2010年10月22日
外付けHDDの使い方
最近、私の仕事では、外付けHDDの故障に関する問い合わせや、
修繕依頼が立て続けにありました。
この手の依頼は結構定期的にあるのですが、
大変残念な事に9割は私ではどうする事も出来ない、HDDの物理的障害です。
そして、その多くの方が口を揃えて、
「昨日までは何の問題もなく動いていたのに。。。」
気持ちは分かるんですが、それほど故障は唐突に訪れるもの。
そして、ほぼ100%に近い人が、そのHDDにしかない大事なデータがあるとおっしゃいます。
最近ではデジカメの普及により、大事な思い出のデジカメデータを
ひとつのHDDに保存されている方が多いんですよね。
しかし、その故障してしまったHDDの中にあるデータを救うのに必要な費用は、
一番安いパターンで3万円ぐらい〜 普通には20万とかかかってしまいます。
私がここのブログで細々と訴えてもあまり効果はないと思うのですが、
一応申し上げるならば、絶対に一台のHDDだけにデータを保存するべきではありません。
HDDなんて、運が悪ければ半年とかで壊れる事もそう珍しくないですし、
普通に使っても寿命は5年程度と言われており、
何だかんだ言っても、その程度の期間で寿命が来てしまう機器なんです。
保証期間内に壊れたとしても、保証されるのは機械的な部分だけの保証であり、
もちろん中身のデータに関しては、全く保証されません。
ですから、普通にはPC本体にもデータがあり、
あくまでバックアップの為に外付けHDDにデータを保存する事を強くオススメします。
私の場合は、その上に定期的にPCをソフトウェアを使って
OSまるごとデータまでバックアップデータを作成致します。
これぐらいやっておけば、万が一いずれかのHDDが壊れても被害は、
単純に交換するHDD代金だけで済みます。
作成した仕事等のデータを一から作成し直すには、気の遠くなる程の時間がかかりますし、
ましてやデジカメのデータに関しては、もう一度撮り直す事はほぼ不可能です。
HDD代金だけの出費で元通りに戻せるのは、本当に安いものなんです。
最近はレイド構成の出来るNASも安くなってきました。
もうあと数年もすれば、一般家庭にも普通に設置される日が来るのかもしれませんが、
現状では、外付けHDDを購入する方が断然コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
DVD-Rなんかもデータの長期保存を考えるならば、
断然パフォーマンスの良い保存方法と言えるでしょう。
明日にも、また、次の起動時にいきなりHDDが立ち上がらなくなるかもしれません。
今一度、バックアップの現状を見直してみる事をオススメします。
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