まず、私が言うまでもなく建築費が高騰しています。
戸あたり平均2000万円を超えたと言われています。
都心の物件であればもともとの価格も高いですし、大きなダメージはないでしょう。
ただ、通常のサラリーマンが検討する地域、いわゆる年収400〜600くらいの方が検討する3000万円〜4000万円くらいのマンションにとっては相当のダメージ。
埼玉や千葉でよく見る1980万円〜というような郊外バス便価格も不可能になってきています。
マンションデベロッパーはとりあえずの価格を下げるために部屋の面積を下げてきます。
今週のネット版スーモ、新築マンション今週の新着の欄を見てみてください。
すでに価格転嫁(面積縮小)したアンポンタン物件が出てきました。
・プレシス南砂町DOUX 南砂町駅徒歩8分 55.71m2〜73.45m2
・センチュリー五反野 五反野駅徒歩13分 58.76m2〜84m2
本来であればこの広さを分譲する地域ではありません。
ただ、上記2物件は腐っても東京なので100歩譲って目をつぶりましょう・・・
もっと強力な物件があったので。
・パレステージ大宮大和田 大和田駅徒歩3分 50.08m2〜87.51m2
じぇじぇじぇ!!!野田線沿線でDINKS向け?!!!!
2LDKが2300万円台〜とのことですが、仮に2380万円として坪単価158万円。
今後はさらに建築費高騰が影響してきますからこれでも安く感じてしまう時代になるのか。
この物件、幸い室内設備などはケチっていません。
ただ、駐車場は61戸中、6台のみ。
駐車場減らして戸数を稼いでいます。ありえない〜
大和田常務!!謝罪していただきましょうか!!
なんだかバブル期を思い出しますね。
あの時も郊外は50uくらいのマンションが主流でした。
狭くしないと買えない価格でしたからね。駐車場もあまり設置できてませんでした。
ただ10年くらいしたら価格も落ち着き、2002年〜2005年くらいは買い時に。
あの時は建築費絡みではないものの、今回も10年くらいで落ち着くのかなぁと勝手に予想。
マンションマニアとして今後のマンション市場についてまとめると
2013年 建築費高騰!これから発表されるマンションは部屋の面積縮小
2014年 建築費高騰前の物件が徐々に売れていく
2015年 新築マンションの在庫が品薄に 中古マンション市場、戸建市場が活性化
2016年 耐えられなくなったデべがお倒産
2020年 東京オリンピック開催 建築費が落ち着く
2023年 この年くらいに完成する新築マンションから現実的な価格、広さに戻る
勝手ながら上記のように予想いたします。
ですので新築マンションを買うなら、現在ある完成在庫から購入してしまうのも十分ありだと思います。
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