2015年04月06日
普通救命講習Tを受講してみました「心肺蘇生法、胸骨圧迫、人工呼吸、AED」
「心肺蘇生法、胸骨圧迫、人工呼吸、AED」
「のどに物を詰まらせた、止血法」
思うところがあり先日、
「普通救命講習T」を受講してまいりました。
普通救命講習T
普通救命講習Tは、
誰でも受講することができる
「救命講習」の初歩的な位置にある講習で、
私の場合は地元消防署に申し込みました。
あなたの地元でいつどこで救命講習があるかは、
役所(役場)発行の広報(私はこれでわかりました)や
役所(役場)の公式webページの
「消防、救急、防災」カテゴリー、
またはお近くの消防署に問い合わせれば
わかるかと思います。
私の住む市では大体月1回、開催され、
(普通救命講習T以外のものも含む)
講習所要時間は3時間、受講料は無料でした。
内容は「救命」に関するビデオを見た後、
「心肺蘇生法、胸骨圧迫、人工呼吸、AED」
「のどに物を詰まらせた、止血法」などの
実際の方法を人形を使って実技を習う、
といった思っていたよりも「実践的」なものでした。
東京消防庁>安心・安全>救急アドバイス>倒れている人をみたら
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-2.html
のような内容です。
初めは「恥ずかしいが・・・」
私が行った際の受講者の方々17人で、
大半が職場や町内会の要請で来ていた方でした。
私のように「自らの意志で受講を決めた」方は、
少なかったですが、
中に1人青年がいて、
何でも数日前に中学校を卒業したばかりの学生さんで、
自分の意志で申込みされ当日受講していた方がいて、
素直に「えらいなぁ・・・」と思いました。
前半は座学でビデオを見るだけなんですが、
後半は1人ずつ実技をこなします。
回りは知らない人なので、
初めは自分を含めて皆さん恥ずかしがっていましたが、
何度か実技を行うのですが、
1度体験してしまうと場の雰囲気もこなれ、
結構真剣に取り組むことができました。
目の前の人形が「自分のこども」だと思ったら、
「真剣に」なりますよ!
ガイドラインは年々変わる
実はこの心肺蘇生法、
年々ガイドラインなどが変わるごとに、
手順も変わってきているんだそうです。
誰でも「その場に居合わせた時」、
誰でも「取り組みやすいように」と、
変化(進化)しています。
なんでも、
「人工呼吸」などは省略してもよくなりました。
(した方がいいのですが・・・)
人工呼吸、省略OK 変わる心肺蘇生法私が普通救命講習Tで聞いたのは、
取り組みやすい胸骨圧迫を
産経新聞 4月4日(土)14時54分配信
人工呼吸は省略してもOK−。
救急車の到着前に行う心肺蘇生法について、
全国の消防本部が行う講習が
様変わりしている。
経験がない人には難しい印象が強い
人工呼吸を省略することで、
とっさの場合に、
居合わせた人が取り組みやすい
心臓マッサージなどの応急手当てを行う
ケースを増やそうというのが狙いだ。
YAHOOニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00000092-san-soci
◎救急車は通報から到着まで約8分
◎心肺停止後時間が経てば経つほど
救命率は下がっていく
◎AEDは誰でも扱えるように出来ている
◎人工呼吸を躊躇う場合はしなくても
心臓マッサージなど胸骨圧迫だけでも
十分な効果が期待できる
◎迷わず実践してほしい
ということでした。
あともう一つ、
◎講習が終わったら家族の方にも
教えてあげてください
消防の担当の方は
「迷ってるヒマがあったらすぐ実践」
ということを力説していました。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)は体力がいる
胸骨圧迫(心臓マッサージ)のペースは
大体1分間に100回=1秒間に2回です。
確かに「多いな〜」と感じますが、
大丈夫です、出来ます。
ただ、結構しんどかったです。
講習では胸骨圧迫=30回&人工呼吸2回が1セットで
これを5セットやりましたが、
汗が滲んできました。
(翌日、筋肉痛になっていたことは内緒ですが・・・)
例えば、
周囲に交代してくれる方がいればいいのですが、
1人や周囲の協力を得られなかった場合、
「救急車到着までの約8分間」は、
自らの手を休めることはできません。
実のところ、
相手は人形とはいえ胸骨圧迫を体験するのは
初めての経験でした。
でも、「こういうものなんだな・・・」ということが
わかっただけでもいい経験になりました。
なぜ受講したのか・・・
この普通救命講習Tを受講しようと思ったきっかけは、
個人的に「病気」で1年間ほど療養したことでした。
直接生命にかかわるものではありませんでしたが、
この病気がきっかけで命を落とす方も
いらっしゃるのも事実で、
この闘病経験がきっかけとなりました。
社会生活上、この講習が役立つような場面に
出くわさないのが一番いいんですが、
万が一出くわしたとき・・・、
何もできずにオロオロすることだけは
避けたいなと思います。
また、救命処置を行ったことによって、
責任問題や感染症など心肺蘇生法を躊躇される
原因の一つに挙げられます。
東京消防庁ではこんな取り組みが始まりました。
<応急手当て>救急隊員到着前 居合わせた人の協力に保険講習を受けたとはいえ、いざというときに、
毎日新聞 4月2日(木)23時46分配信
事故や災害の現場を含め
日常の中で傷病者を目撃した一般市民に、
救急隊員の到着前にためらわず
応急手当てをしてもらおうと、
東京消防庁は今年度から、
手当てした人が負傷したり
罹患(りかん)したりした場合、
医療費の一部を保険で賄う制度を
全国で初めて導入する。
統計上、一般市民の応急手当てで
傷病者の生存率は高まるとされる。
高齢化の進展で救急出動要請が増え、
現場到着までの時間が長くなる傾向があり、
全国に普及するか注目される。
YAHOOニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150402-00000127-mai-soci
身体が動くか、きちんとできるのか、
わかりませんが、
「見て見ないふりだけは」しないつもりです。
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