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2021年05月13日

28008 複素数とベクトル    回転






28008 複素数とベクトル

回転


01


任意の 複素数 Z a+bi

を 点 P で表す


Z1 = cosΘ + i sinΘ

とし

Zを 任意の 複素数とする時

Z・Z1 を 表す 点 Qは

Zを表す点 を 原点 周りに

Θ だけ 回転した 点であることを

証明せよ
P5120001.JPG
02


原点周りで

複素数 Zに 


Z1を かけると

Z・Z1は 


Zを 原点周りに Θ 回転させたもの



なる

ということなのですが


まず 極形式に 揃えないと

都合が悪いので


Zの 偏角と 座標が 任意なので


一般的な 形にしてじゃナイスカ


P5120002.JPG
03

こんな感じに 成るでしょ

これを 掛け合わせると

こうなるんですよ

公式


P5120003.JPG
04

なんでかは?


掛け合わせっるでしょ

展開


整理して


実部 虚部 に分けて


ソレゾレ

コサイン  サイン の 加法定理で

変形すると

こうですよ

P5120004.JPG
05

今のは 

一般的なものだったから



今回の問題では

こうでしょ

P5120005.JPG
06



ナタメ

x軸 と なす角が 一番大きいところ Z・Z1

角 XOQ = α+θ

2番目に大きいところ  Z

角 XOP = α


3番目が 

角 X O Z1  =Θ   Z1



P5120006.JPG

07

一呼吸

極形式は 偏角

絶対値 



P5120007.JPG

08

まず

変換後の 絶対値 の長さは」 

同じ

OQ=OP=r

P5120008.JPG
09

OPから OQに 回転したのだから

偏角の差は

Θ

P5120009.JPG
10

というわけで

任意の 複素数 Zに 


Z1を かけたものは

Zを( Zを表す点Pを )

原点周りに

Θ だけ 回転したものになる


P5120010.JPG

11

まとめると

こうですよね

P5120011.JPG
12


絶対値が 等しくて


偏角が こう変わってると

P5120012.JPG
13

ここで

もし

複素数 Z は そのままに

Z1が i だったら


極形式は

絶対値が 今回は 1


偏角は

複素平面上の 座標から 読み取ると

90度 π/2


P5120013.JPG
14

そうすると

さっきみたいに

掛け算を すると


Zに Z1を かけた後の 絶対値は

変わらない

偏角が 増えている


これは 原点周りに

Zを 90ど 回転した形


P5120014.JPG
15

さらに

今度は

Z

かける


Z1



Z1の 絶対値が r1だったらば

まずは 掛け算

P5120015.JPG
16

偏角は Z1と同じだけ

回転していて


OP から OQに 回転するのに

Θだけ 回転している


絶対値の方は

rが rr1

になっていて


r1倍に 成っている

二つの 三角形の相似から 比の値で

P5120016.JPG
17

それで

偏角 に関しては

掛け算は(乗法)こんな 感じ

P5120017.JPG

18

割り算は (除法)


P5120018.JPG
19


こんな感じで

P5120019.JPG
20

こういった感じに

P5120020.JPG
21

計算問題

次の点と Z との 位置関係を いえ


まず Zの 極形式を

一般的な形に と しておいて


分母の i

を こう考えると



極形式に直せば

絶対値が 1 偏角が 90ど

P5120021.JPG
22

分母を 有理化の様に


P5120022.JPG
23


ここは 加法 定理を

使って

やっていきましたが

P5120023.JPG
24


結果を見れば

除法の 公式を 使えば

一発

だったと 分かるでしょ

P5120024.JPG

25

図に書けば こんな感じですか


P5120025.JPG

26

次は

分子の √2は ちょっと置いといて



分母を極形式に直したらば

P5120026.JPG

27

√ 2が 消えて

P5120027.JPG

28



除法の公式から

こんな感じ

P5120028.JPG
29

これも 消えるのかな

分母を

極形式に なおして

P5120029.JPG
30

あー

やっぱり

うんまく できてますね

P5120030.JPG
31

こんな感じだけど


P5120031.JPG
32

コレダと 分かりづらいから


こんな感じで

P5120032.JPG
33

次の 式を 証明せよ

読んでいただいて


P5120033.JPG

34



まず  Z (P)を Θ 回転するのだけれど


赤い 平行四辺形を考えて

ぴーぜろ ピー


を 原点まで

平行移動して

OQとするでしょ

P5120034.JPG
35

OQは 平行四辺形の 大変で

ぴーぜろ ピー と 等しいので


ベクトルは「 平行移動して 考えていい 」

これは 重要なとこですよ


ぴーぜろ ピー は Z-α


P5120035.JPG

36

OQを 原点周りに

Θ だけ 回転した点を

Q'とすれば


Θ 回転するのは cosΘ + i sinΘ


OQは Z-α
 

だから

P5120036.JPG
37

次に この赤い 平行四辺形で 考えると



OQ'= Z'-α

なので

P5120037.JPG

38


ピーゼロ ぴーを

ピーゼロ ぴーダッシュ


に 持って行った

点Z' は

Z'  = α + (Z-α)(cosΘ + i sinΘ )


よって

Z'-α= (Z-α)(cosΘ + i sinΘ )

P5120038.JPG
39

ラストは

複素平面上に

正方形 ABCD がある

点A,Bの 表す 複素数が

ソレゾレ α 、 β であるとき


点 C 、D の表す 複素数を 求めよ

P5120039.JPG

40


まず 正方形の C について

BAを プラス・マイナス 90ど 

回転 した場所が考えらるるので


回転を 使いたいので

Bを 原点に 平行移動して




BAベクトルは
 
α-β になるので


(ベクトルは 平行どうして 考えてよい )


B'A' ベクトル 

B'を 原点に 平行移動したから


OA'ベクトルは

α-β



P5120040.JPG

41
プラス・マイナス 90度の

回転を 掛け算で


複素数の 回転


P5120041.JPG
42

C
の場所が 二つ 考えられて


C’

C''


P5120042.JPG
43



この回転したものを

元の 位置まで

平行移動すると

点Bの 表す 複素数は β であるので

点Cは β プラス・マイナス (α-β)i

P5120043.JPG
44

同様に 点Dも

今度は 点Aを 原点に 平行移動して

P5120044.JPG
45

ABベクトルは β-α であるので

P5120045.JPG
46

プラス・マイナス回転させたときの

Dを D' 、D''を 計算して

元の 位置に 平行移動すれば

P5120046.JPG
47

まとめまして

こんな感じで


(α 、β は 複素数)

P5120047.JPG

お疲れ様です。



( 晴れ部屋へ 家庭菜園と ざっかや

メニュウ ページ リターン    )






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