オランダ語で西洋の文化を学ぶこと。
それが蘭学です。
なぜオランダ語なのか?
歴史をしっかり勉強している人なら、ピンときたでしょう。
鎖国をしていた江戸時代。
貿易相手国といえば、中国(当時は清)とオランダです。
なので、西洋=オランダでした。
ここのところでよくテストに出るのは、『解体新書』です。
翻訳した杉田玄白(げんぱく)の名前と一緒に覚えておきましょう。
西洋の測量術を使って、日本地図をつくった伊能忠敬(いのうただたか)も大事です。
ちょっと、舌を噛みそうな名前ですが・・。
プチプチ情報
緯度は0度から90度までありますが、では、緯度1度分は、何qあるでしょうか?
それを歩いて測った人がいます。
伊能忠敬です。
「地球の大きさを知りたい!」
という動機のもと、
「緯度1度の間を測れば、わかるんじゃないか?」
ということで、日本全国測量の旅に出ます。
56歳のときです。
そして、導き出した答えは、28里2分(110.75q)。
現代の測量との誤差は、わずか1000分の1でした。
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