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付録スピーカーユニット2021 は、これならできる特選スピーカーユニット オンキヨー編 OM-OF101 最先端技術バイオミメティクス振動板搭載 10cmフルレンジ です。

★★ 今年は新コラボ、老舗総合音響ブランド ★★
★★ オンキヨー製 バイオミメティクス UNIT ★★

 これならできる
  特選スピーカーユニット
  2021年版 オンキヨー編
      ONTOMO MOOK Stereo編


  特別付録
   10cm フルレンジ・スピーカーユニット
  「OM-OF101」(2本)


   「音楽の本質をしっかり伝えたい」という思いから
   投入された新技術「バイオミメティクス振動板」等
   で、最先端のハイファイサウンドを目指したスピーカー
   ユニットを、お手頃価格の 付録 として提供



  ・発 売 日:2021年8月19日(木)
  ・定   価:6,930円(10%税込 本体価格 6,300円)
  ・判型/頁数:B5/24頁


    ※1)以下、本誌を "これ特ス21版" と略称


 これならできる
  スピーカー工作 2021
      ONTOMO MOOK Stereo編


  特別付録
   ONTOMO MOOK Stereo編 付録
   オンキヨー製 OM-OF101 対応  
   エンクロージュア キット(2台分)  
   (ダブルバスレフ or バスレフ 選択制)


   "低音重視" のDBか、"鳴りっぷり" のBR が選べる
   お手軽な オントモムック純正エンクージュア・キット


  ・発 売 日:2021年8月19日(木)
  ・定   価:7,700円(10%税込 本体価格 7,000円)
  ・判型/頁数:A4変/16頁


    ※2)以下、本誌を "これス工21版" と略称
    ※3)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
    ※4)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-BOX"


 が発売されました。


遅くなりましたが「付録SP-Unit:OM-OF101」について、
検証してみます。


 ステレオ編集部によるムック誌特別企画の「SP-Unit」
として、弾 の モデル目になります。
そして、St誌の付録期間も含めると SP-Unitブランド
としては、Fostex,ScanSpeak,Pioneer,MarkAudio、
に続き、初登場ONKYO となりました。


「"YouTube" チャンネル "月刊ステレオ" '21/02/23
ライブ配信」で発表され「ステレオ2018年4,5,6,7月号」
やインターネット上の「ONTOMO MOOK Stereo編」等
告知が載っていました。


 「付録SP-Unit」としては初の「ブランド」で、
5番目に登場した「老舗ブランド」になります。


まずオンキヨーの "開発ポリシー"

{音楽を通じて人を幸せにしたい}

で "これ特ス21版" の表紙裏広告に載っていました。

 『OM-OF101』開発設計思想は、

 {「音楽の本質をいかに伝え、共感していただき、
  感動を伝えることができるか」を目標とする。}

と "これス工21版" の冊子に載っていました。

 今年の付録モデル『OM-OF101』特徴は、


 バイオミメティクス(生物模倣)振動板


   高剛性の貝殻構造を取り入れた
   大きくうねった、五角形を回転
   させた湾曲上の立体構造コーン。


   トンボの翅(はね)の翅脈構造を
   採用した軽く強度があり、かつ
   共振が起き難い構造のコルゲー
   ションデザインのコーン振動板
   表面。


 完全対称とした渦巻構造エッジ


   振動板を支持するエッジに上下
   方向を完全対称とした渦巻構造
   を採用、歪みを下げエッジから
   の不要音の低減を実現


 コンプライアンス・サスペンション


   サスペンション系が柔らかくて、
   微細な力でも、振動板の機械運動
   エネルギーを、音波エネルギーに
   変換可能
   (微小信号の再現性が高い?)。


 ・銅製ショートリングを採用した磁気回路


   ポール頂部、マグネット内径にも、
   ショートリングを採用、S/N感
   の向上が期待できる。


 フェーズプラグの採用


   センターキャップに比較して音の
   立ち上がりが速い、抜けがよい、
   こもり感がない、よりクリアに耳
   に届く等、振動板との相性が
   よかったため、採用


となっているようです。


 公開された規格値特性などから、
どのような付録SP-Unit なのか?
私なりに考えてみますと、


{ m0 = 5.0 g} と 振動系の等価質量 が、
10cm口径ウーファー並 に重たい
(低音再生が充実するが高音再生が難しくなる)
のに、再生周波数帯域 で 最高再生周波数 が
{ 〜 30 KHz } と、ツイーター並の伸びを
示していることに、私は驚きました。

さらに 音圧周波数特性 で、中高域の平坦さ等
は、まさに「バイオミメティクス」の 設計 と
凝ったエッジ形状、さらに 強力な磁気回路 が
測定結果に、良い音 が再生されそうな、
定量的結果 を示していると感じました。


 どのようなエンクロージャーが適するのか?
は「これ特ス21版」の冊子:P4. に


{ Qts を 約 0.7 に設計しています
  ので、バスレフ方式 にマッチします。}


と載っています。

ただ、現代の 市販SP-Unit は バスレフ方式 で
使うことを前提で設計するのが一般的なので、
バスレフ方式 がマッチするのは、当然なので
しょう。


月刊ステレオ2021年 9月号で、炭山アキラ氏 が
『OM-OF101』を使った「とんぼ返り」
と命名した
ックェルフ型ックロードーン(以下BH)
を発表しています。


『OM-OF101』の磁気回路が強力なので、
BH専用SP-Unit 程ではないにせよ、BHらしい
良い音が再生できたそうです。


個人的には、サブロク合板一枚で、
SP-BOX が2本とれる程度の内容積(約 20ℓ 強)
となるダブルバスレフ方式 が、
良さそうに妄想しています。


計算したところ「密閉型」では{内容積:Vc}は、
{ 先鋭度:Q0 = 0.7 〜 0.8
の範囲で
{ 内容積:Vc = 23.435.04 ℓ }
となります。


「ステレオ誌」に載った標準バスレフ
の計算式では、
{ダクト共振周波数:fd ≒ 57.9 Hz}
かつ
{内容積:Vd ≒ 10.05 ℓ}
となりました。


密閉型なら
{Q0 ≒ 0.735 ,Vc ≒ 10 ℓ,f0c ≒ 101 Hz}
が、良い結果が得られそうです。


バスレフ型 で、高音質を狙うなら、上記計算式の
結果を基本としたエンクロージャーが良いと思い
ます。


 今年の「ムック誌付録エンクロージュアキット」
『これス工21版』は、『OM-OF101』
10cm口径なので必然で、エンクロージャー 内容積
が大きく必要なため、MOOK誌の形態サイズ では、
木材が足りないため『OM-OF101』の音質性能を十分に
引き出した高音質めません


しかし、お手軽にちゃんとした エンクロージャー
が欲しい場合 『これス工21版』最適で、
設計者の 生形三郎氏 が 楽器作成的スピーカー
開発を駆使して、それなりに音をチューニング
して完成させています。よって、それなりに
音を楽しむことは出来るでしょう。


参考にしたウェブページ


OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2021 について

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編1

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編2

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