2021年09月23日
付録スピーカーユニット2021 は、これならできる特選スピーカーユニット オンキヨー編 OM-OF101 最先端技術バイオミメティクス振動板搭載 10cmフルレンジ です。
★★ 今年は新コラボ、老舗総合音響ブランド ★★
★★ オンキヨー製 バイオミメティクス UNIT ★★
★ これならできる
特選スピーカーユニット
2021年版 オンキヨー編
ONTOMO MOOK Stereo編
特別付録
10cm フルレンジ・スピーカーユニット
「OM-OF101」(2本)
「音楽の本質をしっかり伝えたい」という思いから
投入された新技術「バイオミメティクス振動板」等
で、最先端のハイファイサウンドを目指したスピーカー
ユニットを、お手頃価格の 付録 として提供
・発 売 日:2021年8月19日(木)
・定 価:6,930円(10%税込 本体価格 6,300円)
・判型/頁数:B5/24頁
※1)以下、本誌を "これ特ス21版" と略称
★ これならできる
スピーカー工作 2021
ONTOMO MOOK Stereo編
特別付録
ONTOMO MOOK Stereo編 付録
オンキヨー製 OM-OF101 対応
エンクロージュア キット(2台分)
(ダブルバスレフ or バスレフ 選択制)
"低音重視" のDBか、"鳴りっぷり" のBR が選べる
お手軽な オントモムック純正エンクージュア・キット
・発 売 日:2021年8月19日(木)
・定 価:7,700円(10%税込 本体価格 7,000円)
・判型/頁数:A4変/16頁
※2)以下、本誌を "これス工21版" と略称
※3)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
※4)以下、エンクロージャー ≡ "SP-BOX"
が発売されました。
遅くなりましたが「付録SP-Unit:OM-OF101」について、
検証してみます。
ステレオ編集部によるムック誌特別企画の「SP-Unit」
として、第5弾 の 6モデル目になります。
そして、St誌の付録期間も含めると SP-Unitブランド
としては、Fostex,ScanSpeak,Pioneer,MarkAudio、
に続き、初登場 の ONKYO となりました。
「"YouTube" チャンネル "月刊ステレオ" '21/02/23
ライブ配信」で発表され「ステレオ2018年4,5,6,7月号」
やインターネット上の「ONTOMO MOOK Stereo編」等で
告知が載っていました。
「付録SP-Unit」としては初の「ブランド」で、
5番目に登場した「老舗ブランド」になります。
まずオンキヨーの "開発ポリシー" は
{音楽を通じて人を幸せにしたい}
で "これ特ス21版" の表紙裏広告に載っていました。
『OM-OF101』の開発設計思想は、
{「音楽の本質をいかに伝え、共感していただき、
感動を伝えることができるか」を目標とする。}
と "これス工21版" の冊子に載っていました。
今年の付録モデル『OM-OF101』の特徴は、
・バイオミメティクス(生物模倣)振動板
高剛性の貝殻構造を取り入れた
大きくうねった、五角形を回転
させた湾曲上の立体構造コーン。
トンボの翅(はね)の翅脈構造を
採用した軽く強度があり、かつ
共振が起き難い構造のコルゲー
ションデザインのコーン振動板
表面。
・完全対称とした渦巻構造のエッジ
振動板を支持するエッジに上下
方向を完全対称とした渦巻構造
を採用、歪みを下げエッジから
の不要音の低減を実現
・高コンプライアンス・サスペンション
サスペンション系が柔らかくて、
微細な力でも、振動板の機械運動
エネルギーを、音波エネルギーに
変換可能
(微小信号の再現性が高い?)。
・銅製ショートリングを採用した磁気回路
ポール頂部、マグネット内径にも、
ショートリングを採用、S/N感
の向上が期待できる。
・フェーズプラグの採用
センターキャップに比較して音の
立ち上がりが速い、抜けがよい、
こもり感がない、よりクリアに耳
に届く等、振動板との相性が
よかったため、採用
となっているようです。
公開された規格値や特性などから、
どのような付録SP-Unit なのか?
私なりに考えてみますと、
{ m0 = 5.0 g} と 振動系の等価質量 が、
10cm口径ウーファー並 に重たい
(低音再生が充実するが高音再生が難しくなる)
のに、再生周波数帯域 で 最高再生周波数 が
{ 〜 30 KHz } と、ツイーター並の伸びを
示していることに、私は驚きました。
さらに 音圧周波数特性 で、中高域の平坦さ等
は、まさに「バイオミメティクス」の 設計 と
凝ったエッジ形状、さらに 強力な磁気回路 が
測定結果に、良い音 が再生されそうな、
定量的に結果 を示していると感じました。
どのようなエンクロージャーが適するのか?
は「これ特ス21版」の冊子:P4. に
{ Qts を 約 0.7 に設計しています
ので、バスレフ方式 にマッチします。}
と載っています。
ただ、現代の 市販SP-Unit は バスレフ方式 で
使うことを前提で設計するのが一般的なので、
バスレフ方式 がマッチするのは、当然なので
しょう。
月刊ステレオ2021年 9月号で、炭山アキラ氏 が
『OM-OF101』を使った「とんぼ返り」
と命名した
ブックシェルフ型バックロードホーン(以下BH)
を発表しています。
『OM-OF101』の磁気回路が強力なので、
BH専用SP-Unit 程ではないにせよ、BHらしい
良い音が再生できたそうです。
個人的には、サブロク合板一枚で、
SP-BOX が2本とれる程度の内容積(約 20ℓ 強)
となるダブルバスレフ方式 が、
良さそうに妄想しています。
計算したところ「密閉型」では{内容積:Vc}は、
{ 先鋭度:Q0 = 0.7 〜 0.8 }
の範囲で
{ 内容積:Vc = 23.43 〜 5.04 ℓ }
となります。
「ステレオ誌」に載った標準バスレフ
の計算式では、
{ダクト共振周波数:fd ≒ 57.9 Hz}
かつ
{内容積:Vd ≒ 10.05 ℓ}
となりました。
密閉型なら
{Q0 ≒ 0.735 ,Vc ≒ 10 ℓ,f0c ≒ 101 Hz}
が、良い結果が得られそうです。
バスレフ型 で、高音質を狙うなら、上記計算式の
結果を基本としたエンクロージャーが良いと思い
ます。
今年の「ムック誌付録エンクロージュアキット」
『これス工21版』は、『OM-OF101』が
10cm口径なので必然で、エンクロージャー 内容積
が大きく必要なため、MOOK誌の形態サイズ では、
木材が足りないため『OM-OF101』の音質性能を十分に
引き出した高音質は望めません。
しかし、お手軽にちゃんとした エンクロージャー
が欲しい場合 『これス工21版』が最適で、
設計者の 生形三郎氏 が 楽器作成的スピーカー
開発を駆使して、それなりに音をチューニング
して完成させています。よって、それなりに
音を楽しむことは出来るでしょう。
参考にしたウェブページは
● OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2021 について
● ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編1
● ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編2
★★ オンキヨー製 バイオミメティクス UNIT ★★
★ これならできる
特選スピーカーユニット
2021年版 オンキヨー編
ONTOMO MOOK Stereo編
特別付録
10cm フルレンジ・スピーカーユニット
「OM-OF101」(2本)
「音楽の本質をしっかり伝えたい」という思いから
投入された新技術「バイオミメティクス振動板」等
で、最先端のハイファイサウンドを目指したスピーカー
ユニットを、お手頃価格の 付録 として提供
・発 売 日:2021年8月19日(木)
・定 価:6,930円(10%税込 本体価格 6,300円)
・判型/頁数:B5/24頁
※1)以下、本誌を "これ特ス21版" と略称
★ これならできる
スピーカー工作 2021
ONTOMO MOOK Stereo編
特別付録
ONTOMO MOOK Stereo編 付録
オンキヨー製 OM-OF101 対応
エンクロージュア キット(2台分)
(ダブルバスレフ or バスレフ 選択制)
"低音重視" のDBか、"鳴りっぷり" のBR が選べる
お手軽な オントモムック純正エンクージュア・キット
・発 売 日:2021年8月19日(木)
・定 価:7,700円(10%税込 本体価格 7,000円)
・判型/頁数:A4変/16頁
※2)以下、本誌を "これス工21版" と略称
※3)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
※4)以下、エンクロージャー ≡ "SP-BOX"
が発売されました。
遅くなりましたが「付録SP-Unit:OM-OF101」について、
検証してみます。
ステレオ編集部によるムック誌特別企画の「SP-Unit」
として、第5弾 の 6モデル目になります。
そして、St誌の付録期間も含めると SP-Unitブランド
としては、Fostex,ScanSpeak,Pioneer,MarkAudio、
に続き、初登場 の ONKYO となりました。
「"YouTube" チャンネル "月刊ステレオ" '21/02/23
ライブ配信」で発表され「ステレオ2018年4,5,6,7月号」
やインターネット上の「ONTOMO MOOK Stereo編」等で
告知が載っていました。
「付録SP-Unit」としては初の「ブランド」で、
5番目に登場した「老舗ブランド」になります。
まずオンキヨーの "開発ポリシー" は
{音楽を通じて人を幸せにしたい}
で "これ特ス21版" の表紙裏広告に載っていました。
『OM-OF101』の開発設計思想は、
{「音楽の本質をいかに伝え、共感していただき、
感動を伝えることができるか」を目標とする。}
と "これス工21版" の冊子に載っていました。
今年の付録モデル『OM-OF101』の特徴は、
・バイオミメティクス(生物模倣)振動板
高剛性の貝殻構造を取り入れた
大きくうねった、五角形を回転
させた湾曲上の立体構造コーン。
トンボの翅(はね)の翅脈構造を
採用した軽く強度があり、かつ
共振が起き難い構造のコルゲー
ションデザインのコーン振動板
表面。
・完全対称とした渦巻構造のエッジ
振動板を支持するエッジに上下
方向を完全対称とした渦巻構造
を採用、歪みを下げエッジから
の不要音の低減を実現
・高コンプライアンス・サスペンション
サスペンション系が柔らかくて、
微細な力でも、振動板の機械運動
エネルギーを、音波エネルギーに
変換可能
(微小信号の再現性が高い?)。
・銅製ショートリングを採用した磁気回路
ポール頂部、マグネット内径にも、
ショートリングを採用、S/N感
の向上が期待できる。
・フェーズプラグの採用
センターキャップに比較して音の
立ち上がりが速い、抜けがよい、
こもり感がない、よりクリアに耳
に届く等、振動板との相性が
よかったため、採用
となっているようです。
公開された規格値や特性などから、
どのような付録SP-Unit なのか?
私なりに考えてみますと、
{ m0 = 5.0 g} と 振動系の等価質量 が、
10cm口径ウーファー並 に重たい
(低音再生が充実するが高音再生が難しくなる)
のに、再生周波数帯域 で 最高再生周波数 が
{ 〜 30 KHz } と、ツイーター並の伸びを
示していることに、私は驚きました。
さらに 音圧周波数特性 で、中高域の平坦さ等
は、まさに「バイオミメティクス」の 設計 と
凝ったエッジ形状、さらに 強力な磁気回路 が
測定結果に、良い音 が再生されそうな、
定量的に結果 を示していると感じました。
どのようなエンクロージャーが適するのか?
は「これ特ス21版」の冊子:P4. に
{ Qts を 約 0.7 に設計しています
ので、バスレフ方式 にマッチします。}
と載っています。
ただ、現代の 市販SP-Unit は バスレフ方式 で
使うことを前提で設計するのが一般的なので、
バスレフ方式 がマッチするのは、当然なので
しょう。
月刊ステレオ2021年 9月号で、炭山アキラ氏 が
『OM-OF101』を使った「とんぼ返り」
と命名した
ブックシェルフ型バックロードホーン(以下BH)
を発表しています。
『OM-OF101』の磁気回路が強力なので、
BH専用SP-Unit 程ではないにせよ、BHらしい
良い音が再生できたそうです。
個人的には、サブロク合板一枚で、
SP-BOX が2本とれる程度の内容積(約 20ℓ 強)
となるダブルバスレフ方式 が、
良さそうに妄想しています。
計算したところ「密閉型」では{内容積:Vc}は、
{ 先鋭度:Q0 = 0.7 〜 0.8 }
の範囲で
{ 内容積:Vc = 23.43 〜 5.04 ℓ }
となります。
「ステレオ誌」に載った標準バスレフ
の計算式では、
{ダクト共振周波数:fd ≒ 57.9 Hz}
かつ
{内容積:Vd ≒ 10.05 ℓ}
となりました。
密閉型なら
{Q0 ≒ 0.735 ,Vc ≒ 10 ℓ,f0c ≒ 101 Hz}
が、良い結果が得られそうです。
バスレフ型 で、高音質を狙うなら、上記計算式の
結果を基本としたエンクロージャーが良いと思い
ます。
今年の「ムック誌付録エンクロージュアキット」
『これス工21版』は、『OM-OF101』が
10cm口径なので必然で、エンクロージャー 内容積
が大きく必要なため、MOOK誌の形態サイズ では、
木材が足りないため『OM-OF101』の音質性能を十分に
引き出した高音質は望めません。
しかし、お手軽にちゃんとした エンクロージャー
が欲しい場合 『これス工21版』が最適で、
設計者の 生形三郎氏 が 楽器作成的スピーカー
開発を駆使して、それなりに音をチューニング
して完成させています。よって、それなりに
音を楽しむことは出来るでしょう。
参考にしたウェブページは
● OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2021 について
● ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編1
● ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編2
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