2018年11月02日
意外な結果!短期死亡率とは不適切な抗菌薬選択は関連しない 長期予後に関連する
意外な結果!短期死亡率とは不適切な抗菌薬選択は関連しない 長期予後に関連するとは
菌血症に対する不適切な経験的抗菌薬治療(EAT)とは関連しないことが報告されている転帰はどれか。
「SmartestDoc米国版」より出題
正解は「短期死亡率」。
デンマーク・コペンハーゲン近郊で
2007〜2008年に菌血症により入院した患者6,483例を対象に、
経験的抗菌薬治療(EAT)と
1年以内の再発、
短期死亡率(2〜30日以内)、
長期死亡率(31〜365日)
との関連を調べた観察研究によると、
対象患者のうち3,778例(58%)が適切なEATを受け、
1,290例(20%)が不適切なEATを受けており、
残る1,415例(22%)は不明であり、
解析の結果、
不適切なEATは再発(ハザード比=1.25、95%CI 1.03〜1.52)
および長期死亡率(同1.35、1.10〜1.60)と独立して関連したが、
短期死亡率とは関連しなかった(同0.85、0.70〜1.02)ことが報告されている。
Gradel KO, et al. BMC Infect Dis. 2017 Feb 6;17(1):122.
「SmartestDoc米国版」より出題
菌血症に対する不適切な経験的抗菌薬治療(EAT)とは関連しないことが報告されている転帰はどれか。
「SmartestDoc米国版」より出題
正解は「短期死亡率」。
デンマーク・コペンハーゲン近郊で
2007〜2008年に菌血症により入院した患者6,483例を対象に、
経験的抗菌薬治療(EAT)と
1年以内の再発、
短期死亡率(2〜30日以内)、
長期死亡率(31〜365日)
との関連を調べた観察研究によると、
対象患者のうち3,778例(58%)が適切なEATを受け、
1,290例(20%)が不適切なEATを受けており、
残る1,415例(22%)は不明であり、
解析の結果、
不適切なEATは再発(ハザード比=1.25、95%CI 1.03〜1.52)
および長期死亡率(同1.35、1.10〜1.60)と独立して関連したが、
短期死亡率とは関連しなかった(同0.85、0.70〜1.02)ことが報告されている。
Gradel KO, et al. BMC Infect Dis. 2017 Feb 6;17(1):122.
「SmartestDoc米国版」より出題
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