2011年04月12日
Intel SSD 320シリーズ
Intelより新発売のSSDの320シリーズが、店頭に出回り始めましたね。
SSDの説明は今更不要だと思いますが、
簡単に言えば、フラッシュメモリを使った大容量の記憶装置で、
主にPCの起動用ディスクを主目的としたHDDにかわるものです。
HDDは現在2TBの品で8000円程度まで価格が下がっており、
当然これに代わるコストパフォーマンスの良い大容量の記憶装置は無い訳ですが、
対してSSDは、64GBで10000円程度(性能などにより価格はそれぞれ)と、
容量に対する価格では比べものにはなりません。
しかし、データの読み出し、書き込みはHDDよりも遥かに高速ですので、
WindowsなどのOSをインストールし、PCの起動のために使うには
最適のドライブだと言えます。
またHDDとは違って物理的な駆動部分がありませんので、
○持ち運び時の耐衝撃性
○消費電力
○動作騒音
などの面でも遥かに優れた品物といえるでしょう。
ですから、PCにはSSDとHDDの二つのドライブを搭載し、
起動用にはSSD、データ記憶用にはHDDなどとすると快適な環境が作れる訳です。
#もしくは外部接続のHDDに任せてしまうw
で、Intel社からこの度SSDの新シリーズ「320」が発売されました。
よくご存知の方なら、
「あれ?先日510シリーズを発売したばかりでは??」
って思われるかもしれませんが、
320シリーズと510シリーズでは性格が異なる製品といえます。
510シリーズは、より高速性を求めた製品であるのに対し、
320シリーズは、低価格性、大容量化を進めた製品であり、
510シリーズに比べると、単純な読み書きのスピードには劣るものの
ランダムアクセススピードを引き上げる事で、実質の使用感としては
非常に快適な使用感を得られる事が得られるとのテスト結果が
各ベンチマークテストにより明らかにされています。
また消費電力も510よりも320の方が優れておりますので、
ノートPC用などには320シリーズの方が最適と言える様です。
容量的には、まだまだ高価な品なのかもしれませんが、
少し古くなったPCなどでも、
SSDに換装する事で驚くほどの高速化効果が得られる事もありますし、
HDDが故障してしまった等の”何か”があった際のタイミングには
積極的にSSDの導入をお考えになった方が良いと思います。
参考までに intel SSD ラインナップは以下の通りです。
#価格は2011/04/12現在での参考価格です。
510シリーズ(SATA 6Gb/s)
125GB 25000円程度
250GB 52000円程度
320シリーズ(SATA 3Gb/s)
40GB 8000円程度
80GB 16000円程度
120GB 20000円程度
160GB 27000円程度
300GB 49000円程度
600GB 100000円程度
X-25Mシリーズ(SATA 3Gb/s)
こちらは旧製品シリーズです。これに代わる新製品が320シリーズ。
80GB 15000円程度
120GB 20000円程度
160GB 35000円程度
楽天市場リンク
「intel SSD 320」検索結果リンクページ
「intel SSD 510」検索結果ページリンク
「SSD C300」検索結果ページリンク (自作PCに人気のある高速SSDシリーズ ブランドに拘らない人には良い品物です)
「SSD C400」検索結果ページリンク (C300の新シリーズ 今日現在はC300の方が高速との報告アリ)
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「SSD C400」検索結果ページリンク(2011/04/12現在 商品の登録は無い様です。)
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