召喚王子ユリウス 光のプリンスと闇の継承者 (角川ビーンズ文庫)／葵ゆう

本作でシリーズ完結ということで期待して読んだのですが・・・
驚愕の1冊でした。
以前の作品までは
まぁそれなりに世界観も良く、絵も美麗で良かったです。
しかしうっかのストーリーの終わらせ方です。
なんと

天空の城ラピュタなのです！！

・主人公には隠されたもう1つの名前が！
・主人公と敵は1000年前の王族の子孫で、
　その国の力で世界を征服しようとしている。
・けして言ってはいけない秘密の呪文がある。
・呪文を言うとき怖いならいっしょに言おうと
　手を合わせて呪文を唱える。

いや〜本当びっくりしました。
しかも、あとがきを見るとこの話の終わらせ方は
はじめから決めていたそうな。
「これはパクリですよ」と
編集さんが止めてあげればよかったのに。
よく許可がおりたものです。
マイナー作品からのパクリも許せませんが
国民的名作をパクルなんて・・・。
残念でなりません。