2024年04月29日
数学I・A 過去問を丁寧に解説【第1回】
今日から英語だけでなく、他の教科について記事にしていこうと思います。
まずは数学から!
設問の出題は、今回は大学入学共通試験(筆者の時代はセンター試験)から引用させてもらいます。
第1問 実数a、b、cが @a+b+c=1 Aa2+b2+c2=13
(1)(a+b+c)2を展開した式において、
ab+bc+ca=( 1⃣ 2⃣ )
であることから
(a−b)2+(b−c)2+(c−a)2=( 3⃣ 4⃣)
という問題です。1⃣から4⃣には数字もしくは記号が入るわけですね。
さて、大学共通試験というわけでそこまで難しいわけではありませんが、細かく解説をいれて解いていきましょう。
まず、(a+b+c)2の式を展開します。
計算過程:
(a+b+c)2
=(a+b+c)(a+b+c)
=a2+ab+ac+ab+b2+bc+ac+bc+c2
=a2+b2+c2+2ab+2bc+2ca
ここで、a2+b2+c2=13を代入すると、
(a+b+c)2=13+2(ab+ac+bc) となります。
では、残りのa+b+c=1を代入すると、
(1)2=13+2(ab+ac+bc)
2(ab+bc+ca)=−12
ab+bc+ca=−12/2=−6
というわけで、1⃣には−、2⃣には6が入ります。
次回はこの続きから解説していこうと思います。
まずは数学から!
設問の出題は、今回は大学入学共通試験(筆者の時代はセンター試験)から引用させてもらいます。
第1問 実数a、b、cが @a+b+c=1 Aa2+b2+c2=13
(1)(a+b+c)2を展開した式において、
ab+bc+ca=( 1⃣ 2⃣ )
であることから
(a−b)2+(b−c)2+(c−a)2=( 3⃣ 4⃣)
という問題です。1⃣から4⃣には数字もしくは記号が入るわけですね。
さて、大学共通試験というわけでそこまで難しいわけではありませんが、細かく解説をいれて解いていきましょう。
まず、(a+b+c)2の式を展開します。
計算過程:
(a+b+c)2
=(a+b+c)(a+b+c)
=a2+ab+ac+ab+b2+bc+ac+bc+c2
=a2+b2+c2+2ab+2bc+2ca
ここで、a2+b2+c2=13を代入すると、
(a+b+c)2=13+2(ab+ac+bc) となります。
では、残りのa+b+c=1を代入すると、
(1)2=13+2(ab+ac+bc)
2(ab+bc+ca)=−12
ab+bc+ca=−12/2=−6
というわけで、1⃣には−、2⃣には6が入ります。
次回はこの続きから解説していこうと思います。
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