朱印状(しゅいんじょう)を持った船の貿易を、朱印船貿易といいます。
徳川家康(歴史94参照)が、東南アジアとの貿易を積極的に進めました。
これによって、多くの日本人が東南アジアへ渡り、各地に日本町ができていきます。
貿易によって、モノだけではなく、キリスト教の信者・キリシタンも増えていきました。
はじめはキリスト教を認めていた家康ですが、のちに、禁教令を出します。
どうして心変わりをしたのか?
3つの理由をあげておきます。
@キリスト教の教えが、幕府にとって都合が悪い(将軍より、神の教えに従うというものだから)
A貿易の相手国であるスペインやポルトガルが、「日本を植民地にするため、布教活動をしている」と、幕府が思い込んだこと
Bキリスト教徒は団結力が強いため、幕府に反抗してくるのを恐れた
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