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2016年01月12日
旧ヤマドリ80円のD欄分室名入り櫛型印
今回は少し珍しい分室局印です。本所局向島分室印、昭和45年7月に廃止されています。切手は旧ヤマドリ80円ですので、稀少な切手への廃止分室局印となります。満月印で素晴らしい消印ですね。
2016年01月11日
円覚寺舎利殿30円切手の県名カタカナローラー印
今回は円覚寺舎利殿30円切手の県名カタカナローラー印です。フクシマ梁川局の昭和43年の年号まで判読できるルックスの良い消印です。少し赤いインクシミがありますが、斜めに押印されたものです。確かオークションにて入手したものと記憶していますが、これだけの状態のものは中々ないと思います。
2016年01月10日
郵便番号宣伝切手への東淀川局 日立式機械印
日立式機械印は昭和42年から44年にかけて、大宮局、浦和局、千葉局、本郷局、尼崎局、東淀川局で試験的に使用された機械印です。特徴としては、波線部分は極端のRが強い、1の数字にセリフがあるのが特徴です。1期2期とありますが、詳細は後日また機会があれば案内したいと思います。今回の消印は郵便番号宣伝切手、この切手には日立式機械印は結構見かけますが、満月印となりますと稀少です。今回の東淀川局は、昭和42年12月15日から、昭和44年12月2日まで日立式機械印が使用されています。消印は消印終了間際のもの、標語有り24時間型です。
2016年01月09日
新キク15円切手の県名カタカナローラー印
1967年発行の新キク15円切手も、カタカナローラー印を見つけるのが難しい切手です。旧キク切手よりも難易度は高いと思われます。1967年7月発行ですので、カタカナローラー印が押される可能性のある期間は、実質1年半と短いからです。今回の切手も難易度は高いと思われますが、さらに高いのが新金魚7円切手です。残念ながら私のコレクションにはありません。
2016年01月08日
迦陵頻伽120円灰の昭和50年 唐草和文機械印
迦陵頻伽120円の灰色は昭和47年2月発行です。郵便料金がはがき10円、封書20円の時代です。書留が5000円までが追加金額が100円でした。従って、5000円までの25g以内の書留料金が120円です。書留の場合はほとんどが窓口の櫛型印です。今回の唐草和文機械印が昭和50年です。昭和51年以降でれば、郵便料金が一気に値上げしましたので、このような消印もありえるとは思いますが、何とも使用目的が不明な消印です。
2016年01月07日
旧フジ20円の櫛型可読印
動植物国宝切手で消印収集の最難関と言えば、この「旧フジ20円」切手ではないでしょうか。新フジ20円が発行されるまで2年間ありましたが、如何せん使用枚数が少ないようです。この年代のキロボックスを見ても、オークションを見ても満足に判読できる消印のものが出ることはほとんどありません。櫛型印や和文ローラー印は見かけますが、機械印や欧文印となると難しいです。
2016年01月06日
1958年アジア大会記念切手の県名カタカナローラー印
昭和30年代の記念切手への県名カタカナローラー印で状態の良いものは、オークションでも高価に取引がされています。その頃は記念切手を使用するというよりも、未使用を収集する郵趣家が多かったのが原因かもしれません。使用される記念切手が少なければ、価値のある消印は少なくなります。これは鉄道郵便印にも当てはまります。今回のアジア競技大会記念切手は、年号まで判読できる正位の消印で状態も良いですね。
2016年01月05日
第2次新昭和「落雁図」の青色ローラー印
今回は私の得意な分野の切手ではありませんので、詳しい説明はご容赦ください。第2次新昭和の落雁図、その切手の青色ローラー印です。昭和20年代ですが、黒ではなく、青色や紫色、トビ色などの多くの色つき和文ローラー印が出現しています。単にローラーのインクを間違えたのか、意図的だったのかはわかりませんが、コレクションのひとつとしては面白い消印だと思います。東京中央局印です。
2016年01月04日
新はにわの馬65円切手の県名カタカナローラー印
今回は県名カタカナローラー印の収集が難しい、1967年発行の動植物国宝切手「新はにわの馬65円」です。1967年7月20日発行ですので、カタカナローラー印が押印される可能性のある期間は、1年と5ヶ月間しかありません。しかも、東北郵政エリアのみです。今回の消印は、アオモリです。年号部がないのが残念です。
2016年01月03日
新はにわ65円切手 1969年渋谷局の和欧文機械印
1968年12月1日に和欧文機械印が導入され、1969年より使用局が拡大されました。今回の渋谷局は12月1日開始ですので、1969年の前半は初期の使用消印です。渋谷局には1969年の和欧文機械印で標語なしと言う化け物が存在します。その標語無しの消印は、今回ご紹介したものより、もっと波消部と日付部が離れています。私も今まで,ある方のブログでの紹介しか見たことがありません。もしお持ちの方は大切にしてください。
2016年01月02日
前島密1円(銭位)の櫛型満月印
動植物国宝の最初のユニット、第1次動植物国宝の銭位の切手は、ほとんどが消印収集の難しい切手ばかりです。特に、8銭の石山寺多宝塔、14円の姫路城、24円の平等院鳳凰堂は極めて困難です。今回ご紹介するのは、1円の前島密ですが、決して消印収集が簡単と言うことではありませんが、櫛型印は比較的多く見受けられます。
2016年01月01日
迦陵頻伽120円紫の県名カタカナローラー印
2016年になりました。今年もよろしくお願いします。新年の最初は、動植物国宝切手でも消印収集の難しい切手「迦陵頻伽120円紫」です。昭和37年発行ですので、様々な消印が存在しますが、個人的には機械印は未だ見たことがありません。今回ご紹介する県名カタカナローラー印も、稀少な消印であると思われます。年号がないのが少し残念ですが。
2015年12月31日
2015年12月30日
迦陵頻加120円赤切手のD欄県名入り櫛型印
今回も迦陵頻加120円赤切手です。この切手は消印収集の難しい切手です、実逓の満月印もなかなかありませんし、凹版印刷ですのでインクの乗りも悪いので判読できるものが少ないのが実情です。その中でも、今回のD欄県名入り櫛型印は満月印で、消印も何とか判読できるものです。宮城県は何とか読めますね。
2015年12月29日
コピー消印に注意をしてください!
今回はちょっと違う消印を紹介します。紹介するべきかどうか迷いましたが、皆さんがオークションや即売会などで、間違いの無いようにとの思いで画像を出します。延暦寺根本中堂60円の和欧文機械印です。1979年9月より元号入り和欧文機械印へ変更になりましたので、1979年の西暦の和欧文機械印の後期使用です。この切手に和欧文機械印の満月印だと、かなり稀少なのですが、実はこれはコピー消印です。お父様の遺品をオークションで出品された方から落札した中に入っておりました。その中には、稀少な額面の1979年の和欧文機械印が多数あったため、落札したのですが、知人からの指摘もあり、よく見ると同じ局の同じ日に同じカスレの消印が多数ありました。ななめにかざすと、インクが染みこんでおらず、切手の上に消印が浮いている状態です。コピーなのでトナーが浮くのです。そして、不自然な消印の点が多数ありました。以前、趣味誌で指摘のあったコピー消印と同じ状況でした。どうしてこのような物を作られたのかは知るよしもありませんが、不自然な消印には十分に注意が必要です。
2015年12月28日
ナンテン6円田型の県名カタカナローラー印
最初に、このナンテン6円のカタカナローラー印を見たとき、結構衝撃を受けました。初めて、ナンテンの型からローラー印の存在を知ったからです。単品ではまったく見たことがありませんでした。オークション誌でも切手趣味誌でも掲載されたことが無かったのです。結構高い価格で入手した記憶がありますが、その後同じような田型が数点オークションに出品されています。別納のシートだったのですね。昭和44年印ですので、カタカナローラー印使用の最終年印です。
2015年12月27日
迦陵頻加120円赤切手の県名カタカナローラー印
今回は稀少なカタカナローラー印です。動植物国宝切手の1966年シリーズのひとつで、1966年12月発行ですので、カタカナローラー印の可能性は1969年までの約3年間になります。特に、この切手の印刷が凹版印刷ですので、消印の乗りが悪いので、消印が判読できるものは少ないのが実情です。ルックスの良いフクシマのカタカナローラー印です。
2015年12月26日
産業図案切手「電気炉」のD欄県名入り櫛型印
私のコレクションでは、D欄県名入りの櫛型印を多く集めています。現行の郵便局でもD欄県名入り丸型印があれば、郵便依頼をして消印を収集しています。中でも、産業図案や動植物国宝切手の古いものは中々集まらないのが実情です。オークションでも結構高価で取引されます。1枚で満月印が望ましいのですが、今回は産業図案電気炉のペアです。消印の判読もよい状態です。
2015年12月25日
ソメイヨシノ10円切手の昭和40年C欄24時間表示櫛型印
現在使用されている丸型印の前に使用されていたのが櫛型印、D欄とE欄に櫛があるのでその名がつきました。昭和40年5月からC欄が、午前午後表示だったものが、順次24時間表示へ切り替わります。そこは郵便局ですので、一斉ではなくだんだんと変更されていきます。しかし、昭和40年のC欄24時間表示の櫛型印はあまり見かけません。収集分野でもひとつのジャンルになっています。今回の消印は12月ですので、ぎりぎりですね。
2015年12月24日
国際文通週間切手への青色カタカナローラー印
今回は少し変わった色合いの県名カタカナローラー印です。青色のカタカナローラー印で、しかも記念切手への押印です。この消印がもっと判読できるものだったら良いのにと、欲を言えば思います。県名カタカナローラー印は昭和30年前後の大阪郵政、東北郵政管轄内で使用されており(もちろん、東北郵政では昭和40年代前半でも使用されていますが)、この色つきのカタカナローラー印は少しですが見かけます。私も複数コレクションにありますので、後ほど紹介したいと思います。今回はミヤギです。