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太陽フレア聞いたことない方もいるのではないでしょうか。11年ぶり、最強クラスの太陽フレアが発生したようです。　太陽の大規模な爆発現象で地球に電磁波が届き影響がでる「太陽フレア」地球に影響を与える遠い宇宙での爆発です。



　＜太陽フレアとは＞

　太陽で発生している爆発現象のこと、
　太陽面爆発とも言います。太陽系で最大の爆発現象。

　小規模なものは１日３回程度で波長域の
　電磁波の増加によって観測される。

　この爆発で起きて出る「電磁波」が地球に到達すると、
　様々な影響がでる。

＜最強クラスの爆発＞

9月6日18時ごろ（日本時間、以下同）、太陽表面の南西の活動領域大規模フレアが発生した。

太陽フレアの強さは、ピーク時のX線強度によって弱い方から「A、B、C、M、X」とランクが決まっており、今回はフレアの強度はX2.2で、2015年5月5日以来2年4か月ぶりのXクラスの強さだ。


また「コロナ質量放出（CME）」という現象も起き、CMEは太陽磁場のエネルギーが突然解放され大量のプラズマ塊が放出される爆発的な現象で、

莫大な量の荷電粒子やエネルギーが地球へ到達し磁気嵐を発生させ、
人工衛星やその観測機器や、地球上でも通信障害が発生する影響がでる可能性もある。

＜過去には停電の事故も発生＞

1989年にはカナダで大規模な停電が起きたほか、2003年には日本の人工衛星が故障し,普段は見られないような低緯度地域でオーロラが観測されたりもあるそうです。

＜国立研究開発法人の情報通信研究機構が注意を呼びかけ＞

８日の午後から深夜にかけて電気を帯びた微粒子が地球に到達し、ＧＰＳや無線通信などに影響が出るおそれがあるとして注意を呼びかけています。カーナビなどに誤差が発生する可能性があるそうです。



太陽で起きたことが地球まで影響を与える物凄いエネルギーで、最近は精密通信機械も発達し便利になりましたが、このような自然の驚異に影響を受けやすい、太陽予報の会社もあり通信会社などに予報を出しています。

11年ぶり、最強クラスの太陽フレアで心配になりますが、人体の影響はないようです。