のみで使用されておりますので、何らかの形で郵政省ではなく管轄内で独自に手配されたものだと思われます。
・今回の消印「広島局」ですが、局としては難易度は低いですが、切手としては難易度の高いものとなります。