2012年03月02日
第4回 カード考察 「死のデッキ破壊ウイルス」
「死のデッキ破壊ウイルス」
通常罠
自分フィールド上に存在する攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体をリリースして発動する。相手のフィールド上に存在するモンスター、相手の手札、相手のターンを数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、攻撃力1500以上のモンスターを破壊する。
今回は第4回目ということで、4=し=死なんて不吉な連想ですが、「死のデッキ破壊ウイルス」を考察する事にしました。
強力な影響を相手に与えるカードでありますが、現在の環境では禁止カードに指定されてしまっているため、残念ながら使うことはできません。ちなみに原作で海馬さんが使用していた時の効果は相手のデッキモンス(攻撃力1500以上)全て破壊なんていうとんでも効果でしたねw(うろ覚えですけど)
早速効果の方なのですが、フリーチェーンの通常罠であるため状況をよく見て発動する事によって攻撃力1000以下の闇属性モンスターを1体リリースするだけで、相手の場と手札の攻撃力1500以上モンスターを全て破壊という多大なアドバンテージを稼ぐ事ができる超強力な効果であります。破壊対象のモンスターが存在しなかったとしても相手の手札をピーピング(確認)する事ができるので、相手の考えを読んで行動する事ができるようになるため有利に試合を展開していくことができるようになります。
その上効果は3ターンの間持続するため、相手にとっては厄介な事この上ないでしょう。
リリースの素材となるモンスターですが今でも現役でありほとんどのデッキに投入されているであろう「クリッター」が存在しますし、壁モンスターとして扱いやすい「魂を削る死霊」もリリース先として優秀です。また汎用性があるとはいえませんが「ゾンビキャリア」という自己蘇生可能なチューナーモンスターも存在しています。サイドデッキ筆頭の「D.D.クロウ」もリリースできますね。また今の環境では甲虫装機(インゼクター) のキーカード「甲虫装機 ダンセル」「甲虫装機 ホーネット」までもがリリース対象となりえるため、展開された場を荒らされた上に、このカードでこちらの手札まで壊滅する様子を想像するだけでも恐ろしいです。
私個人としては好きなカードでしたのでまた使えれば良いなと思っているんですが、どうでしょうかね。
今回は以上になります。