2010年06月04日
ヤットか俊輔か、それとも本田か?
今日のコートジボワール戦は、親善試合の後に、さらに45分1本の練習試合をするらしいです。
最近使ってない選手の試合勘を落とさない様にするのが目的だとか。
と言う事は、最初の親善試合の90分は、
韓国、イングランドの流れのままのスタメンで行くと言う事ですね。
FW 岡崎
MF 大久保 本田
DMF 遠藤 長谷部 阿部
DF 長友 闘莉王 中澤 今野
これがイングランド戦の時のスタメンですが、
注目すべきは、中盤でのゲームメイクをどう構築するのか?と言う事ですね。
おそらくは、ゲーム開始時は、メンバーはこのままで、
遠藤をもう少し高めに配置して、攻撃の中心にさせる事でゲームメイクさせるのでしょう。
そこで、
◯守備が安定するのかどうか?
◯フィニッシュまでの道筋が改善されるかどうか?
をテストするものと思われます。
もし、これで機能すれば、残念ながら俊輔はサブに回る事になりますね。
機能しない場合は、遠藤に変えて俊輔と言うのが、もっとも普通に考えられるやり方ですね。
本来ならば、遠藤と俊輔を同時に使いたいところでしょう。
1枚ならばパスの供給元は限定される訳で、
相手チームからしても押さえやすくなりますからね。
しかし、残念ながら、遠藤も俊輔もディフェンス的にみれば、
お世辞にも優先させられるメンバーとは言えません。
そうなれば、ワールドカップ本戦では、
ディフェンスを最優先させなければ、先は見えて来ないので、
使うならばどちらか片方という事になります。
予選の時とはメンバーも違えば、戦い方も変わりますし、
日本国民的にみれば、期待しているスタメンと違ってしまいますが、
ディフェンシブにして、カウンター攻撃の道筋を整備する。
これが今の日本のレベルのチームが、”世界”と戦う時の
現実と言うものですから、仕方がないところでしょう。
遠藤が良いのか?俊輔が良いのか?
はたまた、孤立したままで機能しないのならば、本田を下げるべきなのか?
今日の試合が本番に向けて、本当に最後のテストの場になりますので、
いずれのパターンも試して、また答えが出れば良いと思います。
普通に考えれば、遠藤よりも俊輔の方が、ラストパスの精度は高いと思うので、
フィニッシュには近くなる様に思うのですが、
様々な要因があるので、イメージだけでは語れない部分ですね。。。
あと、個人的には、今野ではなく、内田や駒野では、本当に守備が安定しないのかどうか?も
ハッキリ試合で見せて欲しいものです。