2017年01月11日
郵便番号宣伝1次コイル切手の唐草和文機械印
郵便番号は郵便事業のオートメーション化を推進するため、1968年7月1日に3桁または5桁の郵便番号が導入されました。この番号は集配事務を行う郵便局に対して割り振られるものであり、当時の輸送手段の中心であった鉄道路線網を用いた鉄道郵便輸送の路線・経路の駅順を元に大規模局では3桁、それ以外の局では5桁でした。その郵便番号を宣伝するために1968年から1972年まで6次に渡り切手が発行されました、「郵便番号宣伝切手」です。その他にも機械印に標語等も入れられました。今回の消印は1次15円のコイル切手、発行枚数が各200万枚と少なくその使用済みも稀少なものになります。消印は発行翌年の昭和44年大阪中央局印です。