2012年02月25日
カード考察 第1回 「ヴェルズ・オピオン」
「ヴェルズ・オピオン」
ランク4 闇属性 ドラゴン族
攻撃力2550 守備力1650
「ヴェルズ」と名のついたレベル4モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「侵略の」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える。(DT14−41 スーパー)
定期的にasaの妄想によるカード考察を行っていきたいと思います。
第1回は私のお気に入りモンスターである「ヴェルズ・オピオン」を取り上げます。
先月稼働したデュエルターミナル第14弾 「破滅の邪龍 ウロボロス」 にスーパーレアで収録された
エクシーズモンスターです。
エクシーズ素材に「ヴェルズ」縛りがあるため、どんなデッキにも入れられるわけではない。つまり、汎用性があるとは言えないカードなのですが、縛りがある分効果がとても魅力的なんです!
効果は大きく分別すると2つの効果があるのですが、そのうちの1つが「特殊召喚封じ」。
レベル5以上と条件はついておりますが特殊召喚を制限する事ができます。基本的に特殊召喚されると困るモンスターの多くは大抵レベル5以上のモンスターだと考えられるのではないでしょうか。シンクロモンスターの場合はほとんどレベルが5以上のモンスターが多いので、それらに頼っているデッキの場合は致命的です。
例を上げますと、代行天使ではヒュペリオン、クリスティア、開闢、カラクリだと無零、無零怒、ライロだと裁き、開闢、暗黒界だとグラファ、ゴルド、シルバ、ジャンドだとライブラリアン、クェーサー、トリシュ(といってもこいつは3月から禁止になってしまいましたが...)、六武衆だとシエン、といったように様々なデッキのキーカードを止めることができるんです。ただ最近流行っているインゼクターに対して有効なカードがないといった抜け穴的なデッキも存在するわけで、ただこいつを出せれば勝ちにつながるデッキばかりではないという点も面白いところです。
もう一つの効果が「(イン)ヴェルズ」専用の「侵略の」と名のつく魔法・罠のサーチ効果。
その多くが「インヴェルズ」専用のカードが多いのですが、一部のカード達は「ヴェルズ」を効果の
対象にしている物があり、そのどれもが使い勝手抜群の効果であるのが魅力的です。
そのうちの一つ「侵略の汎発感染」は「ヴェルズ」モンスターに魔法・罠の耐性を付加してくれる、しかも、速攻魔法と様々なケースに対応できるカードであります。
以上の効果だけではなく、高いステータス(攻撃力2550)を持っているので、自身の効果によってレベル5以上のモンスターの特殊召喚が制限されている状態では、戦闘破壊されにくいのではないかと考えられます。
ですが、気を付けなければいけない点としてはエクシーズモンスターの存在が挙げられますね。ランク5以上のエクシーズモンスターは気に留める必要はほとんどないと思いますが、ランク3、4には脳筋のアシッドゴーレム、パール、次段のエクスカリバー、また次回のスターターデッキで登場する守りも攻めもなんでもござれなマエストロークといったエクシーズモンスター達がオピオンの前に立ちはだかる事でしょう。
メリット、デメリットを挙げてみましたが、専用のデッキを作るだけの価値があるカードだと思います。形としては「レスキューラビット」を使用した兎型がやはり強力だと巷の方でちらちらと声を聞きますね。
少々長くなってしまいましたが、こんな感じで今後も考察を続けて参りたいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
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