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2024年05月08日
政治・経済 【過去問から学ぼう:第5回】
前回と続きで、「大学入学共通テスト」から学んでいきましょう。
設問1
国の法制度(A)や地方自治体(B)に関心がある生徒Xと生徒Yは、自分たちが住むJ市のまちづくりの取り組みについて調べている。
かつて、K寺の門前町として栄えたJ市(C)には、多くの観光客が訪れており、K寺はJ市の重要な観光資源となっている。市の中心市街地は、駅からK寺へ至る表参道としての中央通りを中心に発展してきた。駅前には大型店舗が集まり、表参道には個人商店が軒を並べている。また、K寺の門前には空き家(D)などをリノベーションした店舗やカフェが多数立地し、地元の農産物(E)を加工した食品を販売している。
生徒たちがJ市のWebページを調べたところ、市が「市街地活性化プラン」を策定し、次のような事業を展開しているのが分かった。
空き家等活用事業:
空き家等を活用し、店舗やカフェ、民泊などの施設として利用する場合に、改修費や設備費を補助するとともに、長期的な安定経営をめざし、経営指導員による継続的指導を行う。
歴史的街なみ整備事業:
K寺周辺地区の歴史ある街なみを保全し、伝統と文化が感じられる景観を形成することを目的に、まちづくり協定で規定する範囲の景観の整備に対する助成を行うとともに、道路の美装化を進める。
生徒たちはとくに空き家などの活用に関心を持ち、空き家や民泊(F)に関する法律(G)についても、立法過程(H)を含め、調べてみることにした。
問6 下線部Fについて、生徒Xと生徒Yは次のような会話をしている。空欄に入る言葉を選択しろ
X:住宅宿泊事業法が制定されて、住宅を宿泊事業に用いる民泊が解禁されたと聞くけど、うちのJ市も空き家を活用した民泊を推進しているらしいね。でも、同じく宿泊施設であるホテルや旅館の経営者の一部からは、経営への悪影響を懸念して規制すべきという声もでているらしいよ。
Y:( ア )を支持する考えからすれば、民泊がたくさんできると、利用者の選択肢が増え利便性が上がるだろうし、将来的には観光客の増加と地域経済の活性化につながって、いいことなんだけどね。
X:問題もあるんだよ。たとえば、閑静な住宅街やマンションの中に民泊ができたら、夜間の騒音とか、周辺住民とトラブルが生じることがあるよね。彼らの生活環境を守るための対策が必要なんじゃないかな。
Y民泊の営業中に実際に周囲に迷惑をかけているなら個別に対処しなければならないよね。でも、自身の所有する住宅で民泊を営むこと自体は財産権や営業の自由にかかわることだし、利用者の選択を狭めてはいけないよね。だから、住宅所有者が民泊事業に新たに参入することを制限するのはダメだよ。その意味で、( イ )ことには反対だね。
選択肢
( ア ) 規制強化 or 規制緩和
( イ ) 住宅街において民泊事業を始めることを地方議会が条例で禁止する or
夜間の激しい騒音を改善するように民泊事業者に行政が命令する
では、解説していきます。
この問題は、国語の問題ですね。
きちんと文章を読んでいるかどうか、それだけです。
Yは話からすると民泊の推進派であり、行政が強権を発動して何かしらの規制することに対して反対派と取れる発言をしています。
ということから、( ア )には「規制緩和」、( イ )には「住宅街において民泊事業を始めることを地方議会が条例で禁止する」が入ります。
↓ 参考書については、時間があるときによさげなものを紹介ようにします。旺文社の参考書は問題が多いのが特徴なので、試験慣れには向いているとは思いますよ!
今回もありがとうございました。
設問1
国の法制度(A)や地方自治体(B)に関心がある生徒Xと生徒Yは、自分たちが住むJ市のまちづくりの取り組みについて調べている。
かつて、K寺の門前町として栄えたJ市(C)には、多くの観光客が訪れており、K寺はJ市の重要な観光資源となっている。市の中心市街地は、駅からK寺へ至る表参道としての中央通りを中心に発展してきた。駅前には大型店舗が集まり、表参道には個人商店が軒を並べている。また、K寺の門前には空き家(D)などをリノベーションした店舗やカフェが多数立地し、地元の農産物(E)を加工した食品を販売している。
生徒たちがJ市のWebページを調べたところ、市が「市街地活性化プラン」を策定し、次のような事業を展開しているのが分かった。
空き家等活用事業:
空き家等を活用し、店舗やカフェ、民泊などの施設として利用する場合に、改修費や設備費を補助するとともに、長期的な安定経営をめざし、経営指導員による継続的指導を行う。
歴史的街なみ整備事業:
K寺周辺地区の歴史ある街なみを保全し、伝統と文化が感じられる景観を形成することを目的に、まちづくり協定で規定する範囲の景観の整備に対する助成を行うとともに、道路の美装化を進める。
生徒たちはとくに空き家などの活用に関心を持ち、空き家や民泊(F)に関する法律(G)についても、立法過程(H)を含め、調べてみることにした。
問6 下線部Fについて、生徒Xと生徒Yは次のような会話をしている。空欄に入る言葉を選択しろ
X:住宅宿泊事業法が制定されて、住宅を宿泊事業に用いる民泊が解禁されたと聞くけど、うちのJ市も空き家を活用した民泊を推進しているらしいね。でも、同じく宿泊施設であるホテルや旅館の経営者の一部からは、経営への悪影響を懸念して規制すべきという声もでているらしいよ。
Y:( ア )を支持する考えからすれば、民泊がたくさんできると、利用者の選択肢が増え利便性が上がるだろうし、将来的には観光客の増加と地域経済の活性化につながって、いいことなんだけどね。
X:問題もあるんだよ。たとえば、閑静な住宅街やマンションの中に民泊ができたら、夜間の騒音とか、周辺住民とトラブルが生じることがあるよね。彼らの生活環境を守るための対策が必要なんじゃないかな。
Y民泊の営業中に実際に周囲に迷惑をかけているなら個別に対処しなければならないよね。でも、自身の所有する住宅で民泊を営むこと自体は財産権や営業の自由にかかわることだし、利用者の選択を狭めてはいけないよね。だから、住宅所有者が民泊事業に新たに参入することを制限するのはダメだよ。その意味で、( イ )ことには反対だね。
選択肢
( ア ) 規制強化 or 規制緩和
( イ ) 住宅街において民泊事業を始めることを地方議会が条例で禁止する or
夜間の激しい騒音を改善するように民泊事業者に行政が命令する
では、解説していきます。
この問題は、国語の問題ですね。
きちんと文章を読んでいるかどうか、それだけです。
Yは話からすると民泊の推進派であり、行政が強権を発動して何かしらの規制することに対して反対派と取れる発言をしています。
ということから、( ア )には「規制緩和」、( イ )には「住宅街において民泊事業を始めることを地方議会が条例で禁止する」が入ります。
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今回もありがとうございました。
英語 長文読解に挑戦しよう【第3回】
では、昨日の続きから始めたいと思います。
↓ 以下の長文は分かりやすくするため、つながっている部分は1文ごとに改行、段落は2個分改行を行います。
問
Native American and Canadian Indian tribes have passed down stories going back thousands of years about giant ape-men, or Bigfoot, living in the forest of the western United States and Canada.
They called these creature Sasquatch, Yerin, or Mountain Devils.
Regardless of the name, the descriptions of these animals are usually the same.
The Bigfoot is usually described as being very tall, well over two meters.
It is covered in thick, dark hair and usually gives off a bad odor.
The Bigfoot's body is usually very muscular and ape-like, yet it walks upright and has a face more similar to that of humans than of apes.
For the most part, these creatures appear not to be violent or aggressive.
Big foot sightings are usually of lone, or single, creatures, but there have been reports of people seeing groups, or families, of Bigfoot.
People in other countries also tell stories of similar ape-men.
In the Himalayas, a mountain range in Nepal, people call these creatures Yeti, or Abominable Snowmen.
The Africans call them Ngoloko, and the Chinese tell stories of Gin-sung, or Bearman.
Though sightings have been reported for centuries, is there any scientific evidence for the existence of these creatures?
Some say yes, and others say no.
Dr. Grover Krantz, a physical anthropologist at the University of Oregon, believes that Bigfoot may be a type of creature known as a Gigantopithecus.
A Gigantopithecus is an animal that lived in Asia over 300,000 years ago and looked like a mix between an ape and a very large man.
Dr. Krantz believes that these animals, which lived long before humans, may have migrated from Asia and decided to settle in the heavily wooded area of the Pacific Northwest, where food was plentiful.
Is it possible that creatures like these could have survived for so many years unknown to humans?
Cryptozoologists compare the case of Bigfoot to that of the coelacanth.
The coelacanth is a type of fish that was believed to have gone extinct over 70 million years ago, but this fish has been discovered to be still living off the coast of South Africa.
Cryptozoologists believe that the animals that we now call Bigfoot have been able to survive by living in an area that people, until recently, have seldom gone.
There are, however, some questions that science has been unable to answer.
For example, why have no dead Bigfoot bodies ever been discovered?
And where is the physical proof of their existence?
Bigfoot researchers point out that it is unusual to find the dead remains of any animal in the forest.
Most of the time, they say, other animals eat the remains soon after death; this may be the case for Bigfoot, too.
Many skeptics, people who do not believe in Bigfoot, say that the videos and photographs of Bigfoot are really pictures of people wearing ape costumes.
They also believe that the Bigfoot footprints are really the footprints of bears, or footprints made by tricksters trying to fool scientists.
It is possible that we may never know the truth about these animals.
If they have avoided being seen for the last several thousand years, then maybe they will stay hidden for another several thousand.
Or it may be that as we humans go deeper and deeper into the forest of Northwest America and Canada, we may finally come face to face with the elusive Bigfoot.
今回はこの文章を解説、数回に分けて解説し、以降に設問を解いていこうと思います。
第4段落
〇Is(=V) it possible(=C) [≪that≫ creatures(=S)[ like these](=creaturesの修飾) could have survived(=V) [for so many years unknown to humans](=survivedの説明)]]?
まず、「it」は「that」を指していて、倒置文となっています。
なので訳としては、「thatの内容は可能か?」となります。
で、that節ですが、「these」みたいに「creatures」は「人間に知られることなく、多くの年を生きつづける」、みたいな感じになります。
この「like」は動詞の「like」ではなく、「似ている」という意味で使われる「前置詞」です。
〇Cryptozoologists(=S) compare(=V) the case(=O) [of Bigfoot] ≪to≫ that(=the case) [of the coelacanth]
まず、compare A to Bですね。AとBを比較する、といった意味ですね。
なので、「Cryptozoologists」は「Bigfoot」の「case」と「coelacanth」の「case」を比較する、となります。
〇The coelacanth(=S) is(=V) a type(=C) [of fish] [≪that≫ was believed(=V) [to have gone] extinct over 70 million years ago](=fishの説明), ≪but≫ this fish(=S) has been discovered(=V) [to be still living off the coast of South Africa]
※「live off」:〜で生きていく、「extinct」:絶滅した
この文章は、
「coelacanth」は魚の1種です、が、この魚は「the coast of South Africa」で生きているのを発見された
といった感じですね。
that節で「fish」の内容を説明していますが、内容が分からなくても問題ない部分ですねw
〇Cryptozoologists(=S) believe(=V) [≪that≫ the animals(=S) [≪that≫ we(=S) now call(=V) Bigfoot(=O)](=animalsの説明) have been able to survive [by living in an area [that people, ≪until recently≫, have seldom gone](=areaの説明)](=surviveの説明)](=O)
なんやらややこしい文章ですが、主文だけ見ると、
「Cryptozoologists」は「that節」を信じている、となります。
that節も
[私たちが「Bigfoot」と呼んでいる]動物は、[人々が行くことが少ない][地域で生活して]生きることが可能だった
みたいな感じですね。
第5段落
〇There are(=V), ≪however≫, some questions(=S) [≪that≫ science has been unable to answer](=questionの説明)
この文章は文法的には上記のような形ですね。
「science」は答えられない問題がある、といった感じですね。
〇≪For example≫, why have no dead Bigfoot bodies ever been discovered?
疑問形なので文章を一度ちゃんとした位置に戻してみると、
no dead Bigfoot bodies have ever been discovered ⇒ 何となく死体が見つかってないのはなぜ?的な意味ですね
〇And where is(=V) the physical proof of their existence(=S)?
彼らが存在した「physical proof」はどこにあるか?といった具合ですね。
〇Bigfoot researchers(=S) point(=V) out [≪that≫ it is(=V) unusual(=C)[ to find the dead remains of any animal in the forest](=unusualの内容)](=point put の内容)
※「point out」:指摘する
「Bigfoot researchers」は「that節」を指摘する といった感じですね。
で、「that節」の「it」は、今まで散々出てきた倒置法で、「to find the dead remains of any animal in the forest」を指します。
〇≪Most of the time≫, they(=Bigfoot researchers=S) say(=V), [other animals(=S) eat(=V) the remains(=O) [soon after death](=remainの状態説明)](=sayの内容); this may be the case for Bigfoot, too
※「remain」(名詞):残骸
この文章はあまり説明する部分がありませんね…主文は「彼らは言った」ですからね…w
〇Many skeptics, [people who do not believe in Bigfoot](=skepticsの内容), say(=V) [≪that≫ the videos and photographs of Bigfoot(=S) are(=V) really pictures of people(=C) [wearing ape costumes](peopleを修飾)](=sayの内容(目的語)=O)
主文だけを見ると、多くの「skeptics」は「that節」を言う、となります
「skeptics」は、「Bigfoot」を信じない人たち、という説明もされていますね。
「that節」もそこまで難しいことはなく、「Bigfoot」のビデオや写真は[猿の格好をした]人の写真だ、といった感じですね。
〇They(=「skeptics」=S) ≪also≫ believe(=V) [≪that≫ the Bigfoot footprints(=S) are(=V) really the footprints(=C) [of bears, or footprints made by tricksters trying to fool scientists](=footprintの説明)](=believeの内容=O)
この文章も前の文章の流れを汲んでいて、「skeptics」がどう思っているのかが書いてあります。
「that節」を見てみると、「the Bigfoot footprints」=「the footprintsof bears, or footprints made by tricksters trying to fool scientists」となっていて、「Bigfoot」の物じゃないと思っているという感じです。
あと最後1段落を残すまでになりました。次回も続きから、+αで問題も解けたらと思います。
↓ おすすめの参考書は載せておきますが、まずは自分のレベルに合った参考書を選びましょう。参考書の選び方はまた別の機会(サブブログ)でやろうと思います
↓ 以下の長文は分かりやすくするため、つながっている部分は1文ごとに改行、段落は2個分改行を行います。
問
Native American and Canadian Indian tribes have passed down stories going back thousands of years about giant ape-men, or Bigfoot, living in the forest of the western United States and Canada.
They called these creature Sasquatch, Yerin, or Mountain Devils.
Regardless of the name, the descriptions of these animals are usually the same.
The Bigfoot is usually described as being very tall, well over two meters.
It is covered in thick, dark hair and usually gives off a bad odor.
The Bigfoot's body is usually very muscular and ape-like, yet it walks upright and has a face more similar to that of humans than of apes.
For the most part, these creatures appear not to be violent or aggressive.
Big foot sightings are usually of lone, or single, creatures, but there have been reports of people seeing groups, or families, of Bigfoot.
People in other countries also tell stories of similar ape-men.
In the Himalayas, a mountain range in Nepal, people call these creatures Yeti, or Abominable Snowmen.
The Africans call them Ngoloko, and the Chinese tell stories of Gin-sung, or Bearman.
Though sightings have been reported for centuries, is there any scientific evidence for the existence of these creatures?
Some say yes, and others say no.
Dr. Grover Krantz, a physical anthropologist at the University of Oregon, believes that Bigfoot may be a type of creature known as a Gigantopithecus.
A Gigantopithecus is an animal that lived in Asia over 300,000 years ago and looked like a mix between an ape and a very large man.
Dr. Krantz believes that these animals, which lived long before humans, may have migrated from Asia and decided to settle in the heavily wooded area of the Pacific Northwest, where food was plentiful.
Is it possible that creatures like these could have survived for so many years unknown to humans?
Cryptozoologists compare the case of Bigfoot to that of the coelacanth.
The coelacanth is a type of fish that was believed to have gone extinct over 70 million years ago, but this fish has been discovered to be still living off the coast of South Africa.
Cryptozoologists believe that the animals that we now call Bigfoot have been able to survive by living in an area that people, until recently, have seldom gone.
There are, however, some questions that science has been unable to answer.
For example, why have no dead Bigfoot bodies ever been discovered?
And where is the physical proof of their existence?
Bigfoot researchers point out that it is unusual to find the dead remains of any animal in the forest.
Most of the time, they say, other animals eat the remains soon after death; this may be the case for Bigfoot, too.
Many skeptics, people who do not believe in Bigfoot, say that the videos and photographs of Bigfoot are really pictures of people wearing ape costumes.
They also believe that the Bigfoot footprints are really the footprints of bears, or footprints made by tricksters trying to fool scientists.
It is possible that we may never know the truth about these animals.
If they have avoided being seen for the last several thousand years, then maybe they will stay hidden for another several thousand.
Or it may be that as we humans go deeper and deeper into the forest of Northwest America and Canada, we may finally come face to face with the elusive Bigfoot.
今回はこの文章を解説、数回に分けて解説し、以降に設問を解いていこうと思います。
第4段落
〇Is(=V) it possible(=C) [≪that≫ creatures(=S)[ like these](=creaturesの修飾) could have survived(=V) [for so many years unknown to humans](=survivedの説明)]]?
まず、「it」は「that」を指していて、倒置文となっています。
なので訳としては、「thatの内容は可能か?」となります。
で、that節ですが、「these」みたいに「creatures」は「人間に知られることなく、多くの年を生きつづける」、みたいな感じになります。
この「like」は動詞の「like」ではなく、「似ている」という意味で使われる「前置詞」です。
〇Cryptozoologists(=S) compare(=V) the case(=O) [of Bigfoot] ≪to≫ that(=the case) [of the coelacanth]
まず、compare A to Bですね。AとBを比較する、といった意味ですね。
なので、「Cryptozoologists」は「Bigfoot」の「case」と「coelacanth」の「case」を比較する、となります。
〇The coelacanth(=S) is(=V) a type(=C) [of fish] [≪that≫ was believed(=V) [to have gone] extinct over 70 million years ago](=fishの説明), ≪but≫ this fish(=S) has been discovered(=V) [to be still living off the coast of South Africa]
※「live off」:〜で生きていく、「extinct」:絶滅した
この文章は、
「coelacanth」は魚の1種です、が、この魚は「the coast of South Africa」で生きているのを発見された
といった感じですね。
that節で「fish」の内容を説明していますが、内容が分からなくても問題ない部分ですねw
〇Cryptozoologists(=S) believe(=V) [≪that≫ the animals(=S) [≪that≫ we(=S) now call(=V) Bigfoot(=O)](=animalsの説明) have been able to survive [by living in an area [that people, ≪until recently≫, have seldom gone](=areaの説明)](=surviveの説明)](=O)
なんやらややこしい文章ですが、主文だけ見ると、
「Cryptozoologists」は「that節」を信じている、となります。
that節も
[私たちが「Bigfoot」と呼んでいる]動物は、[人々が行くことが少ない][地域で生活して]生きることが可能だった
みたいな感じですね。
第5段落
〇There are(=V), ≪however≫, some questions(=S) [≪that≫ science has been unable to answer](=questionの説明)
この文章は文法的には上記のような形ですね。
「science」は答えられない問題がある、といった感じですね。
〇≪For example≫, why have no dead Bigfoot bodies ever been discovered?
疑問形なので文章を一度ちゃんとした位置に戻してみると、
no dead Bigfoot bodies have ever been discovered ⇒ 何となく死体が見つかってないのはなぜ?的な意味ですね
〇And where is(=V) the physical proof of their existence(=S)?
彼らが存在した「physical proof」はどこにあるか?といった具合ですね。
〇Bigfoot researchers(=S) point(=V) out [≪that≫ it is(=V) unusual(=C)[ to find the dead remains of any animal in the forest](=unusualの内容)](=point put の内容)
※「point out」:指摘する
「Bigfoot researchers」は「that節」を指摘する といった感じですね。
で、「that節」の「it」は、今まで散々出てきた倒置法で、「to find the dead remains of any animal in the forest」を指します。
〇≪Most of the time≫, they(=Bigfoot researchers=S) say(=V), [other animals(=S) eat(=V) the remains(=O) [soon after death](=remainの状態説明)](=sayの内容); this may be the case for Bigfoot, too
※「remain」(名詞):残骸
この文章はあまり説明する部分がありませんね…主文は「彼らは言った」ですからね…w
〇Many skeptics, [people who do not believe in Bigfoot](=skepticsの内容), say(=V) [≪that≫ the videos and photographs of Bigfoot(=S) are(=V) really pictures of people(=C) [wearing ape costumes](peopleを修飾)](=sayの内容(目的語)=O)
主文だけを見ると、多くの「skeptics」は「that節」を言う、となります
「skeptics」は、「Bigfoot」を信じない人たち、という説明もされていますね。
「that節」もそこまで難しいことはなく、「Bigfoot」のビデオや写真は[猿の格好をした]人の写真だ、といった感じですね。
〇They(=「skeptics」=S) ≪also≫ believe(=V) [≪that≫ the Bigfoot footprints(=S) are(=V) really the footprints(=C) [of bears, or footprints made by tricksters trying to fool scientists](=footprintの説明)](=believeの内容=O)
この文章も前の文章の流れを汲んでいて、「skeptics」がどう思っているのかが書いてあります。
「that節」を見てみると、「the Bigfoot footprints」=「the footprintsof bears, or footprints made by tricksters trying to fool scientists」となっていて、「Bigfoot」の物じゃないと思っているという感じです。
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数学I・A 過去問を丁寧に解説【第9回】
GWが終わって2日目、連休明けでなかなかエンジンもかからないと思いますが、頑張っていきましょう。
引き続き、大学入学共通テストから問題を解いていこうと思います。
問 5<q<9とする。
全体集合Uを実数全体の集合とし、Uの部分集合をA,Bを
A={x|x2−6x+q<0}
B={x|x2+qx−6<0} とする。
Uの部分集合Xに対し、Xの補集合Xと表す。
この時の @x∈Aは、x∈Bであるための( )
Ax∈Bは、x∈Aであるための( )
()に入る条件を記せ。
では、解説していきます。
まずはAの式から解いていきます。条件としては、5<q<9ですが、qに5と9を入れた式で計算してみて、そこを含まないように考えることで、集合Aを考えます。
q=5 ⇒ x2−6x+5=0 ⇒(x−5)(x−1)=0 ⇒ 1<x<5
q=9 ⇒ x2−6x+9=0 ⇒(x−3)2=0 ⇒ 該当なし
同じようにBも考えます
q=5 ⇒ x2+5x−6=0 ⇒(x+6)(x−1)=0 ⇒ −6<x<1
q=9 ⇒ x2+9x−6=0 ⇒ 素直に因数分解できないので、解の公式で求めます
x=−9±√92−4×1×−6=−9±√105
2 2
なので、集合Aは1<x<5の実数、集合Bは−9±√105/2<x<1で重なる部分はありません。
となると、x∈Aは、x∈Bであるための「必要条件でも、十分条件でもない」になります。
また、x∈Bは、x∈Aについては、B→Aは真ですが、A→Bは含まれないものがあるので偽となり、x∈Bは、x∈Aであるための「十分条件であるが、必要条件ではない」になります。
↓ 参考書の中では高いものになりますが、数学も数をこなすことで試験慣れできるのでお勧めです。ただし、公式や基本的なことはできるようになった後でないと、応用だけできる人になってしまうので、気を付けてください。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
引き続き、大学入学共通テストから問題を解いていこうと思います。
問 5<q<9とする。
全体集合Uを実数全体の集合とし、Uの部分集合をA,Bを
A={x|x2−6x+q<0}
B={x|x2+qx−6<0} とする。
Uの部分集合Xに対し、Xの補集合Xと表す。
この時の @x∈Aは、x∈Bであるための( )
Ax∈Bは、x∈Aであるための( )
()に入る条件を記せ。
では、解説していきます。
まずはAの式から解いていきます。条件としては、5<q<9ですが、qに5と9を入れた式で計算してみて、そこを含まないように考えることで、集合Aを考えます。
q=5 ⇒ x2−6x+5=0 ⇒(x−5)(x−1)=0 ⇒ 1<x<5
q=9 ⇒ x2−6x+9=0 ⇒(x−3)2=0 ⇒ 該当なし
同じようにBも考えます
q=5 ⇒ x2+5x−6=0 ⇒(x+6)(x−1)=0 ⇒ −6<x<1
q=9 ⇒ x2+9x−6=0 ⇒ 素直に因数分解できないので、解の公式で求めます
x=−9±√92−4×1×−6=−9±√105
2 2
なので、集合Aは1<x<5の実数、集合Bは−9±√105/2<x<1で重なる部分はありません。
となると、x∈Aは、x∈Bであるための「必要条件でも、十分条件でもない」になります。
また、x∈Bは、x∈Aについては、B→Aは真ですが、A→Bは含まれないものがあるので偽となり、x∈Bは、x∈Aであるための「十分条件であるが、必要条件ではない」になります。
↓ 参考書の中では高いものになりますが、数学も数をこなすことで試験慣れできるのでお勧めです。ただし、公式や基本的なことはできるようになった後でないと、応用だけできる人になってしまうので、気を付けてください。
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次回もどうぞよろしくお願いいたします。
英語 文法について【第17回】
GWも終わって、これから通常の日常が戻ってくるわけですが、5月病にならないように頑張っていきましょう。
では、本日の問題です。
問15 They did everything they could, but all their efforts were ( ).
選択肢は、@in vain Afor something Bat a loss Cin the end です。
では、見ていきましょう。
They(=S) did(=V) everything(=O)[『that』(=省略) they could](=everythingを修飾),
≪but≫ all their effort(=S) were(=V) ( ).
訳:彼らは、彼らがやれることをすべてやった、が、すべての努力は( )だった。
となります。
では、選択肢をみてみましょう。
@in vain:無駄に Afor something:何かのために Bat a loss:途方に暮れて Cin the end:最終的には
butがあるので、前半の分に対して、後半の部分は否定の文章になります。
となると、答えは@となります。意味的にも@がしっくりきますしね。
↓ 以下のような参考書も使いつつ、英文法や英語の問題への慣れを磨いていきましょう!
では、次回以降もよろしくお願いいたします。
では、本日の問題です。
問15 They did everything they could, but all their efforts were ( ).
選択肢は、@in vain Afor something Bat a loss Cin the end です。
では、見ていきましょう。
They(=S) did(=V) everything(=O)[『that』(=省略) they could](=everythingを修飾),
≪but≫ all their effort(=S) were(=V) ( ).
訳:彼らは、彼らがやれることをすべてやった、が、すべての努力は( )だった。
となります。
では、選択肢をみてみましょう。
@in vain:無駄に Afor something:何かのために Bat a loss:途方に暮れて Cin the end:最終的には
butがあるので、前半の分に対して、後半の部分は否定の文章になります。
となると、答えは@となります。意味的にも@がしっくりきますしね。
↓ 以下のような参考書も使いつつ、英文法や英語の問題への慣れを磨いていきましょう!
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価格:1210円 |
では、次回以降もよろしくお願いいたします。