文化・文政という元号のときに栄えた文化なので、1字ずつとって、化政文化です。
江戸中心の文化です。
覚えるべき人はいっぱいいますが、元禄文化(歴史109参照)のところでも書いたように、絞り込みましょう。
教科書で、太字になっている4人を書いておきます。
@喜多川歌麿(きたがわうたまろ)・・美人画
A葛飾北斎(かつしかほくさい)・・富嶽(ふがく)三十六景
B歌川(安藤)広重・・東海道五十三次
C与謝蕪村(よさぶそん)・・俳諧
@〜Bは浮世絵です。
ほかにも有名な人はたくさんいますが、この4人が最低限覚えるべき人物です。
「もう少し、頭に入れよっかなぁ〜」
と、意欲が出た人は、小説を書いた2人、十返舎一九(じっぺんしゃいっく)と滝沢馬琴(たきざわばきん)、俳諧の小林一茶(いっさ)を追加しておきましょう。
おそらくこれで、いっぱいいっぱいだと思います。
プチプチ情報
小林一茶の俳句をご紹介。
『世の中は地獄の上の花見かな』
確かに、世の中は甘くはありません。
時には、地獄のようなつらい思いをすることもあります。
小林一茶は、継母・腹違いの弟と、約13年にもわたる遺産相続争いをしていたそうです。
そりゃあ、地獄ですわ。
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