2016年03月09日
エンジニアではないからこそ武器になるプログラミングスキル
この記事でも紹介しているように、プログラマーやエンジニアの需要は高く、売り手市場が続いているようですね。実際に求人サイトを覗くとその需要の高さをひしひしと実感します。求人数は多いし、給与報酬の高い案件がごろごろ揃っています。
プログラミングを学ぶ人
調査会社のIDC Japanは、2016年以降の国内ITサービス市場の動向についてこのように予測しています。
システム統合やマイナンバーなどの大型案件が終息することもあり、成長率は鈍化すると分析。しかし、クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、IoTなど第3のプラットフォームやデジタルトランスフォーメーション(DX)に関連するシステム投資が徐々に存在感を強めていくという。同社は、第3のプラットフォームに関連する支出が新たな成長の原動力になると指摘。同市場が2020年まで拡大基調を維持すると予測した。
その一方で、同社は 第3のプラットフォーム/DXを実現する人材の不足や、クラウド、BPO(Business Process Outsourcing)といったITサービスの代替製品/サービスの利用拡大を背景に、ITサービスベンダーがその市場機会をつかめない可能性があると指摘。
(出典: IT pro by 日経コンピュータ
エンジニアの売り手市場はまだまだ続きそうですね。新しいクラウドサービスは次から次へローンチされているし、IT系の求人サイトもすごく増えてる。今からでもエンジニアを目指してみたいという方も多いでしょう。でも同時に「興味はあるけど私には無理」と諦める人や「エンジニアになろうとは思わないけどプログラミングは興味ある」という人もたくさんおられることでしょう。
以前にも紹介したプログラミングのオンラインスクールCodeCampでは、以下のような人達をマスターコースの対象者として勧めています。
CodeCamp
- WEBエンジニアとしての就転職を目指す方
- エンジニア採用を担当する人事担当者の方
- WEBサービスの企画を行う、新規事業部や企画職の方
- 社内外のエンジニアをマネジメントする経営者の方
いや、ほんと、マネジメントの立場の方には是非ともプログラミングの知識をつけていただきたいです。
で、CodeCampのサイトに掲載されている受講者の声を見てみると、習得したプログラミングの知識を自分の仕事に上手く活かしている事例がたくさん紹介されてました。
目指すのは営業職と開発職のハイブリッド
「こういうページを作って欲しい」「こういうデザインにして欲しい」という抽象的な表現では伝わらないことが多いです。一方で、「このCSSをここに入れてください」という具体的な話ができれば、より正確なページ作りの提案ができ、お客様にも実践して頂きやすくなるはずです。そういう意味では、営業サイドとしても一定のプログラミングスキルを身につけることが必要な時代だと思っています。(営業)エンジニアとの信頼関係が活発化
仕事をする中で、チームのエンジニアとの信頼関係を作ることができました。実は道場開催中、わからないところを会社の開発の人たちに聞いたりもしていて、そういうところからエンジニアの人たちともコミュニケーションが取れるようになりました。よくサイトの記事で、”プログラミングの前提知識があるとエンジニアとコミュニケーションが活発化する”というのは読んだことがありましたが、まさにそうだなと思いましたね。(新規領域事業開発)考え方が変わった
ロジカルシンキングも身に付いたと思いますが、それだけではなく、人への伝え方という面でも考え方が変わりました。プログラミングでは、自分で後から見ても、他人が見てもわかるようにコードを書くことが大切なので、そのような価値観は、「人に分かりやすい伝え方」「誰にでも見やすい資料づくり」など、確実に仕事に活きていると感じています。(映像関係の技術)マーケティングのセンスを磨く
仕事柄エンジニアの方々に接することが多いのですが、共通言語を学んだことにより会話のクオリティが上がり、お互いの意思の疎通も円滑になりました。エンジニアの方々のお仕事をよりイメージしやすくなったことが、プランの作成や施策実行にプラスになっていると思います。(マーケティング)
「ロジカルシンキングが身に付いた」という意見には至極同意。
プログラミングを勉強して良い事尽くめ
オンライン・プログラミングスクールのひとつにTechAcademy [テックアカデミー]があります。最短4週間で未経験からプロのエンジニアを育てるというコピーにつられてサイトにアクセスしてみました。ここにも受講生の声が多数掲載されています。
TechAcademy [テックアカデミー]
エンジニアではないからこそ武器になる
受講されている方々はWeb業界に携わっている方が多かったと思います。
直接アプリを作られていなくても会社のIT部門に所属されていたり、データベースの管理をされていたりと。ただ、私は全く仕事と関係なかったんですけど、そこに副産物がありました。
普段の会社の業務で使うExcelの作業やOutlookメールの機能とかをカスタマイズできる様になったので、今の仕事にもすごい良い影響がありました。あまりITと関係のない業界にいる人ほど勉強した方が良いと思いますね。
周りに得意な人がいない環境なら自分が勉強することによって、その人の特性やキャラがついて仕事を任される事になりますし、もちろん自分の仕事のクオリティも上がると思うので。
自分は、プログラミングを勉強して良い事尽くめだったと思います。(出典:Tech Academy 公式ブログ独学での挫折を経験!プログラミング未経験の営業マンが受講した理由とは
)
『エンジニアではないからこそ武器になる』
エンジニア志望でなくてもプログラミングを学ぶべき理由を最も的確に言い表しているのではないでしょうか。
無料で学べるプログラミング教科書
CodeCampではプログラミング教科書の一部を無料で公開しています。受講するかどうか迷っている方は参考になると思います。実際に目を通して、そのまま体験レッスンを受けるのもいいですね!
HTML5/CSS3
HTML: Webページを作成するための言語 / CSS: 、Webページのスタイルを指定するための言語
PHP/MySQL
PHP: HTMLへの埋め込み型プログラミング言語 / MySQL: オープンソースのデータベース
(PHPでできること→ウェブログ、ショッピングカート、フォームメール、アクセス解析、アクセスカウンタ、掲示板など)
JavaScript/jQuery
JavaScript: 主にWebページに組み込まれたプログラムをWebブラウザ上で実行するために用いられるプログラミング言語の一つ / jQuery: JavaScript上で動作するライブラリ
Webデザイン
PhotoshopIllustrator
関連記事:プログラミングの学習はオンラインで、現役エンジニアの個別指導を受けよう。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4826126