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Stereo(ステレオ)2015年1月号 特別付録 USBノイズフィルター「ES-OT4」について、付録 USB DAC「LXU-OT2」等を高音質に変えるアクセサリーです。

Stereo 2015年1月号 特別付録
USBノイズフィルター:ES-OT4
(発売予定日:2014年12月19日、予価 3,000円)」
 のネットショップの予約が始まりました。

  ※以下、コストパフォーマンス -> C/P
  と略称します。


第1弾:「ステレオ2012年 1月号 特別付録 LUXMAN製 デジタルアンプ
     LXA−OT1」2011年12月19日発売 特別定価 2,800円

第2弾:「ステレオ2013年 1月号 特別付録 LUXMAN製 HPA付USB-DAC
     LXU−OT2」2012年12月19日発売 特別定価 2,800円

第3弾:「ステレオ2014年 1月号 特別付録 LUXMAN製 デジタルアンプ
     LXA−OT3」2013年12月19日発売 特別定価 3,700円

続いて第4弾の特別付録になります。

スケルトン型オーディオ基板としては、単体コンポーネントとは言えず、
特に必要としないオーディオ・アクセサリーのジャンルに含まれます。

今年は、なぜか?告知が非常に遅く「LXU-OT2」「LXA-OT3」に比べ
ますと数ヶ月遅い告知となっています。

円安と増税、そして製造国の中国での賃金上昇等が影響して、単体
コンポーネントを付録にするのは原価コスト上難しい(雑誌の定価
に近くないと困る?)等、

色々な企画上の懸案事項があったのでしょう?

ちなみに[円安,増税,賃金上昇]を現状に合わせて「LXU-OT2」が
付録に付いた「Stereo2013年1月号 ¥2,800」を素人の簡単な計算で
定価と算出しますと{ 約¥4,000 }となります。

よって、決して「お得感」が損なわれた訳ではなく、定価が上がった
原因は、経済環境の変化によるものです。


1.USBノイズフィルターとは?

 「PCオーディオ」を実践するには、コンピュータ(PC)が
必要です。コンピュータは、デジタル回路設計を主体に半導体素子
を使っています。

半導体素子のトランジスタの機能の一つに、回路を切ったり、
接続したりするスイッチの機能があり、それを非常に沢山、
PC内部では、デジタル回路の素子として、使用しています。

そのスイッチを切ったり入れたりするときに、急激に電力が流れ
たり、停止したりしています。

例えば、バケツに水(電力とする)を一杯に入れて、A地点から
B地点に車で運ぶことを考えますと、水をこぼさずに運ぶには、
こぼさないように、急加速・急ブレーキは、厳禁ですが、

A地点->B地点へ運ぶ際の車の移動速度は、高速に移動すること
に決まっています。つまり速度が変えられないので、急激な速度
変化は避けられません。

(電気信号[電力]の伝送速度は光の速度と同じになっている)

よって、スタート時点では急加速、ゴール地点では、急ブレーキの
操作を行ってしまいます。

そのような場合、バケツの水(電力)はどうしても、こぼれて
しまいます。そのような "こぼれた水"(漏れた電力)は、電気の
デジタル回路では、"ノイズ" と呼ばれる厄介なものに相当します。

「PC」の場合は、ノイズが他の別の回路に侵入したりしても
動作に影響がないように設計されていますが、

オーディオ機器のアナログ回路等は、何かしらの影響を受けて、
誤動作まではいきませんが、精密で正確な電気信号の処理が出来ず、
結果として、音質が悪くなるのが普通です。

「PC」の「USBインターフェース」は、周辺機器をどのような
タイプでも接続できるように開発された「インターフェース」です。
まずは何でも接続して使えるようにするのが、主な目的です。

なので、オーディオ機器の音質に影響する「ノイズ」のことなど
何も考慮されていません(誤動作しなければ、よい設計)。

よって、スイッチング機能のノイズは「USBインターフェース」
を通って、「USB DAC」等のオーディオ用機器に供給されてしまい
ます。 <- 音質劣化の原因です。

高音質を目的にする場合「USB DAC」等の音質を劣化しないように
「PC」からのノイズを取り除くフィルター回路が必要になります。

そのフィルター回路のユニットが「USBノイズフィルター」で
あり、PCから流れてくる音質を悪くする「ノイズ」の除去をする
ことを役割とします。


2.ES−OT4 とは?

● ES−OT4の内容

 (1) 電源ライン

  ・ コモンモードノイズフィルター
  ・ ディファレンシャル(ノーマル)モードノイズフィルター

 (2) デジタルデータ(音声信号)ライン

  ・ コモンモードノイズフィルター

 を搭載

 (3) USBインターフェースの供給電力先を選択できます。

  ・バスパワー

   「PC」又は、USB HUB(ハブ)を通して「PC」から
   電源供給するタイプ

   小型化させる周辺機器(マウス、USBメモリ等)向け

  ・セルフパワー
   周辺機器(USB DAC や外付HDD 等)又はUSB HUB(ハブ)
   自身電源(ACアダプターも含む)を持っていて、そこから
   供給される電力を使う


 現在、市販されている「USBノイズフィルター」は、結構有り
ますが、オーディオ用のそれは、私の知っている限りでは指で
数えるほどしかありません。

ケース入りで付属品に電源(ACアダプター等)が付いていますが、
その市販価格は、大体、1万円〜3万円未満となっています。

「ES-OT4」オーディオ用基板だけとはいえ、雑誌付きで 3,000円
です。

しかも音質で重要な電源を「PC」からでなく、市販品の別モデル
(ACアダプター)ですが、外部から電力を供給できる仕様になって
いるのは、C/Pが非常に高いと思われます。


3.ES−OT4 の使い方
 「PC」と「USB-DAC」の間に挿入して使用します。よって、
 別途2本の「USBケーブル」が必要となります。

 「USBノイズフィルター」の効果を十分発揮させるためには、
「USB DAC」の機能に高級機に搭載される「アシンクロナスモード
(非同期:内部にクロック生成回路を持つ)」

「ノイズ対策のシールド構造」「アイソレータ(絶縁させるモノ)
素子」などが無い簡単な回路構成の「USB DAC」が一番効果が表れ
ます。

つまり「LXU-OT2」などの雑誌付録のオーディオ基板の「USB DAC」
が、一番適すると思います。


参照したウェブページは下記リンク先になります。

ステレオ2015年1月号付録に USBノイズフィルター が付く 1

ステレオ2015年1月号にUSBノイズフィルター ES-OT4 が付録〜

DigiFi[デジファイ]No.16 ハイレゾ対応 D/A コンバーターについて 3号連続付録で合体するとプリメインアンプに完成 その2

DigiFi[デジファイ] No.16(別冊ステレオサウンド)
  【特別付録】 オラソニック製ハイレゾ対応D/Aコンバーター
  特別定価 ¥4,298(8%税込)発売日:2014年11月25日

 DigiFi No.7,No.13 の付録、USB DAC内蔵デジタルパワーアンプが
3号連続特別付録でハイレゾ対応のオーディオ基板(3ユニット分離)
で付いてくる。スケール・パワーアップして登場!!

 ● DigiFi No.15,No.16,No.17、3号連続付録

  第1弾15号:D/Dコンバーター(USB TypeB -> 同軸 デジタル変換)発売中
  第2弾16号:D/Aコンバーター(光・同軸 ->RCA 2ch D->A変換)予約中
  第3弾17号:RCAアナログ入力 2CH・パワーアンプ 発売予定

  とスケルトンのオーディオ基板で発売開始、3号分のオーディオ基板を
  組合わせてハイレゾUSB-DAC付プリメインアンプに進化。

 ★ デジファイ16号:D/Aコンバーター単体使用では、

  ○ 光デジタルと同軸デジタル入力端子(TOSLINK)を装備し、
    そこに入力したデジタルオーディオ信号をアナログ音声信号
    に変換して、RCAピン端子(金めっき)から出力する。

  ○ ヘッドフォン端子とアナログボリュームを装備している。
   ハイレゾ対応のヘッドフォンアンプとして利用可能。

  ○ ハイレゾ対応、使用可能サンプリング周波数/ビットレート
   [44.1,48,88.2,96kHz/16,24bit]

となっています。


 発売中の「DigiFi No.15 付録 D/Dコンバーター」と専用コネクタにより
ドッキング可能で、一枚のオーディオ基板となり、ボリューム・ヘッドホン
アンプ付「USB DAC」に進化します。

そのため、「No.15 DDC」-「No.16 DAC」間のケーブル接続は必要で無くなります。

公式ウェブサイト等の告知に載った仕様では、入力はデジタル同軸(SP/DIF)入力
しかありませんでしたが、実際にはデジタル光(TOSLINK)入力も追加されたようです。

それにより「デジファイNo.16」の販売価格は税込みで4千円を超えてしまったよう
です? 私としては、多分使用しない入力端子なので、少し残念です。

一般的には[96kHz/24bit]対応の光デジタル出力付PC・サウンドカード、
プレイステーションシリーズ、単体D/Dコンバーター、マルチディスクプレーヤー
等が接続可能となり、

使える使用機器の種類が増え、仕様用途が広がるので、良い選択だったと思われます。

ちなみにオーディオ機器では、光より同軸の方が音質が優れていると、一般的には
言われています。よって、初期の企画段階では、音質重視でデジタル同軸入力1本
だったと推測します。

実際のデジタル伝送で「光」と「同軸」の伝送による音質上の優劣は、開発者サイド
の設計方針で変わると思います。過去の事例では「光」を重視しているメーカーでは
「光伝送」の方が音質が良くなっていました。

 3号連続ハイレゾ対応特別付録のオプション情報としては、公式ウェブサイトの
ウェブショップ「Stereo Sound STORE」で、アルミシャーシのケース「プレミアム
シリーズ」とコストダウンした「N2シリーズ」が各種発売を始めました。

高級な音質とデザインを追求したケースなので、価格はそれなりに高価です。

そのため、リーズナブルなシャーシとして、シャーシ製造・販売をしている (株)奥澤
とコラボレーションして、約半額のケースも用意されています。その廉価なケースは
(株)奥澤さんで購入可能(ネット通販可)です。

 加えて、付録オーディオ基板用各種アクセサリーも用意されました。

  【FS LED】No.15 サンプリング周波数/ビットレート表示LED

  【ケーブルセットA】No.15/16 デジタル接続セパレートキット

  【ケーブルセットB】No.16/17 接続キット

  【ケーブルセットC】No.16/17 バイアンプ接続キット

 【FS LED】は、発売された「デジファイ15:DDC」に本来なら、オプションでなく、
標準装備すべき表示機能ですが、本体価格上昇を防止するためにオプションにした
ような推測も出来ます。

【FS LED】は無くても「デジファイ15:DDC」は、問題なく使えますが、販売される
ケースには【FS LED】用のLED表示孔が開けられています。

よって、市販品ケース(シャーシ)を使う場合には、見た目のデザイン、埃侵入防止用
等で必要となります。よって、無視できないオプション・アクセサリーです。

【ケーブルセットA】【ケーブルセットB】【ケーブルセット】は、
多分、一般市販品の接続ケーブルでは、長過ぎる等の使い勝手が悪いので、
用意されたものでしょう。

 私は、RCA(PIN-PIN)ケーブルが欲しく感じています。しかし、価格もそれなり
なので、コストダウンのためにケーブルを自作して間に合わせよと考えています。

最近は「ケーブル工作市場」も進化しており、高価ですがハンダ付無しで作成出来る
「RCAピンプラグ」も販売されていますので、接続ケーブル工作作業の難易度は低く
なってます。

また「デジファイ16:DAC」と「デジファイ17:AMP」のオーディオ基板を直接接続する、
ジョイント用RCAプラグアダプター」は、探せばパーツ屋さん等で市販されてます。

Micro USB電源延長ケーブル(正向き)」は、ケーブル自作は難しいので、
購入したくなりますが、ケーブルの方向を変えるだけなので、無くでも大丈夫かな?
と思います。

その他では、0.5m〜1.5m位の長さの高音質なオーディオ用「USBケーブル」が
欲しいところですが、市販品を購入するするしかないようです。

USBケーブル」はデジタル伝送用ケーブルなので、
音質は変化しないと思っている方がいますが、

電源電力送電とデジタル信号伝送の電線を束にして送る電気導線として、
非常に厳しい条件で送る、本当は音質にとって良くないケーブルに相当します。

よって、高品質を扱う"ハイレゾ音源"を扱うのにふさわしくないケーブルですが、
作る側では非常にチャレンジの甲斐があり、使う側では、非常に扱いやすいケーブル
なので、広く普及しています。

PCインターフェースのスタンダードなので、どうにもなりません。

USBインターフェースの現在の主流は「USB2.0」と「USB3.0」があります。接続電線
「USB3.0」は「USB2.0」の後継規格?なので、接続ケーブルで下位互換性を持たせて
います。

しかし「USB2.0」の「USBケーブル」を使った方が現状は良いのかな?と考えます。
それは、接続ケーブルの束ねている本数が倍(4本->8本)になっており、相互干渉の
悪影響が「USB3.0」の方が高くなるハズです。


参照したウェブページは下記リンク先になります。

デジファイ(DigiFi)16 特別付録 ハイレゾ対応D/Aコンバーター 〜

デジファイ(DigiFi)16 付録ハイレゾ対応D/Aコンバーター について その1〜

マルチアンプによるスピーカーの楽しみ倍増法 付録チャンネルデバイダーについて

マルチアンプによるスピーカーの楽しみ倍増法(ONTOMO MOOK Stereo編)
 
特別付録 FOSTEX(フォステクス)製ステレオ2WAY型チャンネルデバイダー


  ・ステレオ2WAY型チャンネルデバイダーの仕様
   2チャンネル2バンド2ウェイ方式
   クロスオーバー 1kHz〜10kHz(連続可変)
   減衰特性 -12dB/oct固定
   高域レベル調整 0〜 -6dB(連続可変)
   端子 RCA型
   電源 ACアダプター(12V/0.5A)付
   大きさ 109W×68D×28H mm、 重さ 約240g

  ・発売予定日 2014年11月19日  ・予価 ¥5,900(税込)  

のネットショップの通販予約が始まっています。


ステレオ(Stereo)2014年8月号 スピーカー工作特集号
  ・特別付録 フォステクス 2ウェイ・スピーカーユニット
     PW80:8cm口径コーン型ウーファー×2
     PT20:2cm口径ソフトドーム型トゥイーーター×2
     計4個+備品(ネットワーク用コンデンサー×2等)

  ・発売日:2014年7月19日 ・予価:3,810円(8%税込 本体価格 3,582円)

Stereo編2014年版スピーカー工作の基本&実例集(ONTOMO MOOK )
  ・特別付録 ステレオ 2014年8月号 付録
   フォステクス 2ウェイ・スピーカーユニット専用
   小型 2ウェイスピーカー バスレフ型エンクロージュア・キット

  ・発売日:2014年7月19日 ・予価:4,000円(8%税込 本体価格 3,703円)


上記、2書籍の特別付録に関する、スピーカーシステムに関係するオーディオ
アクセサリーになりますが、「マルチアンプ方式」「チャンネルデバイダー」等の
上級レベルのオーディオシステムに関係するアクセサリーなので、

一般人には何なのか? 知らないだろう「マルチアンプ方式」をするための
「チャンネルデバイダー(以下、チャンデバ)」が付録に付くムック誌を出版する
とは、非常に大胆な企画だと思いました。

「マルチウェイ・スピーカーシステム」の理想を追求すれば、「マルチアンプ方式」に
行きつくようです。そのため、"究極のオーディオ方式" と呼ぶ方々が多いそうです。

「マルチアンプ方式」「チャンネルデバイダー」の専門用語を
書籍「新版 スピーカー&エンクロージャー百科」からまとめて説明しますと


1) マルチアンプ方式 (マルチチャンネル・アンプ方式)

 マルチウェイ形スピーカーシステムをアンプで駆動するには、説明のために
再生周波数を一般的な2ウェイ方式に限定(究極を目指すと5ウェイ以上になる)
しますと、

高音域用と低音域用に再生周波数を分割して、スピーカーユニットを駆動する必要が
あります。

その分割方法には、スピーカーユニットを駆動する増幅アンプ(パワーアンプ)の
入力前と出力後のどちらかで分割するのが普通です。

パワーアンプの入力前にチャンデバで分割するのが「マルチアンプ方式」です。
パワーアンプの出力後にコイルとコンデンサーの素子からなるフィルター回路を
使うのが「デバイディング・ネットワーク回路方式」になります。

 それぞれの方式には、お互いに反する「メリット}と「デメリット」が有ります。
「マルチアンプ方式」側からみた「メリット}と「デメリット」を挙げてみますと、

A) メリット
(a) スピーカーユニットに直接アンプが繋がっているので、分割回路(チャンネル・
  デバイダー)がスピーカーユニットのインピーダンス特性の悪さ(波うっている)
  の影響を直接受けない。

  よって、入力側の伝送特性を直接反映した高忠実度のスピーカー出力増幅が可能

(b) スピーカーユニットごとに出力が分割されるので、小主力アンプ(高音質に作る
  ことが難しくない)が使用可能。

(c) 入力側でフィルター特性(分割周波数の特性)が自由に設定できるので、
  クロスオーバー値付近の繋ぎ目の特性をスムーズにできる。

(d) スピーカーとパワーアンプの間にネットワークやアッテネーターがないので
  定電圧駆動が可能となり、ダンピングファクターが変化しないため、音の
  立ち上がり・立ち下りが良い音質になる。

(e) スピーカーユニットの出力能率の違いをチャンデバで比較的楽に調整できる
  ので、ツィーターとウーファーの能率で、必ずツィーターの方が高い出力能率に
  する必要がないので、組合わせる選択肢が増える。

よって、最高レベルの高忠実度再生(Hi-Fi:ハイファイ)を目指すことが出来ます。


B)デメリット

(e) 分割チャンネル数だけパワーアンプが必要となり、規模が拡大・費用コストが
  高価になる。(低コストパフォーマンス)

(f) 駆動アンプの増幅度の微少変動でも、敏感に反応するので、再生特性が変わり、
  音質に大きい影響を与えやすい。つまり、調整が難しい。

(g) チャンネルデバイダーによって、広範囲で特性を細かく調整できる便利な反面、
  最適な設定値を決めることが非常に難しく(正解が分からない)、不安になる。

(h) スピーカーユニットの欠点を修正するような使い方はできませんが、あまりに
  細かく調整が可能なので、強引に調整してしまうような落とし穴に落ちる。

以上より、 大げさでコストが掛かり、使いこなせずにいつまでも調整するようなループ
作業に陥り易く、中々スピーカーシステム完成しない



2.チャンネルデバイダー

 「マルチアンプ方式」スピーカーシステムを駆動するには、一般的な2ウェイ方式
の場合、再生周波数を、高音域用と低音域用に出力音域を分割して、分割ごとにアンプ
とユニットを振り分けて、システムとして駆動します。

パワーアンプの入力前で再生周波数を分割する、オーディオアクセサリー(機器)が、
「チャンネルデバイダー」になります。

 スピーカーシステムにに内蔵される「デバイディングネットワーク(以下、パッシブ
NW)」と比較しますと

(h) クロスオーバー値をツマミ等を操作することによって、連続可変、広範囲、
  詳細、に設定可能

(i) クロスオーバー値の減衰特性(フィルターの特性)を、急峻な値に設定可能、

(j) 減衰特性の下り坂の曲線の形も[ベッセル、バターワース、リンクウィッツ・
  ライリー]の特性を選択可能。

(k) デジタル式「チャンデバ」の場合、ユニット毎の音の遅延等の設定が、可能と
  なっている。よって「タイムアライメント(リニアフェーズ)」の調整が、
  電気信号で可能となる。

(l) スピーカーユニット毎の音量調節が可能なので、組合わせるスピーカーユニット
  の出力音圧レベルを気にする必要が無くなり、ユニットの組合せパターンが大幅に
  増える。

など、他にもありますが、それらのような特徴が有ります。


 今回のムック誌の「付録チャンデバ」では、最大デメリットのコストの増加は、
ステレオ誌付録アンプ等の激安アンプの利用で抑えることが出来ます。

 調整の難しさは、設定可能な調整機能を大幅に絞って、簡単な調整しかできない
ようになっていますので、操作は非常に簡単になっています。

 ただし、ハイエンドシステムで目指すような高音質は、安アナログパーツの制限を
受ますので、まず無理です(安パーツの「パッシブNW」よりは高音質)。

素人のスピーカー自作では、低価格で音質上のメリットより、「パッシブNW」の
設定値を決めるための調整が楽になるメリットが有るそうです。

しかし、そんなに沢山設計スピーカー設計はませんし、クロスオーバー値が
「チャンデバ」から読み取れない仕様なので、

究極の音質を目指す「マルチアンプ方式」の操作・調整方法の雰囲気を味わう "遊び"
と「パッシブNW」の設定と組付けの面倒から解放すること
が、主体だと思います。


参照したウェブページは下記リンク先になります。

参考にしたページは

ステレオ2014年8月号 〜 マルチアンプによるスピーカーの楽しみ倍増法 〜

マルチアンプによるスピーカーの楽しみ倍増法 〜 チャンデバ 〜 その3

DigiFi[デジファイ]No.15 ハイレゾ対応 D/D コンバーターについて 3号連続付録で合体するとプリメインアンプに完成 その1

DigiFi[デジファイ] No.15(別冊ステレオサウンド)
  【特別付録】オラソニック製ハイレゾ対応D/Dコンバーター
  特別定価 ¥3,996(8%税込)発売日:2014年8月25日


 DigiFi No.7,No.13 の付録アンプが3号連続特別付録でハイレゾ
 対応のモジュールで付いて、スケール・パワーアップして登場!!



 ● DigiFi No.15,No.16,No.17、3号連続付録
  第1回15号:D/Dコンバーター(USB -> 同軸 デジタル変換)
  第2回16号:D/Aコンバーター(同軸->RCA 2ch D->A変換)
  第3回17号:RCAアナログ入力 2CH・パワーアンプ
  とスケルトン基板で発売、
  組合わせてハイレゾUSB-DAC付プリメインアンプに進化。


 ★ 15号:D/Dコンバーター単体使用では、PCとUSB接続
  (TYPE-B:入力)最大[96kHz/24bit]デジタル同軸(RCA)出力。


  RCAアナログ音声入力装備、簡単なA/D変換機能搭載
  (44.1kHz/16bit:予定)
  ADプレーヤー,テープレコーダー等のアナログ音声を
  PCででデジタル信号による録音が可能になります。


  第2回:D/Aコンバーターと専用コネクタで基板ドッキング
  して、アナログ・ボリューム付き付き「USB DAC」に
  進化可能


  第3回:17号:パワーアンプを加えて組合わせて、
  ハイレゾUSB-DAC付プリメインアンプに進化。


が発売されるそうです。


・ 第1弾 「DigiFi(デジファイ) 7 特別付録
   USB-DAC付デジタルパワーアンプ

・ 第2弾 「DigiFi(デジファイ)10 特別付録
  USB DAC搭載ヘッドフォンアンプ

・ 第3弾 「DigiFi(デジファイ)13 特別付録
  USB-DAC付デジタルパワーアンプ(7のグレードアップ)


に続いて、「DigiFi」と「Olasonic(オラソニック)」の
コラボレーション付録の第4弾〜第6弾の付録になります。


・ 第4弾 「DigiFi(デジファイ)15 特別付録
  Olasonic(オラソニック)製ハイレゾ対応D/Dコンバーター
  特別定価 ¥3,996(8%税込)発売日:2014年8月下旬 予定


・ 第5弾 「DigiFi(デジファイ)16 特別付録
  Olasonic(オラソニック)製ハイレゾ対応D/Aコンバーター
  価格未定    発売日:2014年11月下旬 予定

・ 第6弾 「DigiFi(デジファイ)17 特別付録
  Olasonic(オラソニック)製15W+15Wデジタルパワーアンプ
  価格未定    発売日:2015年2月下旬 予定


の予定になっています。


 単号1回の付録で、ハイレゾ対応オーディオ基板付録を付ける
のが難しかったのか? 3号分、3回に分けて販売するようです。
読者にとっては、コストが掛かります。


音質については、「Olasonic(オラソニック)」製付録の実績から、
何も心配はしていません。


ちなみに「ハイレゾ音源」に音源が変わったかといって、「CD」
レベルのフォーマットに比べて、素晴らしく音質が上がることは
ありません。


「CD」の情報量としての器を人間には判別できない、加えて、
アナログ機器の限界を超える情報量の器に置き替えたのが、
「ハイレゾ音源」なので、


今まで、溢れてしまうので、記録できなかった、少々足りなかった
微少信号をメディア等の器(音楽信号ファイル)に納めることが
出来るようになったので、


音質は、平均的にいって「CD」を楽に超えることはできるよう
にはなりました。


しかし、デジタル信号の規格の数値を鵜呑み(情報量が大体:
3〜12倍)がリニアに音質を向上させると、期待を大きく持ち過ぎ
ますと「ガッカリ感」が最大級で襲ってきます。


また、システム全体の「グレード(価格とは違います)」も音質上
重要になります。


普通は、スピーカー等が、その情報量を正確に再現出来ないので、
音質差が聴感上で分からない場合が、多いと思います。


 モジュールで3分割に分けたので、機能に余裕が出来たのか?
初回の「D/Dコンバーター」は、私が欲しかった。アナログ音声
入力をデジタル信号化(最大:44.1kHz/16bit?)して、PCの
音楽ファイル化する機能が付いています。


 目的は、アナログ・ディクス(AD:LP等)の音声をデジタル
ファイル化したいからです。実は、PCにサウンドカードを付けで
(最大:192kHz/24bit)の録音可能環境が完成していますが、
音質に不安があるのと時間が作れなく、まだ試していません。


ちなみに「No.15:D/Dコンバーター」は、アンプ等に同軸デジタル
入力が無いと「USB DAC」としては「No.16:D/Aコンバーター」の
発売まで、使用できない付録となります。注意してください。


 ところで「No.15:D/Dコンバーター」は、操作するためのPC用
アプリケーション(録音用ソフト)が必要になります。
しかしその件に関しては、まだ、何も公開されていません・・・


私は「Apple:Mac」を使用していませんので、対応している「OS」
が気になります。上記PCはまだ「WindowsXP」なので「Vista」以上
だと使用するのにPCを交換するか?等、検討する必要があります。

予定としては、PCのハードが「MS Windows8.1」に対応していない
ので、「Linux系ディストリビューション」の軽量OSをインストール
しようと思いました。


  ※「MS Windows8.1」はCPUに
    ・PAE(Physical Address Extension)
    ・NXビット (No eXecute bit)
    ・SSE2(拡張命令セット)
   の対応を要求する。

   CPUがTualatin(テュアラティン)Celeron1.4GHz なので、
   PAEとSSE2に対応していない。


人気で定番の「Ubuntu(ウブントゥ)」は、Linux系ディストリ
ビューションOSなのに、ここ数年非常に動作が重く、要PAE
対応に代わってしまって、使用できないと思っていましたが、

「Ubuntu14.04LTS(長期サポート版)」には、非PAE対応の
CPUにインストールするためのオプションがインストーラーに
付いているそうです。

これにより、CPUの動作周波数1GHz以上、主メモリ1GB以上
あり、軽量ディスクトップ環境(Xfce等)を選べば、古い自作PC
でも、PCオーディオ用として、使用出来そうです。

参照したウェブページは下記リンク先になります。

デジファイ15付録 ハイレゾ対応DDCについて 1 販売告知

デジファイ15付録 ハイレゾ対応DDCについて 2 付録間関係

デジファイ15付録 ハイレゾ対応DDCについて 3 使い方?

デジファイ15にハイレゾ対応D/Dコンバーター 〜 その1

ステレオ2014年8月号付録 フォステクス スピーカーユニット for 2way system について、フルレンジから2ウエイに進化

● ステレオ(Stereo)2014年8月号 スピーカー工作特集号
   特別付録 Fostex Speaker Unit for 2way system
   8cm口径コーン型ウーファー×2
   2cm口径ソフトドーム型トゥイーーター×2
   計4個+備品(ネットワーク用コンデンサー×2等)

 ・発売予定日:2014年7月19日 ・予価:3,810円(8%税込? 本体価格 3,582円)

● Stereo編2014年版スピーカー工作の基本&実例集(ONTOMO MOOK )
   特別付録 stereo 2014年8月号 付録
   Fostex Speaker Unit for 2way system 専用、
   小型 2ウェイスピーカー バスレフ型エンクロージュア・キット

 ・発売予定日:2014年7月19日 ・予価:4,000円(8%税込 本体価格 3,703円)


 のネットショップの通販予約が始まりました。


第1弾:「Stereo 2010年 7月号 特別付録 フォステクス スピーカー ユニット
     キット P650(6.5cm口径 フルレンジ スピーカー ユニット)」
     2010年 6月19日発売 特別定価¥2,200円(税抜)


  『オーディオ専門雑誌初のコンポレベル付録、FOSTEX FE-Enシリーズの特徴
   "ESコーン"を継承した超ハイPC 小型フルレンジユニット組立キット』


第2弾:「Stereo 2011年 7月号 特別付録 フォステクス スピーカー ユニット
     キット P800(8cm口径 フルレンジ スピーカー ユニット)」
     2010年 6月19日発売 特別定価¥2,667円(税抜)


  『昨年の「P650」を8cm口径にして、低音をグレードアップしたスピーカー
   ユニット キット、後に、量産改良完成品「かんすぴシリーズ:P800K」が
   市販発売されました。』


第3弾:「Stereo 2012年 8月号 特別付録 スキャンスピーク(Scanspeak)製
     10F/8422-03 10cm口径 フルレンジ スピーカーユニット 完成品」
     2012年 7月19日発売 特別定価¥2,848円(税抜)


  『デンマークの高級スピーカーブランド御用達(OEM)ブランド:スキャンスピーク製
   10cm口径フルレンジユニット完成品。実質9cm口径スピーカーユニットだが、
   「P800」からさらに低音域を強化したグレードアップさせたスピーカーユニット』

第4弾:「Stereo 2013年 8月号 特別付録 スキャンスピーク(Scanspeak)製
     5F/8422T03 5cm口径 フルレンジ スピーカーユニット 完成品」
     2013年 7月19日発売 特別定価¥2,848円(税抜)

  『スキャンスピーク製、5cm口径フルレンジ スピーカー ユニット完成品、
   口径が一番さく、小型化されたが、ネオジム磁石搭載の強力フルレンジ
   ユニットで特殊なムック箱(BH、DB)が専用で同時発売 される。』


に続いて、第5弾の特別付録スピーカーユニットになります。


 年を重ねるにつれて、価格の上昇と共に付録スピーカーユニットも、何かしらの
進化を遂げて、今年は大幅な価格上昇(約¥1,000弱)と共に、遂に2ウェイ化され、
ユニット数が合計4個になりました。


 低音域再生用ウーファー「PW80」は、ウーファーというよりフルレンジユニット
です。磁気回路を「P800」より強力にしたおかげで、高音域の伸びは{23[kHz]}に
達して、「P800」より再生周波数範囲が拡大して、ワイドレンジ化されています。


 高音域再生用ツィーター「PT20」は、単純計算で1個当たり、400円弱の
価格設定となりますが、写真だけの外観から、そのような価格設定は信じられない
造りであることは明らかです。


高音域再生用ですが、本格2ウェイ用ではなく、3ウェイあるいは、フルレンジユニットの超高音域を強化すために加えるスーパーツィーター的性格のスピーカーユニットです。再生周波数帯域が{3[kHz]〜32[kHz]}から、明らかです。


以上より、出力音圧レベルも考慮して判断しますと「PW80」と「PT20」の
マッチングは良いようです。


加えて、「PT20」単体をスーパートゥイーターとして、過去の付録「P650」
「P800」「10F/8422-03」のスピーカーシステムに付け加えても良い結果が得られる
と思われます。


付録2ウェイ スピーカーユニット専用エンクロージャーが付録となるムック誌
「ONTOMO MOOK Stereo編2014年版スピーカー工作の基本&実例集」も同時発売
されます。


今年も、スピーカー自作の入門者は、ユニット取付穴加工するための工具を所有して
いない方が大半で、エンクロージャー加工することが出来ないことを考慮されて
います。

今年は、それに加えて、2wayになったので、内部配線をどこかで分岐して接続する
必要が発生したため、「はんだ付け」か「圧着」による配線接続が発生するのですが
スピーカーケーブル端子を2個にして、その加工を回避しています。


残念なことは、2ウェイ化によって、エンクロージャーが大型化されてしまい、MDF
合板の板厚が、5.5[mm]と薄くなってしまっていることです。多分、箱を鳴らす
ことも設計方針に含まれていると思いますので、大丈夫だとは思いますが・・・


懸念材料があるとはいえ、専用箱が付録となっているムック誌と合わせて、簡単に
CPの高いパッシブ・スピーカーシステムが今年も安心して作ることが出来ます。


 今回のスピーカー工作付録のキャッチコピーは


 ・stereo2014年 8月号 フォステクス スピーカーユニット for 2way system
 【 今年は遂に2ウェイだ!! 】

 ・Stereo編2014年版スピーカー工作の基本&実例集の付録エンクロージュア
 【 チューニング次第で音色は無限大! 】


だそうです。

 『2wayでワイドレンジ再生に挑戦!』ということで、8cm口径フルレンジユニット
「PW80」と、2cm口径スーパーツィーター「PT20」の組合せと、
エンクロージャー内容積のアップ{約1.3→約1.9 リットル)で、


高音域・低音域の伸びを拡張して、ワイドレンジ化しています。


『チューニング次第で音色は無限大』はウーファーとトゥイーターに、音声信号を
低音域と高音域を分けるためのパッシブ・フィルター回路素子の部品(コンデンサー
,コイル、または、抵抗)を交換等してチューニング出来ることだろうと推測します。


「ステレオ2014年8月号」付録標準では、格安の電解コンデンサー1個の一番単純な、
フルレンジに追加する、プラス・スーパーツィーター用になっています。


これを本格的に、ウーファーの高音域をカットするコイル等を噛ましてクロスオーバー
付近(低音域と高音域の信号が、ユニットで切り替わる、おおよその周波数)の音波の
混ざりを減らしたり、

コストは大幅アップしますが、アンプから低音用・高音用を分けて増幅させる
マルチアンプ化するなどで、遊べます。


「ステレオ2014年 5月号」の情報によりますと、付属の電解コンデンサーを、同じ規格
のスピーカー用フィルムコンデンサー等に変えるだけでも音は"激変"?するそうです。


ただし、この使いこなしは、経験とチューニング技術を必要としますので、正確に
実施しないと、音質が必ず向上するわけではありません。しかしそこが、また面白い
ところでもあります。


その辺りの入門レベルの使いこなし・チューニング情報は
『ONTOMO MOOK Stereo編2014年版スピーカー工作の基本&実例集』に載せている
ようです。


 初心者が最も気を付けなければいけないことは、ハイパスフィルターのコンデンサー
は、ツィーターの破損防止も兼ねていますので、必ずツイーターにはコンデンサーを
直列に入れて、使用することです。


直接アンプにツィーターを接続しますと、過大電力をツィーターに入力してしまう危険
があり、ツィーターのボイスコイルを焼き切って、壊していまう可能性が非常に大きい
です。


加えて、パッシブフィルター等の配線接続方法・確かさによっても音は大きく変わり
ますので、少なくとも接触不良等が無きようにシッカリ接続したいものです。


参考にしたページは

Stereo 2014年8月号 付録 フォステクス 2ウェイ 〜 その2 詳細なスペック 〜 。

Stereo 2014年8月号 付録 フォステクス 2ウェイ 〜 について その1

Stereo 2014年8月号 〜 SP Unit for 2way system の 〜 予約が始まりました。

DigiFi[デジファイ]No.13 特別付録 オラソニック(Olasonic)製 USB-DAC付デジタルパワーアンプについて

 「「DigiFi[デジファイ](別冊ステレオサウンド) No.13

  【特別付録】USB DAC付デジタルパワーアンプ

  DigiFi No.7 の付録アンプがパワーアップして帰ってきます。

  アンプ基板 特別価格:4,200円 発売予定日:2014年2月下旬」


が発売されるそうです。

  ※ 以下、デジタルパワーアンプ -> DAMP
      コストパフォーマンス -> CP

と略称します。


 「DigiFi No.7 特別付録 USB-DAC付パワーアンプ 税込定価:2,980円

  発売日 2012年8月29日 [首都圏基準]」

 「DigiFi No.10 特別付録 USB DAC搭載デジタルヘッドフォンアンプ

  特別定価3,300円(税込) 発売日:2013年5月28日


に続いて、第3弾のOlasonic(オラソニック)製特別付録になります。

USB接続のバスパワードアンプは、小型のPC用スピーカーに内蔵されて

いる場合が多く、単体でしかも雑誌付録で販売しているのは「DigiFi」

だけなので、他に比較する対象物がありません。


"ハイレゾ音源"でない [48KHz/16bit]までの再生ですが、先行販売

されている雑誌付録「USB-DAC」とは違い、RCA端子ケーブルでなく、

「USB DAC」と「D級アンプ」が基板上で直結されている音質上有利な

設計なので、


「USB DAC」+「D級バワーアンプ」の組合せを超える音であること

を、私は期待しています。


上記「DigiFi No.13 付録USB-DAC付デジタルパワーアンプ」の仕様等を

上げますと


@ デジタル入力はUSBType B専用、アナログ出力はスピーカー出力端子


A 電源はUSBバスパワー(別途電源不要)


  ※)「DigiFi 7付録」にない、動作確認用のLEDインジケーター付


B スピーカー出力の音量ボリューム(スイッチ式)


  「DigiFi 7付録」に「DigiFi 10付録」と同じ仕組みの音量調整

  ボタン(ボリュウムアップダウン)を新搭載


C 音源データのデジタル入力は"ハイレゾ音源"非対応


 ※ハイレゾ音源、DSD音源には対応していませんが、通常はパソコン側で

  自動的に変換(ダウンコンバート)されるので音は聴くことができます。


 ("ハイレゾ音源"なら、必ず高音質になりません。

  音源元の録音・音質と、ユーザーの機器とその使いこなしに

  音質は非常に大きく左右されます)


D 電源にオラソニック自慢の「SCDS」採用で音質強化


  電源コンデンサーを「DigiFi 7付録」の6,800μFから10,000μFへ

  大容量化して、、たっぷりとした低域再現に貢献しているそうです。


※)「SCDS(スーパー・チャージド・ドライヴ・システム)」

   パソコンの「USBインタフェース」から供給される電力は

   規格上「5[V]、2.5[W]」なので、

   瞬時にそれ以上の電力を必要とする場合、スピーカーを

   良く鳴らすには電力が足りません。

   それを可能にするために充電バッテリーになる大容量電解

   コンデンサーに常時使用しなかった電力を貯めて、電力が

   不足した瞬間に電力を補う仮想バッテリー電源。


E スピーカーターミナルは従来型のワンタッチのバネ式


   「DigiFi 7付録」も同様ですが、BTL動作となっているため、

   ヘッドフォンアンプとしては使えません。普通は壊れます。

   このワンタッチ式のため、太い(およそ 2.0sq を超える

   導体断面積)のSPケーブルは使用出来ません。


F 最新仕様デジタルパワーアンプIC、各種コンデンサーを通常品を使用、
  クロック発生用のクリスタル、出力部のコイルなど、音質改善点が多数


と載っていました。ハンダ工作をしない使いこなしのグレードアップ策

として、


G USBケーブルをオーディオ用を使用する。


H USBバスパワー電源をPCからではなく、スマホ用USB充電器や

  USBハブ等で、より高出力でクリーンな電源に変える。


I SPケーブルをオーディオ用の質の高い物を使用する。


J オリジナルケースの作成(使い勝手や見た目デザインの向上がメイン)


が思い浮かびます。付録仕様は


 ・最大出力:10W+10W(8 Ω、ダイナミックパワー)

 ・周波数特性:20Hz 〜20,000Hz 以上

 ・電源電圧:5V(USB BUS パワー)

 ・USB-DAC基板・寸法:W64×H38×D93[mm]・重量57 [g]


となっています。


オペアンプ交換が出来なく、ハンダ工作によるグレードアップ等は

非常難しいですが、廉価品ボリュームによる音質劣化が無く、

音質は「前回(DigiFi 7)のデジタルパワーアンプの音質を超える」

をテーマを揚げて、改良を重ねて来たそうで、自信があるようです。


参照したウェブページは下記リンク先になります。

● DigiFi 13 付録 USB-DAC付バワーアンプ について その1


● DigiFi 13 USB DAC付デジタルパワーアンプについて その1


● DigiFi 13 USB DAC付デジタルパワーアンプについて その2

Stereo(ステレオ)2014年1月号 特別付録 ラックスマン製デジタルアンプ「LXA-OT3」について、第一弾「LXA-OT1」をグレードアップした小型基板アンプです。

「Stereo 2014年 1月号 特別付録 LUXMAN製 デジタルアンプ LXA-OT3
(発売予定日:2013年12月19日、予価 3,700円)」
 のネットショップの予約が始まりました。

  ※以下、コストパフォーマンス -> C/P
      ヘッドホン用アンプ  -> HPA
  と略称します。


第1弾:「Stereo 2012年 1月号 特別付録 LUXMAN製 デジタルアンプ
     LXA−OT1」2011年12月19日発売 特別定価 2,800円

第2弾:「Stereo 2013年 1月号 特別付録 LUXMAN製 HPA付USB-DAC
     LXU−OT2」2013年12月19日発売 特別定価 2,800円


に続いて、第3弾の特別付録になります。

スケルトン型基板アンプとしては、第1弾「LXAーOT1」に続く発売に
なります。

「Stereo2012年1月号 LXA-OT1」を改良した小型基板デジタルアンプ
で、出力アップ&クォリティアップに加えて、価格アップになった
雑誌付録になりました。

「LXA-OT1」を買いそびれた方々には朗報です。そして「LXA-OT1」
を持っていてメインで使っている方には、少し悔しいですが、
同様レベルのアンプで

出力アップ{[5W+5W(8Ω)]->[12W+12W(8Ω)]}と
高音質パーツ採用や配線パターン変更によるファインチューンを
施した次世代デジタルアンプになっています。

個人的には、雑誌本誌[想定:¥900]を除いた、付録本体の価格が
[LXA-OT1:¥1,900]->[LXA-OT3:¥2,800]と5割弱価格が上昇
しても、それ以上に音質が向上していれば大歓迎です。

[LXA-OT1:¥1,900]では、パーツにコスト的限界を感じていました
が、全てとは行きませんが、効率よく主要箇所を強化してくれている
と推測します。


◎「LXA-OT1」と変わらなかった主な仕様は


 ● デジタルアンプデバイス(TDA7491HV)

 ● プリ部オペアンプ(NJM4558D:交換可)

 ● アンプ基板の大きさ(94W×40H×92D[mm])

   *)予想より勘違いの可能性あり

 となります。


◎「LXA-OT1」から改良した変更点は

 ● 基板色が[グリーン]系から[レッド]系に変更

 ● 出力アップ、5W×5W(8Ω)-> 12W×12W(8Ω)

 ●、ACアダプタが大型化、電流容量 1.0A -> 1.2A にアップ

 ● 高音質電解コンデンサの採用

 ● RCA端子の金めっき化、ニッケルめっき -> 金めっき

 ● ラックスマン伝統のラウンドパターン配線を採用(基板)

   *)一部変更になる可能性が有り

 となります。

雑誌等での試聴レビューの感想は、

「LXA-OT3」はノーマルな状態で[LXA-OT1」の改造品
(コンデンサー交換、オペアンプの交換、電源の強化等)を明らか
に上回る音質のクォリティだそうです。


参照したウェブページは下記リンク先になります。

ステレオ2014年1月号付録に 〜 LXA-OT3 が付く!! その1

ステレオ2014年1月号付録に 〜 LXA-OT3 が付く!! その2

Stereo(ステレオ)2014年1月号に 〜 LXA-OT3 が付録に付く!!

Stereo(ステレオ)2014年1月号に 〜 LXA-OT3 が付録に付く!! その2

DigiFi[デジファイ]No.10 付録 USB-DAC搭載ヘッドフォンアンプについて 公式ウェブサイトからの情報より

 「DigiFi[デジファイ](別冊ステレオサウンド) No.10

  【特別付録】USB DAC搭載デジタルヘッドフォンアンプ

  Olasonic(オラソニック)が設計・生産の音質にこだわった

  USB-DAC基板
特別価格:3,300円 発売予定日:2013年5月28日」

が発売されるそうです。

  ※ 以下、ヘッドフォンアンプ -> HPA
      コストパフォーマンス -> CP

  と略称します。

 「DigiFi No.7 特別付録 USB-DAC付パワーアンプ 税込定価:2,980円

   発売日 2012年8月29日 [首都圏基準]」

に続いて、第2弾の特別付録になります。

オーディオ専門雑誌等の付録になる「USB DAC」としては、


(1)「株式会社インプレスジャパン DOS/V POWERT REPORT特別編集

   ハンダ付けなしで誰でもできる!USB DACキットではじめる

   高音質PCオーディオ 特別付録 USB DAC:DVK-UDA01」

   2012年4月6日発売 5,985円(税込)


(2)「Stereo(ステレオ)2013年1月号 特別付録 HPA付 USB-DAC

   LXU-OT2 -LUXMAN(ラックスマン)×Stereo 合同企画-

   2012年12月19日発売 2,800円(税込)


に続く、3回目となります。


「(1) DVK-UDA01」には、CPでに十分勝てますが、

「(2) LXU-OT2」に対しては、500円高額になります。

「付録USB-DAC」の価格としては、雑誌本体の価格で400円違います

ので、実質100円態度の差となります。大してCPは変わりません。


"ハイレゾ音源"でない [48KHz/16bit]までの再生ですが、先行販売

されている雑誌付録「USB-DAC」を超える音であることを私は

期待しています。


上記、「DigiFi No.10 付録HPA付USB-DAC」の仕様等を上げますと

@ デジタル入力はUSB、アナログ出力はRCA出力端子とHPA出力

A 電源はUSBバスパワー(別途電源不要)

B φ3.5mm ステレオ ヘッドフォン 入力端子付き

C ヘッドフォン・RCA出力用音量ボリューム(スイッチ式)

D 音源データのデジタル入力は"ハイレゾ音源"非対応

 ("ハイレゾ音源"なら、必ず高音質になりません。

  音源の録音技術の質と機器の使いこなしに音質は

  非常に大きく左右されます)

E 電源にオラソニック自慢の「SCDS」採用で音質強化

※)「SCDS(スーパー・チャージド・ドライヴ・システム)」

   パソコンの「USBインタフェース」から供給される電力は

   規格上「5[V]、2.5[W]」なので、

   瞬時にそれ以上の電力を必要とする場合、スピーカーを

   良く鳴らすには電力が足りません。

   それを可能にするために充電バッテリーになる大容量電解

   コンデンサーに常時使用しなかった電力を貯めて、電力が

   不足した瞬間に電力を補うバッテリー電源。

と載っていました。使いこなしのグレードアップ策として、


F オリジナルケースの作成が出来るようです。


付録内容は

・USB-DAC基板・寸法:W64×H38×D94[mm]・重量59 [g]

となっています。


「(2) LXU-OT2」と比較しますと後発なので上記「SCDS」を奢った

だけでなく、素性のよいオペアンプを使いながらも、さらなる

高音質化への手を決してゆるめなかった、音質に「とっことん」

こだわった「ヘッドホンアンプ付USB-DAC」になるそうです。

(「とっことん」≡「とことん」の強調表現?)


「ステレオ2013年1月号 付録 LXU-OT2」と比較しますと、

オペアンプ交換が出来なく、ハンダ工作によるグレードアップ等は

出来ませんが、

ヘッドホンを使う場合、廉価品ボリュームによる音質劣化が無く、

「SCDS」とOPアンプ直付による音質向上があります。


そして、開発中の試聴用ヘッドフォンは高級で駆動が難しい

ハイインピーダンスタイプも使って開発中にモニターしたそうです

ので音質には自信があるそうです。


RCA端子出力では「DAC ICチップ」の内蔵機能によるボリューム

音量調節が可能(音声信号が劣化し易い安価アナロクボリュームを

通らない)になっているので、直接パワーアンプに接続できます。


よく残っているプリアンプ部が壊れているがパワーアンプ部は

壊れていないプリメインアンプなどの再利用も可能で

「シンプルイズベスト」思想による音質向上も考えられます。



参照したウェブページは下記リンク先になります。

DigiFi No.10 付録 USB-DAC付HPA について その2

DigiFi No.10 付録 USB-DAC付HPA の通販予約が始まっています。

フォステクス "かんすぴ"シリーズ P800K/P1000K/P800-E/P1000-E/AP05 について

 ローコストで手軽に自作スピーカーが楽しめる製品シリーズが

Fostex(フォステクス)より去年から発売されています。


●FOSTEX "かんすぴ" シリーズ

@8cmフルレンジユニット   P800K  :¥1,300(税抜)/1台

AP800K 用スピーカーボックス P800-E :¥1,400(税抜)/1台

B10cmフルレンジユニット   P1000K :¥1,600(税抜)/1台

CP1000K用スピーカーボックス P1000-E :¥1,900(税抜)/1台

D超小型パーソナルアンプ   AP05  :¥4,800(税抜)/1台


1.8cmフルレンジユニット「P800K」とそのエンクロージャー「P800-E」

 @×2+A×2 で、2チャンネル分の8cm口径フルレンジスピーカー

 が出来ます。

 定価合計で、5,400円×1.05(消費税含む)=(5[%]税込)5,670 円

 になります。本格的オーディオ用スピーカー(以下SP)として、

 非常にロープライスです。


「ステレオ(Stereo)2011年7月号付録 スピーカーユニット キット P800」

の発売の時に「P800」用として、フォステクス8cm口径フルレンジ用

スピーカーエンクロージュア「P800-E」は発売されました

(メインの適合ユニットは「P800」)


型番から分かる通り、SP-UNIT「Fostex:P800K」は、

付録「Fostex SP-UNIT キット P800」の量産化改良製品です。

そのことは、

「ステレオ誌2013年1月号 174頁〜177頁 オーディオクラフト

 AS380K 製作・文:浅生 ム(あきら)氏」 の記事に

「(P800)と振動系、磁気回路その他の各部分はほとんど同じであるが

 コーンとボイスコイルなどの位置関係の調整、接着剤の使い分けや

 使用料など細部に渡って綿密に再検討された。」

と載っています。

作成されているスピーカーは「FF85WK」を使用する予定だった。

トールボーイ型、同じユニット3本使用バーチカルツイン風角柱

バスレフ、モデル名「AS380K」です

サイズ:144×144×912(W×H×D)[mm] 底面180×12×180の土台付)

そこの「P800K」試聴レビューをまとめますと、

 ● 音の締りが結構良い

 ● レンジが広くないが、帯域のバランスは取れている。

 ● 重低音域は出ないが何とか実用になる低音

 ● 音源の録音差をやや誇張されるような録音の差が出る高性能

 ● 近い距離で聴くのが最適の音癖の少ない聴きやすい音

と載っています。

 私もプロトタイプの「P800(音質劣化しないように組立てた)」

を使ってみて、感じたことも同じで、感想を付け加えますと、

この音質にスパイス的な高音域の伸びと音源に入っていることの

少ない重低音が加われば、私の使っているメインシステムの

ハイエンドクラスにも勝るとも劣らない音になると思います。

この特徴が、何でもコスト内で平均的にまとめ上げた

市販スピーカーと最も違う自作スピーカーの醍醐味だと思います。


スピーカーボックス「P800-E」は、

フォステクスの8cm口径フルレンジユニット「FE83En」「FF85WK」

も取り付けることが出来るスピーカーエンクロージャーです。

FOSTEXとして今までなかった非常に安価なエンクロージャーで、

音質はやや劣ってしまいますが、コストパフォーマンスは高いと

思います。(板厚がやや薄い、小さいので内容積が少な過ぎ)

"かんすぴ"="簡単スピーカー"の軸となる製品だと思います。

自作スピーカ−の工作は、エンクロージャーを設計・作成する

のが主体だからです。

(いくらでも箱の工作にこだわれますが、非常に手間が掛る)

手間を掛けずにそれなりの音質は確保出来ますが、出来れば、

最低限、電気配線部品(スピーカーターミナルと内部配線)の

交換すれば音質のグレードアップが可能です。

スピーカーケーブルの交換が出来なくなりますが、スピーカー

ターミナルを飛ばして、直接スピーカーケーブルを「P800K」

に接続すれば、コストも少なくて済みます。

スピーカーターミナルの穴は、スピーカーケーブルが真ん中に

通したフタにするか、埋める接着剤で塞ぐ必要がありますが・・・


見た目のデザインが安っぽい木目調の塩ビシートですが、

Fostexの公式"かんすぴ"のWebサイトには、外観をアレンジした

作成例が12例ほど載っていて、参考になります。(見た目も大事)

そのような、工作を楽しむのも良いのではないかと思います。


2.10cmフルレンジ「P1000K」とそのエンクロージャー「P1000-E」


B×2+C×2 で、2チャンネル分の10cm口径フルレンジ

スピーカーシステムが出来ます。

定価合計で、7,000円×1.05(消費税含む)= 7,350円

になります。本格的オーディオ用スピーカー(以下SP)として、

非常にロープライスです。


スピーカーユニット「1000K」を使用した

ミニサイズの2ウェイ(P1000K+FT207D)「AS1000KD」の

スピーカー工作記事が「ステレオ(Stereo)2013年2月号

129〜133頁 Stereoオーディオクラフト」に載っています

(製作・文:浅生 ム氏)。

その記事より「P1000K」の特徴・音質レビューをまとめますと、

 ●音質はニュートラルで色付けが無く素直で穏やかな音

 ●Q0=0.53 でバスレフ型が最適なユニット

 ●2wayにするのにバランスが良い周波数特性

  (のだら下がりの高音域)

 ●結構パワーが入る(36[W] mus.)

となっています。

「P800K」同様に無理をしていない設計なのでCPは高いと判断

できます。

「バランスが良い周波数特性」とは20cm口径フルレンジユニット

に似ている高音域の周波数特性で伸びてなく、だら下がりで、

高音域強化で2ウェイにする場合、20cm口径ユニットのように

フルレンジ側にネットワークを入れる必要が無いという意味です。


かんすぴ8cm口径フルレンジユニット「P800K」の口径を10cm口径に

1ランク上に拡大したようなユニットであるのは間違いないと

思われます。


ちなみに「AS1000KD」の私の偏見と独自の机上感想を書きますと、

小型ニアフィールド(近距離で聴くスピーカー)用スピーカーなので、

「P1000K」の性能をフルに引き出すタイプの自作スピーカーではあり

ません。

よって、音質的な感想は机上であるため分かりませんが、

目的に合った設計通りの「P1000K」の欠点を上手くカバーした目標を

達成した完成したモデルだと思います。


浅生氏には全く責任が無い問題点としてツィーター(以下TW)

の価格があります。主に「フォステクス」さんの SP-UNIT を

紹介する連載なので、他ブランドの安価なTWは普通は

合わせません。

「Fostex:FT207」はフォステクス販売のTWで合せられる

最廉価TWですが、現状で標準価格¥4,700(税込¥4,935)と

「P1000K」の約3倍弱の価格となっています。

組合わせるなら「AUDIO BASIC 2012 AUTUMN Vol.64」の炭山アキラ氏

のスピーカー自作記事 P131 に載っている、ソフトドームTW

「 Dayton(デイトン) ND16FA-6 約2,000円(2本1組)」が良いと

思います。


スピーカーボックス「P1000-E」は、フォステクスの10cm口径

フルレンジユニット「FE103En」「FF105WK」も取り付けることが

出来るスピーカーエンクロージャーです。

FOSTEXとして今までなかった非常に安価なエンクロージャーで、

音質はやや劣ってしまいますが、コストパフォーマンスは高いと

思います。(板厚が薄い:9[mm]、内容積がやや少な過ぎ)


「P800-E」に比較して「P1000-E」の方が、「フォステクス」推奨

10cm口径フルレンジスピーカーユニット「FE103En」と「FF105WK」

の相性が良い様子です。

「P1000K」は当然として「FE103En」と「FF105WK」も意外と

シミュレーションでほぼフラットで良さそうな低音帯域f特性で

伸びていました。


「FE103En」「FF105WK」は、上位機「BK105WK」に適応していて、

それとのシミュレーションで低音帯域f特を比較しますと

「BK105WK」と「P1000-E」の200[Hz]以下のf特の違いで、

「BK105WK」の方が約10[Hz]ほと伸びている(「FF105WK」で

約70[Hz])のがよく分かり「BK105WK」の方が優れていること

がシミュレーション結果で分かっています。

加えて、箱の材質・板厚・表面仕上げ・接続部品が全然違います

ので、中高音の音質も「BK105WK」が明らかに上になると予想

出来ます。

その代り「BK105WK」の方が3倍以上価格は高くなります。

ちなみに「BK105WK」には「FE103En」「FF105WK」用のフレーム

落し込み加工がされていますので「P1000K」は直接取り付ける

ことは出来ません。


参考にしたページは

フォステクス "かんすぴ"シリーズ P800K/P1000K/P1000-E/AP05 が発売!!

フォステクス "かんすぴ"シリーズ P800-E/P1000-E が発売!! その2

P800K 8cmフルレンジユニット が"かんすぴ"シリーズで発売 その1

P1000K 10cmフルレンジユニット が"かんすぴ"シリーズで発売 その1

AP05 パーソナル アンプ が "かんすぴ"シリーズで発売

Stereo(ステレオ)2013年1月号 特別付録 ヘッドフォン付 USB-DAC「LXU-OT2」について、LUXMAN(ラックスマン)×ステレオ(Stereo)合同企画

 「オーディオ専門 月刊誌 Stereo(ステレオ)2013年1月号

  特別付録 ヘッドホン・アンプ付 USB-DAC LXU-OT2

  (予定:2012年12月19日、予価 2,800円)」

が発売されるそうです。


 本格的にオーディオで遊べる基板コンポーネントを付録に付ける

のを最初に始めたのは、「音楽之友社 ステレオ誌」だったのですが

その後、

(1)「株式会社インプレスジャパン DOS/V POWERT REPORT特別編集

   ハンダ付けなしで誰でもできる!USB DACキットではじめる

   高音質PCオーディオ」2012年4月6日発売 5,985円(税込)

(2)「別冊ステレオサウンド DigiFi(デジファイ) No.7 付録

   USB-DAC付パワーアンプ」2012年8月29日発売 2,980円(税込)

と後発雑誌が先行して「DAC付」特別付録雑誌・ムック誌を発売

してしまいました。


「ステレオ誌」としては、おそらく対抗策として、

1回目「Stereo(ステレオ)2012年 9月号(発売 2012年 8月19日)」

  緊急告知! LXU-OT2 ラックスマン×Stereo合同会議

2回目「Stereo(ステレオ)2012年10月号(発売 2012年 9月19日)」

  ラックスマン×Stereo 合同企画 LXU-OT2の全貌に迫る

3回目「Stereo(ステレオ)2012年11月号(発売 2012年10月19日)」

  ヘッドフォンアンプ付USB-DAC「LXU-OT2」試聴体験レポート

と3ヶ月連続で「LXU-OT2」に関する告知情報記事を載せました。

他の雑誌に先行されたため、上記のようなキャンペーンに似た

宣伝をしていました。


しかし、宣伝をしてもネット通販での予約は全然始まらない、

奇妙な状態が続いていて私は「イライラ」していました。


連載記事には回路配線パターンなど「LUXMAN」独自のノウハウで

音質が良くなるように工夫がされていること、RCAケーブルによる

音質劣化をバッファーアンプで劣化防止するなどの「ラックスマン」

らしい対策も施されていることが載っていました。


 なお、2012年9月19日、東京の神楽坂の音楽之友社試写室にて

ヘッドホンアンプ付 USB-DAC「LXU-OT2」の試聴体験会が開かれた

そうでその時に、後発なので"音質は負けない"ようなことを発言

していた噂がネット上にありました。


上記、ステレオ誌連載の「LXU-OT2」告知記事とWe上の情報を

集めて、「LXU-OT2」の概要をまとめますと、

@ 音源データのデジタル入力は"ハイレゾ音源"非対応

 ("ハイレゾ音源"なら、必ず高音質になりません。

  音源の録音技術の質と機器の使いこなしに音質は

  非常に大きく左右されます)

A 基板サイズが「LXA-OT1」と同サイズで支柱で連結可能

 (W94×H30.3×D90.7[mm]:前面ノブと背面端子をを含む)

 (「LXA-OT1」との接続はRCAケーブルが必要)

B デジタル入力はUSB、アナログ出力(固定)はRCA出力端子

C 電源はUSBバスパワー(別途電源不要)

D DAC部に専用電源回路

E ヘッドフォンの入力端子付き

F ヘッドフォン用音量ボリューム(ノブ付き)

G ヘッドフォンアンプ用に独立した交換可能OPアンプ搭載

H RCA出力にOPアンプの交換可能バッファーアンプ搭載

と載っていました。こだわりのチューンアップ策として、

I オリジナルケースの作成

J DAC用とヘッドフォンアンプ用に交換可能なOPアンプ搭載

K 基板の空き部分にS/PDIFデジタル出力(光、同軸)増設可能

L 回路図を参考にしてコンデンサー等の交換グレードアップ

が出来るそうです。

付録内容は

●USB-DAC基板(本体)●PVC製 透明カバー(基板の上を覆うタイプ)

●支柱(H20[mm])とネジ("+"が4本) 

●「LXA-OT1」との連結支柱(4本)・1m USBケーブル

となっています。


参照したページは

● オーディオ雑誌・ムック誌の付録によるオーディオシステム組合せ

● ステレオ(Stereo)2013年1月号にラックスマン設計のUSB-DAC
  「LXU-OT2」が付録に付く!

● 「ステレオ(Stereo)2013年1月号」ネット通販の予約がやっと始まる!!
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