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2017年12月21日

上つ巻 第12帖

大将を誰も行かれん所へ連れて行かれんように、上の人、気をつけてくれよ。
この道はちっとも心ゆるせん、マコトのΘの道ぞ。
油断するとΘは代わりの身魂使うぞ。
六月の二十一日の朝、ひつくのか三。


山本五十六元帥は、前年の4月18日に亡くなられているので、この「大将」は「昭和天皇」を指しているものだと思われます。

天皇陛下は、後に、マッカーサー元帥と直接面会の際、「自分の身はどうなっても良いから、国民をよろしくお願いします。」という趣旨のご発言をされ、元帥の信任を得たということです。

その頃、米、英、ソ、中(中華民国)の連合国で、日本を分割統治する案もありましたが、最終的に連合国軍最高司令官総司令部による日本政府を介した間接統治ということで落ち着きました。

まさに、「Θの国を八つに切って殺す悪の計画」が実施寸前で防がれたのです。

また、終戦間際、千島・占守島(しゅむしゅとう)にソビエト軍が侵攻して来た際にも、ポツダム宣言受諾に従い武装解除中であった日本軍守備隊が戦闘を行い、濃い霧の中、敵軍の弾丸が殆ど外れる状況で、何故か日本軍の弾だけがほぼ百発百中当たるという信じられないことが起きたやに聞いています。

この奮戦のお蔭で、ソ連軍の侵攻が北海道まで届かなかったと云われています。

ちょっと長いのですが、HiramekiTVさんの「戦後70周年 奇跡の将軍・樋口季一郎」をご覧になってみてください。

平和国家日本と偉そうに言えるのは、蔭でこのような人たちのご活躍があったからだと、改めて思い知らされます。




posted by mydears at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 上つ巻
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