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2021年04月03日

歴史118・藩校と寺子屋

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 江戸時代は、教育熱が高まっていきます。

 そんな中、各藩は藩士の人材を育成するため、藩校をつくって学問や武芸を教えました。

 一方、寺子屋は庶民の教育機関です。

 町人や農民の子供が通っていました。

 現代でいう、小学生や中学生ぐらいまでの子供たちです。

 読み・書き・そろばんを中心に学んでいました。

 幕末にかけて、寺子屋の数は急増しています。

プチプチ情報

 受験生ともなると、毎月のようにテストがあって大変です。

「江戸時代に生まれていたら、テストなんてなかったのに・・」

 そう思ったかもしれませんが、武士にもテストはありました。

 学問吟味(ぎんみ)といいます。

 5年に一度の学力試験です。

 3年に一度の時期もありました。

 受けたい人が、幕府に申請して受験します。

 試験科目は、四書五経などが中心です。

 史記などの中国の歴史書も、受験科目として選ぶことができました。

 出世に関係のない試験とされていましたが、合格すれば、新たな役職についたり、よい家柄の所へ養子にいくことができたので、みな必死に勉強したようです。
 

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コロ丸
塾講師・文筆業をしています。 塾では、小・中学生を教えています。イラストは素人なので、ヘタなのは勘弁してください。 『簡単中学歴史』、『勉強嫌いの勉強法』、『受験勉強の戦略』を電子書籍で出しています。
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