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フォステクス限定 FE83-Sol ハイレゾ対応 8cmフルレンジユニット その2、専用市販エンクロージャーについて

 Solの継承。FE103-Solで培った技術を応用した、2層抄紙ESコーン
フルレンジユニットの第3弾『FE83-Sol』が限定ですが販売されました。

Fostex(フォステクス):FE83-Sol 8cmフルレンシスピーカーユニット
  ● 価格 ¥5,600+消費税/1台 ●発売日:2016年9月中旬
  ● 限定 3,000台

ほぼ同時期に、少し遅れて手軽に『FE83-Sol』の高音質を楽しめるように
『FE83-Sol』を取り付ける加工のみを残した「スピーカーボックス」の
発売もありました。

YK83-Sol FE83-Sol用 スピーカーボックス』
  FE83-Sol用 標準バスレフ型エンクロージャー
  ● 価格 ¥16,000+消費税/1台 ●発売日:2016年9月末
  ● 限定 300台

『FE83-Sol』の発売後、約2ヶ月過ぎた11月中旬に、さらにスピーカー自作で
人気のバックロードホーン型スピーカーボックスの発売があります。
(以下、バックロードホーンを "BH" と略す場合あり)

BK83-Sol FE83-Sol用スピーカーボックス』
  FE83-Sol用 バックローテッド型エンクロージャー
  ● 価格 ¥45,000+消費税/1台 ●発売日:2016年9月末
  ● 限定 200台


 『FE83-Sol』8cm口径フルレンジユニットの特徴と
『YK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、前回のブログ記事で
紹介してますので、あなたに、ご参照して頂くとありがたいです。

フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について

「Sol」の元祖、10cm口径バージョンの「FE103-Sol」発売の
ときにはバスレフ型「YK103-Sol」とBH型「BK103-Sol」は、
「FE103-Sol」の発売後、約3ヶ月後に同時発売されました。

今回の『FE83-Sol』の場合は、バスレフ型とBH型の市販スピーカー
ボックスの同時販売とはならずに『FE83-Sol』同時発表でバスレフ型の
『YK83-Sol』約2週間遅れで発売され、

『FE83-Sol』の発売後、約1ヶ月後に、
新発売の発表でBH型の『BK83-Sol』
『FE83-Sol』の発売から2ヶ月遅れて発売されます。

「FE103-Sol」の時より、はやめに発売しており、たいへん親切な
対応だと思われますが、なぜなのか? 私には理解が出来ません。
色々消費者には分からない事情があるのでしょう。

なお『FE83-Sol』取扱説明書
載っています。『FE83-Sol』
標準的な使用方法に相当する

「標準バスレフ型エンクロージャー」
「バックロードホーン型エンクロージャー」
グレードアップバージョン

『YK83-Sol』のバスレフ型と『BK83-Sol』のBH型 に
なっていました。


 『FE83-Sol』『BK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、

『BK83-Sol』も『YK83-Sol』と同様で、Fostex(フォステクス)の
レギュラー8cm口径フルレンジユニット「FE83En」「FF85WK」も
取り付け可能な『FE83-Sol』用スピーカーエンクロージャーです。

 ハイエンド機等に載っている高級スピーカーユニットと変わらない
高音質追求限定ユニット用として、それら採用のスピーカーシステムと、
音質で絶対に劣らない性能を発揮できるBH型エンクロージャーです。

特に『FE83-Sol』の中高音の高性能をを重視して、
それらに周波数バランスを合わせる
(再生周波数特性をフラットに近づける)ために

低音の出力効率を上げるための、構造が複雑なホーン形状のBH型
なので『BK83-Sol』の価格は ¥45,000/1台 と高額に感じますが、

他ブランドが同様のBH型エンクロージャーを作成したと考えると、
私の想像上は、¥100,000/1台 を超える(製造ノウハウがない?)と
思いますので、スピーカーボックスも高コストパフォーマンスです。

BH型の『BK83-Sol』は『FE83-Sol』の音質上の性能を最大限に、
十二分に引き出せる、特殊なエンクロージャーだと私は思います。
それは、あなたにも想像できるはずです。


 『FE83-Sol』『BK83-Sol』
  :BH型スピーカーシステム }は、

価格とサイズ的に、市販10万円台(ペア)の
フロアスタンディング型スピーカーシステムと競合します。

それらに比べますとサイズはスリムで、超低音域の耐入力が非常に
低いため、大音量再生に向かず、ホーン特有の付帯音がある音質?
(気にならない人には全く気にならない)になりますが、

ダイナミックレンジが広いので、
特に人の声に伸びがあり、

微小信号の再生に特に優れるため
音場の再現性が高く

ユニットが1個なので、
再生全周波数帯域の音色が統一されている

『FE83-Sol』の優れた中高音域の音質と、
ホーン効果によるスケール感のある豊かな低音の再生となります。

一般家庭で使用するスピーカーシステムとして、
非常に優秀なスピーカーシステム
なると想像できます。

エンクロージャーの工作(設計?)が、ある事情で出来ない、
あなたには、特に割高ですが、非常にお勧めできる
スピーカーボックスです。

(ユニットの取り付けは易しいので、面倒ではありません)。

「BH」専用「FE108-Sol:10cmフルレンジユニット
除いて、最近の「FOSTEX」さん担当の
雑誌付録・限定販売付録用スピーカーボックスとしては

『BK83-Sol』は、珍しい本格ハイファイ用です。
期待を裏切らない仕様だと私は思っています。

ちなみに、現在でも人気のあるオーディオ評論家、
「長岡鉄男 氏」設計

「FE83シリーズ」用BH型自作スピーカーは、
有名なところでは「D-83:フラミンゴ」しかありません。

スピーカー工作記事として、取り上げたくとも、当時、8cm口径で、
BH専用として設計されたフルレンジユニットが存在していなかった
ので、作っていなかったと記事に載っていた記憶があります。

「長岡 氏」の弟子?と感じられる
「炭山アキラ 氏」設計の「自作BH」には、

「AUDIO BASIC 2009 AUTUMN vol.52」に掲載の
カイツブリ」

「AUDIO BASIC 2007 AUTUMN vol.43」に掲載の
「鳴門(3兄弟)」があります。最近では、

「Stereo2016年9月号:Stereo AUDIO CRAFT」掲載の
「浅生 ム 氏」の並列2発BH「ASB8302Sol」
載っています。

「MJ誌」に幾らか載っている可能性がありますが、
私は立ち読みすらしていませんので、申し訳ないですが、
分かりません。

ちなみに「FE83シリーズ」用BH型スピーカーの自作例は、
今まで、あまりないようです。

やはり{ − 新しい系譜 − }ということは間違って
いないようです。

参考にしたページ

フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その4

フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その3

フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その2

フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その1

フォステクス限定販売ユニット FE83-Sol ハイレゾ対応 8cmフルレンジスピーカーユニットについて

 「FE103販売50周年、長年のご愛顧に感謝いたします。」
言うことでFostex(フォステクス)から、

伝統のロングセラー10cm口径フルレンジ「FE103」シリーズを
改良して音質を向上させたリミテッドバージョン

FE103-Sol FE103販売50周年記念 10cm口径フルレンジユニット
2014年4月中旬に発売されました。

 『FE103-Sol』は音質が良くて、非常に人気があり好評でした。
そのため数回の追加配布がされて、2015年2月まで、最終配布の
予約受付販売が行われました。

その後の フォステクス の限定ユニットの販売は、
2015年12月『FE103-Sol』で培(ツチカ)った技術と、

バックロードホーン(以下BH専用磁気回路を大幅強化した
「FE108-Super」を継承した「FE108-Sol」
発売されました。

よって私は不定期ですが恒例になった次の「限定販売ユニット」
「16cm、20cm口径」のBH専用ユニット

「FE168-Sol(仮)」「FE208-Sol(仮)」
限定販売を予想していましたが、全く想定外の
新しい系譜の限定ユニットの販売になりました。それは、

FE83-Sol 8cmフルレンシスピーカーユニット』
  ● 価格 ¥5,600+消費税/1台 ●発売予定:2016年9月中旬
  ● 限定 3,000台

になりました。ほぼ同時期に、少し遅れて手軽に『FE83-Sol』
高音質を楽しめるように『FE83-Sol』を取り付ける加工のみを残した
「スピーカーボックス」の発売もあります。

YK83-Sol FE83-Sol用 スピーカーボックス』
  ● 価格 ¥16,000+消費税/1台 ●発売予定:2016年9月末
  ● 限定 300台


『FE83-Sol』8cm口径フルレンジユニットの特徴は、
レギュラー市販品ユニット「FE-Enシリーズ」

「FE83En」「FE103En」
同じ技術仕様だったのと同じで

 『FE83-Sol』『FE103-Sol』の使用上の特徴は、
ユニット口径を除いて同じです。下記に列挙しますと、

(a)フレームの色が"カッパーオレンジ"
    「FE-Solシリーズ」を表すデザインのようです。

(b)2層抄紙ESコーン/2層抄紙センターキャップ
    「FE-Solシリーズ」の音質を象徴する振動板素材の特長です。

(c)ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
    振動板の性能をより引き出すための、
    振動板・ボイスコイル・ボビン等を支持するパーツの
    高品位仕様です。

(d)低歪みフェライト外磁型磁気回路
    これも振動板の性能をより引き出すための、駆動系部品の
    高品位仕様(正確な駆動力伝達)です。

(e)メカニカル2Way センターキャップ
   /高耐熱ガラスコンポジットボイスコイルボビン

    これも振動板の性能をより引き出すための駆動力伝達系部品の
    高品位仕様(エネルギーの低損失)です。

(f)3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
    これは「FE-Enシリーズ」から搭載している仕様の特長です。

となります。
 仕様『FE103-Sol』と口径以外で異なる特徴は、

(g)単一{8[Ω]}のみのインピーダンス仕様
    「FE83シリーズ」から同じ規格値なので、問題はない。

(h)磁気回路の磁石が相対的に「FE103-Sol」よりサイズが大きい。
    都合のよい磁石のサイズが存在しなかった?

となります。

 {(h)磁石が大きい。}は、部品購買先の磁石には、
ちょうど都合が良い磁石のサイズ・強さが、無かったので、
やや大き目のサイズを選択したのだと私は想像しています。

そのおかげで磁気回路以外の規格値がほぼ同じ「FE83En」と比べて、
{FE83En:Q0 = 0.84}−>{FE83-Sol:Q0 = 0.65}と

{先鋭度:Q0}「バスレフ」「BH」
の型式で、今までより扱い易いスピーカーユニットに
変わっています。

ただし「平面バッフル」から「BH」まで使える「FE83シリーズ」の
特徴はやや後退して「平面バッフル」には不向き
フルレンジユニットになりました。


 『YK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、

フォステクスのレギュラー8cm口径フルレンジユニット
「FE83En」「FF85WK」取り付けることが出来る
『FE83-Sol』用スピーカーエンクロージャーです。

 高音質追求している限定ユニット用として、
市販完成品スピーカーシステムにも音質で絶対に劣らない
要点をシッカリ抑えたエンクロージャーです。

音質重視しているため、コストパフォーマンスは低いですが
『FE83-Sol』の音質上の性能を十分引き出せる標準となる
エンクロージャーだと、あなたにも想像できるはずです。

 FE83-SolYK83-Sol スピーカーシステム}は、価格と
サイズ的に、市販4万円小型ブックシェルフ型2ウェイ
(ウーファー13cm口径未満)と競合します。

それらに比べますと、低音域の伸びと音域全体の歪感は、
小口径フルレンジのため、ほんの少しってしまいますが、
中音域非常に優れています

よって中音域重視したソース音源(ボーカル・モノ?)
では、ハイエンド機にも絶対負けない高音質のため、
そのような音楽が好きな方々には、

非常に稀有(ケウ)ですが、
非常優秀なスピーカーシステム
なると想像できます。

エンクロージャーの工作(設計?)が、ある事情で出来ない、
あなたには、割高ですが、非常にお勧めできるスピーカーボックス
です(ユニットの取り付けは易しいので、面倒ではありません)。

 最近、特別なスピーカーユニット(雑誌付録、限定 等)
用の「Fostex(フォステクス)」純正エンクロージャーは、
「BH」が多かったので、

『FE83-Sol』用の純正エンクロージャー
「BH」『BK83-Sol(仮)』スピーカーボックス
発売されても、おかしくはないと、予想していましたが、

 ・まともに開発すると販売価格高価過ぎてしまう。
 FE83-Sol最適なエンクロージャーは バスレフ

のため『YK83-Sol』の形式は「バスレフ」になったと私は
読んでいます。あなたはどうですか?

もしかしたら「BH」『BK83-Sol(仮)』も販売予定の
可能性(売れ行き・要望 次第?)が、あるのかもしれません?


参考にしたページ

フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その1

フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その2

ステレオ誌2015年8月号付録 フォステクス スピーカーユニット 8cmフルレンジ M800 について、付録初 メタル振動板

ステレオ(Stereo)2016年8月号 スピーカー工作特集号
   【特別付録】 8cm径フルレンジ スピーカーユニット(× 2)

   今年のユニットはステレオ誌 付録史上初 メタル振動板
   Stereo誌 × Fostex、共同企画 8cm口径:M800

   ・発売予定日:2016年7月19日(火)
   ・予価:3,900円(8%税込 本体価格 3,611円)

Stereo編 スピーカー工作の基本&実例集 2016年版
       (ONTOMO MOOK)
   【特別付録】 ステレオ 2016年8月号 付録 フォステクス M800用
    バックロードホーン エンクロージュア・キット

    今年の付録エンクロージュアは、"凄いぜ!メタル対応"

   ・発売予定日:2016年7月19日(火)
   ・予価:4,900円(8%税込 本体価格 4,537円)

の発売が近づいています。

「Stereo誌:特別付録 8cm口径スピーカー ユニットの歴史は、

第2回:「ステレオ 2011年 7月号 特別付録 Fostex スピーカー ユニット
     キット P800(8cm口径 フルレンジ スピーカー ユニット)」
     2010年 6月19日発売 特別定価¥2,667円(税抜)

  『 昨年の6.5cm口径フルレンジ・スピーカーユニット・キット「P650」
   を、8cm口径にして、低音をグレードアップしたユニット・キット、
   後に、量産改良完成品「かんすぴ:P800K」が市販発売されました。 』

第3回:「ステレオ 2012年 8月号 特別付録 スキャンスピーク(Scanspeak)製
     10F/8422-03 10cm口径 フルレンジ スピーカーユニット 完成品」
     2012年 7月19日発売 特別定価¥2,848円(税抜)

  『 デンマークの高級スピーカーブランド御用達(OEM)メーカー:
   スキャンスピーク製10cm口径フルレンジユニット完成品。実質 9cm口径
   だが「P800」からさらに低音域強化のグレードアップスピーカーユニット』

第5回:「ステレオ 2014年 8月号 特別付録 Fostex(フォステクス)製
     2ウェイ・スピーカーユニット ツィーター:PT20、ウーハー:PW80
     2014年 7月19日発売 特別定価¥3,528円(税抜)

  『 8cm口径コーン型ウーファー×2、2cmソフトドーム型ツィーター×2の
   計4個(Fostex、PW80、PT20)+備品(NW用コンデンサー×2等)の
   2ウェイ化で超高音域再生を拡大、ワイドレンジ化した、高CP付録。
   後に、市販品番化した「かんすぴ:PW80K、PT20K」が発売されました。 』

となり、今年は8cm口径としては、第4回目
特別付録スピーカーユニッ0ト『M800』になります
(「10F/8422-03」は取付穴寸法が「PW80」と同寸法より追加)。また、

★☆★:「DigiFi[デジファイ] No.19(別冊 Stereo Sound ) 特別付録
     オラソニック製 グラスファイバー製振動板、ハイレゾ対応
     8cm口径フルレンジ・スピーカーユニット(以下、DF19FSPU)」
     2015年 8月31日発売 特別定価¥4,500円(8%税込)

  『「卵型USBスピーカー」でデビューして「DigiFi」のオーディオ付録を
   今まで一貫して担当しているブランド「オラソニック製 8cm口径
   フルレンジ・スピーカーユニット」「No.20 付録スーパーツィーター」
   と2ウェイ化してハイレゾ対応ワイドレンジ・スピーカーに進化する。』   

と「デジファイ」でも8cm口径スピーカーユニットを付録で発売しました。

『M800』「PW80(K)」は、同じユニットフレームを採用、
「DF19FSPU」「PW80(K)」同じ取付穴寸法(φ79mm)
同じ取付ねじ位置となっていますので、

磁気回路がスピーカーボックス内部でエンクロージャーと干渉しなければ、
お互いのスピーカーボックスを、流用出来る
ように設計されていいます。

 ただし、上記3モデルの仕様上規格値が異なっていますので
「密閉型」ですと低音再生能力で差が少ないので、
そのまま交換可能ですが

「バスレフ」ですと、周波数特性上、低音再生能力の差が大きく、
調整する必要があります。

面倒であれば「バスレフ・ダクト」を吸音材等で
塞いでしまえば、スピーカーボックスは「密閉型」となりますので、
低音の量感は減ってしまいますが

聴感上の周波数特性のバランスは整い
十分実用に耐えるスピーカーが完成します。

3モデルのユニットを1つのエンクロージャーで聴き比べて、
「パルプ」「グラスファイバー」「メタル(アルミニウム)」の素材違いの
音色を楽しむ遊びも出来ます(音色の違いは振動板の違いだけではありません)。

 『M800』は、恒例になったステレオ誌 工作特集号 特別付録で、
去年は10cm口径と振動板の面積を大きくして低音域再生を拡大しましたが、

今年の『M800』の進化は、振動板素材変更の高剛性化の高音域再生拡大と、
等価質量(m0)アップで低音域拡大も図っています。

価格は、去年とほぼ同じですが、振動板がメタル(アルミニウム)素材で、
加工にコストが掛かっていますので、音質はさておき、コストパフォーマンスは
去年より、高いかもしれません。

『M800』の高音域再生限界は、可聴帯域を超えた(〜32[kHz])に達しています。
低音域の伸びも明らかに、一昨年の 8cm口径ウーファーユニット「PW80」より、
間違いなく1ランクは充実しています。

 今年のステレオ誌 付録 スピーカーユニット『M800』の概要は、

(1) メタル(アルミニウム)振動板採用

   紙(パルプ素材)製を超える硬い素材で剛性を高めたコーン型振動板
   によるワイドレンジ(fo=105[Hz]〜 32[kHz])を達成

(2) アップロール・ラバーエッジ採用

    ラバー(ゴム製:内部損失が高いので鳴かない)製エッジで、
   メタル(アルミニウム)振動板の弱点である鳴き易い性質(内部損失が低い)
   を補完して鳴きの癖を減少させ、低音再生を可能とする高ストロークを確保

(3) コーンとセンターキャップが同じアルミニウム素材

    中・高音域の音色感を同素材(アルミニウム)を使って音色を統一

(4) ステレオ誌2014年8月号 付録 PW80:ウーファーと同じ鉄板フレーム

    上記に記入済み

と告知されていました。

 今年ムック誌の付録にて、ステレオ誌付録スピーカーユニット用
エンクロージャー・キット発売されます。

今年去年と同じで『M800』専用「バックロードホーン型(以下BH)」です。
しかし、ユニットの規格数値上「BH」には向かない スピーカーユニット
ですが、

去年の「P1000」よりは、やや制動力を上げユニットなので
「P1000」よりは『M800』の方が
BH向きにはなっています。

「P1000」でも何とか「BH」独特の音は聴けるそうなので、去年よりは
高音質が期待が出来そうです。

参考にしたページは

ステレオ2016年8月号 メタル振動板8cmスピーカーユニット M800 について

ステレオ誌2016年8月号 特別付録 M800 アルミ振動板スピーカーユニット

igiFi No.22[デジファイ No.22]バランス駆動対応ヘッドフォンアンプについて 多数オプション付録基板 その1

 デジファイ[DigiFi] No.22(別冊STEREO SOUND)
  【特別付録】オラソニック[Olasonic]製
         バランス駆動対応ヘッドフォンアンプ
   発売日:2016年 5月30日、特別定価 ¥5,500 8%税込


  ※以下付録を「DigiFi22:HPA」と呼びます。

  特  徴

  □ アナログ入力1(φ3.5mm ステレオミニジャック 1系統)
  □ アナログ入力2(RCAピンジャック入力1系統)
  □ アナログ出力1(φ3.5mm ステレオミニジャック 1系統)
  □ アナログ出力2(バランス駆動用XLR 3Pin 1系統)

  ■ USB 5V電源を13V昇圧電源で使用する高駆動仕様
  ■ ヘッドフォンの仕様にマッチさせるインピーダンス切替(アンバランスのみ)
  ■ OPアンプ交換可能(アンバランス駆動のみ OPA2134PA 搭載)
  ■ バランス駆動対応(OPアンプ未搭載、2個搭載可能)

  ◇ Micro USB TypeB 入力の別電源(別途、必須)
  ◇ オプション、DF22-EXP 接続端子拡張基板 ¥3,000 有
  ◇ オプション、バランス駆動用OPアンプ OPA2134PA×2¥1,000 有


 デジファイ No.22 の特別付録、
バランス駆動対応ヘッドフォンアンプ(以下HPA)が
発売されます。

市販品ヘッドフォンアンプで数万円以上するアイテムが、
1万円未満で手に入ることが最大の魅力になっています。


私が思うに「DigiFi22:HPA」は、付録で実現させることは原価コストが
掛かるので、普通は考えられない、

ヘッドフォン再生のトレンドになる
バランス駆動に対応したオーディオ基板です。


残念ながら"対応" と載っていたのは、実現させるには、
通常のヘッドフォンアンプより増幅回路をさらに2倍用意しなくては
いけないので、


電源(ACアダプター)を添付せず、主要部品のオペアンプを
「別売り」の仕様にして、付録の価格を抑えた、苦肉の企画だと、
私は考えています。


そのおかげで「バランス駆動用オペアンプ」を市販されている
各社「オペアンプ」に交換して、その音色違いを楽しむ、
マニアックな遊びもできるようになっています。


その場合、気を付けたいのは「オペアンプ」の「ソケット」の
抜き差しには、使用回数の限度があるということです。
一般的には20回程度が限界でしょう。


それでも雑誌の価格として、売られる上限の販売価格
(月刊誌:4千円未満?)を大幅に超えてしまうことは必然です。


今回、ムック雑誌の「デジファイ」特別付録号として、
初めて、特別定価が5千円を超えてしまいました


しかし、市販品ヘッドフォンアンプには無い珍しい特徴があります。
それは、


◇ オプション:
    接続端子拡張基板 DF22-EXP ¥3,000(8%税込)

を公式ウェブサイトのネット通販ショップ
Stereo Sound STORE(ステレオ サウンド ストア)」にて、
販売していることです。


「ヘッドホン/イヤホン」「バランス駆動」は、数年前に登場した
新しい駆動方法の製品なので、普及させるためには「接続プラグ」
「接続ジャック」規格を統一させなくてはいけませんが、


黎明期なので、各アンプ/ヘッドホン・ブランドごとに採用している
「アンプ側:接続ジャック」と「ヘッドホン側:接続プラグ」の規格
が異なっていることが現実です。


よって、バランス駆動で、使用したい「ヘッドホン/イヤホン」と
「アンプ」の「接続規格」が同じでないと「バランス駆動」で再生
出来ないという使い勝手が、非常に良くない状態となっています。


「接続端子拡張基板:DF22-EXP」は、その「アンプ側:接続ジャック」の
形状を挿入することで別規格に変換して、使える「バランス駆動」用
「ヘッドホン」の数を増やそうとする「オプション・アイテム」です。


さら素晴らしいことは「DigiFi22:HPA」専用でなく{XLR 3ピン}の
キャノン入力を装備しているので、市販品の{XLR 3ピン}の
「バランス駆動ヘッドフォンアンプ」でも使用可能なアイテムです。


ただし「ヘッドホン/イヤホン」を沢山コレクションしていない
「一般人/マニア」には無用の長物になります。しかも音質の劣化が
聴いて分かる電気回路の接続箇所が増えるというデメリットもあります。


そのような状況なので、接続プラグの規格統一の動きが始まっていて、
日本では{4.4ミリ/ 5極}という、新しいプラグの提案が
「JEITA」からありました。


欧米でも統一規格の動きがありますので、どの「接続プラグ」の規格が
世界統一規格になるのかは、分からない状況です。


ちなみに「接続端子拡張基板:DF22-EXP」では「JEITA」の統一規格用の
「接続プラグ」用「ジャック」は採用していません。


すでに「アステル&ケルン」の{2.5mm4極タイプ}や
「ゼンハイザー}などが採用している{4極タイプ}などの

「接続プラグ」の「ヘッドホン/イヤホン」を持っている方が多いこと
などを考慮した結果だそうです。


まだ、規格が発表されたばかりで、実際に採用した「ヘッドフォン」が
存在していませんので、当然ですが・・・


参照したウェブページは下記リンク先になります。


DigiFi No.22 付録 バランス駆動対応ヘッドフォンアンプに決定 5

デジファイ No.22 付録 バランス駆動対応ヘッドフォンアンプに決定 4

Digi Fi No.22 付録 バランス駆動対応ヘッドフォンアンプに決定 3

デジ ファイ No.22 特別付録 バランス駆動対応ヘッドホンアンプに決定 2

DigiFi No.22 特別付録 バランス駆動対応ヘッドホンアンプに決定 1

Stereo[ステレオ]2016年4月号 特別付録 ショートピン「LXJ-OT5」について、アンプの音質をグレードアップするアクセサリーです。

Stereo(ステレオ) 2016年4月号
   【特別付録】 ラックスマン ショートピン:LXJ-OT5
      発売日:2016年 3月19日(土)、予価 2,900円 8%税込

 のネットショップの予約が始まっています。

  ※以下、コストパフォーマンス -> C/
      と略称します。

ステレオ誌の付録特集号は、
夏のスピーカー工作特集号に対して、新春のオーディオ基板付録号は、

第一弾:「Stereo2012年 1月号 特別付録 Luxman製 デジタルアンプ
     LXA−OT1 2011年12月19日発売 特別定価 2,800円

第二弾:「Stereo2013年 1月号 特別付録 Luxman製 HPA付USB-DAC
     LXU−OT2 2012年12月19日発売 特別定価 2,800円

第三弾:「Stereo2014年 1月号 特別付録 Luxman製 デジタルアンプ
     LXA−OT3 2013年12月19日発売 特別定価 3,700円

第四弾:「Stereo2015年 1月号 特別付録 エミライ製 USBノイズフィルター
      ES−OT4 2014年12月19日発売 特別定価 3,000円

と発売されてきましたが、日本の経済事情(付録の原価がアップ)により
、残念ながら「2015年1月号」で、終わり(中断?)になってしまった
ようです。と思っていましたが


「オーディオ基板」ではなく「オーディオ アクセサリー」に代わって、
3号遅れて「2016年4月号」で「付録号が発売するようです。

機能的「付加価値」上の「お得感」は無くなりましたが、
無駄に高級で非常に贅沢なこだわった作りの低C/Pになって、
実用付録が戻ってきました?


1.ショートピンとは?


「インテグレーテッド(プリメイン)アンプ」で、
「プリ部」と「パワー部」を分離可能か「パワーアンプ」として
使えるように準備された「POWER IN端子」のある単体「アンプ」や、

「RCA入力端子」が2系統以上あるセパレート型「パワー(メイン)アンプ」で、
一般的には使われないだろう「RCA入力端子」の空の「RCAピンジャック」に
出荷時点から取付けられている。

「RCAピンジャック端子」の
プラス側端子(中心部導体)とマイナス端子(外側導体)を
ショート(短絡)させる(接続する)「RCAピンプラグ」です。

「プリメイン」や「パワー」と名前の付く「アンプ」で、
出荷時点で取付けられている主な目的はこれから下記に書く効果

  ● 電気的効果 :挿した端子から(電磁波)ノイズ等の侵入を防ぐ
  ● ダストカバー :端子を覆うので、埃・塵 による 汚れ を防ぐ

の機能を働かせることです。


2.「LXJ-OT5」とは?

 "LX" ≡ Luxman(ラックスマン)、
?" J" ≡ Jonit[or Jack] terminal(ジョイント[ジャック]端子)
 "OT" ≡ Onngaku no Tomosha(音楽之友社)
 " 5" ≡  第5弾 

になると思います。

材質・仕上げ:真鍮無垢削り出し、24K金めっき

  ・真鍮(シンチュウ)    電気回路の端子素材によく使われる銅と亜鉛の合金、
    JIS規格等では「黄銅」と呼ばれている。

    導電率は銅の1/3位だが、機械的衝撃に強い
    適度な強度がありますが、金属としては柔軟で変形しやすい
    ので、加工が非常にし易い。

    電気回路の導体としては、コスト・電気的性能(体積低効率)
    から、銅が多く採用されていますが、

    純銅の端子では、機械的強度が実用上では弱過ぎる
    (衝突等の衝撃で変形してしまう)ので黄銅が多く使われている。

  ・無垢(ムク)削り出し
    加工処理上、
    金属の場合、まじりけがない丸棒から削り出して加工
    プレス加工等での応力による歪み・劣化が無い。
    プレス加工より素材肉厚を厚く出来、剛性が高い。

  ・24K金めっき
    24/24=1(100%)の純金めっきを表しています。

    K(カラット)は、純度を示すもので、なぜか? 分母になる
    数値は "24" が使われる?

    純金はとても柔らかく、爪でもつくと変形してしまうレベルの
    硬度しかありませんので、装飾品の場合は柔らか過ぎて、
    形状が維持できず、使えない場合があります。

    その場合、銀や銅とパラジウムなどが添加した合金として硬度を
    上げるそうです。18Kとはそのようなものになるそうです。

    電気的接続用端子のめっきの場合は「硬度」はあまり関係なく、
    「耐食性」に優れ「電気伝導性」の高さを要求されますので、

    「24K金めっき」と謳っているのは "装飾品" と扱っている
    のか? 純度が高いと振動のダンプ材として有効としてとらえて
    いるのか? 全く意味がないのか? 私には不明です。


3.「LXJ-OT5:ショートピン」の効果

 オーディオコンポーネントの音質を出来るだけ向上させるための
対策アイテムで、無くても音は再生出来ますが、少しでも高音質を目指して
いる場合は、試しで使ってみるのも良いアイテムです。

  ● 電気的効果 :挿した端子から(電磁波)ノイズ等の侵入を防ぐ

   使用していない入力端子から、外来ノイズの混入によって誘起された
   不要電圧が、デリケートな音楽信号を汚す要因となっています。

   「ショートピン」によって不安定な入力回路を電気的にショートさせる
   ことで、オーディオ回路が安定し、クリーンで高品質な信号増幅が
   得られます。

  ● 機械的効果 :入力端子部分の不要振動する共振を取り除く

   機械的な入力端子振動の抑制は、より表現力の豊かな音楽再生を
   実現するために必須となっています。入力端子部分が振動することに
   より発生する不要な共振を「ショートピン」の装着によって取り除く

   なお、この効果はアンプ側の「RCAピンジャック」との機械的相性が
   影響するので「Luxman:アンプ」の「真鍮削り出しRCA入力端子」
   とは相性が良いと思いますが、

   他ブランドの「プレス加工」の「RCA入力端子」では、機械的効果が
   表れない可能性があります。

  ● ダストカバー:端子を覆うので、埃・塵 による 汚れ を防ぐ

   リアパネルにある入出力用「接続端子」は、設置してから1年ぐらい
   経ってから、掃除をすると分かりますが非常に汚れています。

   「金めっき端子」なら、多少汚れてもクリーニングすれば、直ぐ導通
   が良くなりますが「ニッケルめっき端子」は、下手をすると数年で
   錆びてしまい使いものにならなくなります。

   その「RCAピンジャック(入力用接続端子)」に「ショートピン」を
   差すとが「入力側外側端子」が大気と直接触れなくなるので、
   空気中の塵やゴミが端子に付着しなくなります。

   それらが主な原因で、湿気を帯びて端子の表面が酸化(錆びの発生)
   することを防止できます。

   
4.LXJ−OT5使い方(主にアンプで使用する)

 1)フォノ入力端子が空いている場合
   (デジタルプレーヤー等の再生重視)

   フォノ音声信号は微弱で入力端子の増幅率が高いため、ショートピン
   の短絡による「電気的効果」が高い。よって最初に試すべき入力端子
   になります(L/Rの2個)

 2)フォノ入力を中心に使っている場合
    (レコード再生重視)

   フォノ音声信号は微弱で他の端子に節されているプレーヤー系コンポ
   の出力等した信号(ノイズ源の電磁波を導体がアンテナとして拾う
   ことも含む)に影響され、音質劣化します。

   よって、それらの端子のノイズを閉回路にすることで、
   発生防止・ノイズ消滅をもとして、空いている全てのRCA入力端子に
   使用する。

   2個では足りないので、別途「Luxman:JPT-10(8個1組)」などを
   追加購入して、空いている全てのRCA入力端子をショートさせる。

   「ADプレーヤー」からの「フォノ出力」は微弱信号なので、
   少しの環境変化で音質劣化します。

   高音質を目指すのなら「ADプレーヤー」を含めてアンプの
   入力端子には3台を超えるコンポーネントは接続しない方が
   良いそうです。


参照したウェブページは下記リンク先になります。

ステレオ2016年4月号付録に Luxman製ショートピン LXJ-OT5 が付く

ONTOMO MOOK「極上のハイレゾサウンド抽出法」に ステレオ誌付録だった USBノイズフィルター ES-OT4 が便利になって再登場。

ONTOMO MOOK Stereo編 極上のハイレゾサウンド抽出法
 【特別付録】USBノイズフィルター・ケーブル、特殊カバー B5版 24頁
  2015年12月19日[土]発売 定価:3,996円(税込)

が発売中(2016年2月現在)です。

USBノイズフィルターは「Stereo(ステレオ)2015年 1月号」
(2014年12月19日発売)の特別付録 USBノイズフィルター
「エミライ×Stereo:ES-OT4」と同一品です。

ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 について LXU-OT2 を高音質に


 ただし、本誌のコンテンツが{B5版 24頁}と「ES-OT4」の取扱説明書
程度の内容しかない、まるで「ステレオ誌」付録の再販売の在庫整理
のように受け止められでも困るようで、


「極上のハイレゾサウンド抽出法」の付録一式で、
直ぐに実用的に「USBノイズフィルター」を使用出来るように、


「ES-OT4」を使用する場合に、別途必要だった
「ノートPC」等と「USBノイズフィルター」を接続させるための
短い(20cm位?)「USBケーブル」と、


チリ・ホコリ等から守り、基板のハンダ加工処理後の鋭利な金属突起が
周辺の物に傷を付けないようにするための、
足付きトップ用アクリル製「特殊カバー」を備品として追加しています。


上記2点の備品を追加して「ステレオ2015年1月号、¥3,000(税込)」
より、約千円高いだけで再販されているのは「USBノイズフィルター」
を試しでみたかった方々には、さらにお買い得であるといえます。


  私が「ES-OT4」を使った感想は、無い場合と比較して有る場合は、
「USB DAC」の価格ランクが2ランク以上、上がったような、音質向上
(ベールを2枚剥がしたクリア感と明確な音場感)を感じました。


「USB DAC」を使った「PCオーディオ」では
「USBノイズフィルター」は、間違いなく、必需品だと感じました。


「ES-OT4」を試しで使っていた私の「USB DAC」は、雑誌付録の


 (1) ステレオ2013年1月号特別付録「LXU-OT2」
 (2) DigiFi No.10 特別付録「USB DAC付ヘッドフォンアンプ」
 (3) DigiFi No.15 + No.16 ハイレゾ対応「96/24対応 USB DAC」


ですが、いずれの「USB DAC」でも「ES-OT4:USBノイズフィルター」を
経由させて「PC」と、それら「USB DAC」を接続させますと、


必ず音質は良くなり、2ランク位上級の「USB DAC」を使ったような
高音質に激変しました。


 「(1)LXU-OT2」の場合は「Stereo2013年1月号」の付録解説の記事で
検証されています。


「サンプリング周波数/量子化ビット」が「PCM:48kHz/16bit」の
ハイレゾ対応ではない「USB DAC」ですが「PC」の再生ソフトで、
リアルタイムに「ダウンコーンバート」しているのに関わらず、


「ハイレゾ音源(PCM:96kHz/24bit)」の音質と「ダウンコンバートされた
音源(PCM:48kHz/16bit)」の音質と比較しても、
何も不満がなかった試聴状態になったそうです。


予想としては「USBバスパワー」の市販「USB-DAC」


 (4)Fostex (フォステクス):HP-A4
 (5)KORG (コルグ)    :DS-DAC-10、DS-DAC-100(m)


でも音質向上効果は高いと思います。さらに


「LAU-OT2」や「DigiFi付録 USB DAC」は「USBバスパワー」で、しかも
「PC」が発生源のノイズ対策を施していないので「ノイズフィルター」
の効果は明らかに音質に表れるものだと思っていましたが、


そのようなデジタルノイズ対策が十分施されているされている市販品
「DSD128:5.6MHz」音源ネイティブ再生対応の「USB DAC」


 (6)DENON (デノン)  :DA-300USB
 (7)marantz(マランツ) :HD-DAC1


でも「USBノイズフィルター」の効果が高いと「ステレオ2014年12月号」に
載っていました。「USB DAC」が大きく化ける可能性があるそうです。


2015年は、ハイレゾ対応のUSB-DAC内臓D級プリメインアンプが、
結構、新発売されました。それら


 (8)pioneer(パイオニア) :A-70DA
 (9)DENON (デノン)   :PMA-50
 (10)marantz(マランツ)  :HD-AMP1


でも「USBノイズフィルター」は、効果を発揮するハズです。


 私は「レコード」の「デジタルファイル(データアーカイブ)化」を
「(3) DigiFi15+16付録 USB DAC」を使って計画していますが、その場合でも
「ES-OT4:USBノイズフィルター」は、活躍できるはずです。


「PC」出力の再生時だけでなく「PC」入力録音時のフィルタリング?
効果も期待できるのかもしれません(あまり意味は有りませんが・・・)。


参照ページは


極上のハイレゾ抽出法について ステレオ誌付録号の代替誌?


ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 その1 USB-DACが音質アップ


ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 その2 HP-A4がHigh-end機に


ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 その3 HD-DACが大化け?


ステレオ2015年1月号付録 ES-OT4 その4 DigiFi13付録で試聴

DigiFi No.20[デジファイ No.20]ハイレゾ対応スーパートゥイーターについて 2号連続付録、その2

★ デジファイ[DigiFi] No.19(別冊ステレオサウンド)
  【特別付録】オラソニック[Olasonic]製
         8cmフルレンジスピーカーユニット
         (Fostex:PW80K と取付で交換可能

  特別定価 ¥4,500(8%税込)発売日:2015年 8月31日
  以下付録を「DigiFi19:FSP」と呼びます。

★ デジファイ[DigiFi] No.20(別冊ステレオサウンド)
  【特別付録】オラソニック[Olasonic]製
         3cmドーム型スーパートゥイーター
         (Fostex:PT20K 取付で交換可能

  特別定価: ¥4,980(8%税込)発売日:2015年11月30日 予定
  以下付録を「DigiFi20:STW」と呼びます。

 デジファイ No.19,No.20 の特別付録、
ハイレゾ対応スピーカーユニットが2号連続付録で付いてくる。
スピーカーでもハイレゾを楽しもう!

 ● DigiFi No.19,No.20、2号連続付録(3号連続?)

 第一回19号:8cmグラスファイバーコーン・フルレンジユニット
 第二回20号:3cmソフトドーム型スーパー・トゥイーター
 第三回21号:不明?現状は未計画

 と超高音域再生まで記録可能なハイレゾ音源の再生領域を
カバーするスピーカーシステムを製作可能な2ウェイ用スピーカー
ユニット(2号連続付録)の販売が始まっています。

私は「DigiFi19:FSP」をムック誌付録「ステレオ2011年7月号付録
P800」用エンクロージャーキットに取付けて、試聴していますが

7万円以下の市販品小型2ウェイスピーカーユニットと公平な比較
は出来ませんが、音質は、絶対に負けていません。

 スピーカーシステムの音は、ユニットだけでは決まりません、
そして、聴く側の主観による嗜好(好き・嫌い)の違いが大きく
影響しますので、コストだけでは分かりません。

※)オーディオ・システムの音は4大要素の総合で決まる。
  4大要素は{ソース,装置,部屋,リスナー}になります。
  それらが複雑に絡み合って、影響し合っているので、

  音だけでなく、視覚上のデザインによる違い(コストに大きく
  影響する)も大きいので、高価であれば必ず(主観による)
  良い音になるとは、全く保証できません。

一般的にフルレンジスピーカーシステム(1ウェイ?)の場合、

ワイドレンジ(最低音〜最高音の幅)と振動板の分割振動による
歪を無くすことが出来ない等で、2ウェイスピーカーシステムに
敵いませんが、

再生周波数帯域をユニット毎に分割するパッシブ・ネットワーク
回路(音が劣化して変化する)を必要としないので、

ダイナミックレンジ(最小音量〜最大音量の幅)は明らかに上回り、
微小信号に敏感に反応(透明感,鮮度感 が高くなる)します。

加えて、再生音源が分かれていない、導線配線の接続が少ない
(電気的接続点が減るので劣化が減る)などのメリットもあります。

「DigiFi20:STW」の場合はプラス・ツィーター方式でフルレンジ
とは並列で接続され、アンプから見てフルレンジにはネットワーク
が入らないため、フルレンジのメリットは残っています。

好みですが「DigiFi19:FSP」をウーハー
「DigiFi20:STW」をツイーターとした本格2ウェイで使っても
他のメリットもあるので、構わないと思いますが・・・

 一般人の可聴可能な周波数範囲は{ 20Hz〜20kHz }とされて
いますが、ハイレゾ音源は[〜40kHz以上]と聴くことの出来ない
超高音域まで記録する性能を持っています。

しかし、録音で使う「マイクロフォン」の性能と聴力の限界で、
実際には、超高音域は聴くことが出来ない音域になっています。
(感じられなくとも音質に影響する可能性は残っています。)

よって、ブランドのキャッチ・コピー等の仕様上数値に惑わされ
ないようにしてください。特にヘッドホンで超高音域をアピール
している場合、耳の老化を進行させるのでご注意をお願いします。

 デジファイ19号 付録8cmフルレンジ スピーカーユニットは、
ステレオ2014年 8月号付録2ウェイスピーカーユニットのウーハー
PW80(現在、Fostexかんすぴ:PW80Kとして市販化済み)と

ユニット取付寸法を同一に企画されたようで、取付互換性がある
ことが購入してみて分かりました。そのことは都合が悪いようで、
DigiFi No.19 の本誌には、一切、載っていません。

DigiFi No.20 付録3cmドーム型スーパー・トゥイーターは、
ステレオ2014年 8月号付録2ウェイスピーカーユニットのツィータ
PT20(現在、Fostexかんすぴ:PT20Kとして市販化済み)と

取付互換性のある着脱可能なサブバッフルが付属することが公開
されています。以上の取付に関する2点によって

「DigiFi No.19,No.20 付録2ウェイスピーカーユニット」は、
「ステレオ誌2014年8月号 付録 2Wayスピーカーユニット」の
エンクロージャーを、加工せず使用可能となています。

入手しやすいスピーカーボックスを上げてみますと、

 ●Fostex かんすぴ P802-E スピーカーボックス
  マルチアンプ対応・2ウェイバスレフ型
  標準価格 ¥6,000(税別/ペア)

 ●Fostex かんすぴ P2080-E スピーカーボックス
  ネットワーク内臓・2ウェイダブルバスレフ型
  標準価格 ¥4,800(税別/1台)

になります。そして、他ブランド等(販売元ステレオサウンド)の
エンクロージャー・キット等でも、市販されていますので、
工作が都合が悪く出来ない方でも楽しむことが出来ます。

しか「DigiFi19:FSP」のエンクロージャーを設計するための
規格「T/Sパラメーター(ユニットの物理的性質の数値化)」
の値は「PW80(K)」のそれらと違いますので、

「PW80(K)」用のバスレフ型スピーカーボックス
(エンクロージャーに低音増強用ダクト[パイプ状穴]付)の
場合、

最適なダクトのチューニング周波数がズレていますので、
再調整(チューニング)が必要になりますが、

「DigiFi19:FSP」は、平面バッフル(一枚板にユニット取付)や
密閉型(エンクロージャーにダクト穴等が無く密閉状態)に
適しているスピーカー ユニットなので、

バスレフ型のダクトに吸音材等を詰め込んで、エンクロージャーを
密閉型に変更するだけでも聴感上の周波数帯域(低・中・高)の
バランスが取れるようになっています。

参照したウェブページは下記リンク先になります。

DigiFi No.19 付録 8cm SPユニット 購入・検証 2

DigiFi No.20,No.19 付録 エンクロージャーの設計

DigiFi 19 付録 8cmフルレンジSP について その5


最後に別件ですが、2015年6月5日のブログ記事の件ですが、
「ステレオ2015年8月号付録P1000」について、

「磁石の大きさ」は「Fostex P1000K」では、付録の梱包上、
磁石が大き過ぎて、NGなので、小さくする必要があり、
小さくなったそうです。

磁石の小型化で、中高音域の再生効率が下がるため、
それを防止するために

「エッジ軽量化」や「ガラスコンポジット・ボイスコイル」
を採用したそうです。

磁石を小型化した理由は完全に間違いでしたが、
技術的対策上の理屈は前回の説明で間違ってはいません。

実際は、磁石を小型化したので、上記改良をしたのですが、
私は上改良をしたから、磁石を小型化したと説明しています。
原因と結果が逆になってしまいました(ただし、可逆性あり)。

推測したことをアップしたのですが、誤解を招きかねませんので、
お詫びします。
大変申し訳ありませんでした。

DigiFi No.19[デジファイ No.19]ハイレゾ対応 8cmフルレンジスピーカーユニットについて 2号連続付録、No.20には、スーパートゥイーターが付録 その1

★  DigiFi[デジファイ] No.19(別冊 Stereo Sound )
  【特別付録】オラソニック(Olasonic)製
        ハイレゾ対応8cmフルレンジスピーカーユニット
  特別定価 ¥3,780 (8%税込)発売日:2015年 8月31日


★  DigiFi[デジファイ] No.20(別冊 Stereo Sound )
  【特別付録】オラソニック(Olasonic)製
        ハイレゾ対応3cmソフトドーム型スーパートゥイーター
  特別定価:まだ未定    発売日:2015年11月下旬


 デジファイ No.19,No.20 の特別付録、
ハイレゾ対応スピーカーユニットが2号連続特別付録で付いてくる。
スピーカーでもハイレゾを楽しもう!


 ● DigiFi No.19,No.20、2号連続付録(もしかしたら、3号連続)

  第1回19号:8cmフルレンジユニット( 20[kHz] まで再生可能)予約中
  第2回20号:3cmソフトドーム型スーパートゥイーター(〜 40[kHz]
  第3回21号:不明?現状は予定なし


  と超高音域再生(一般の人間には聞こえない高音域)まで記録可能な
  ハイレソ音源の再生領域をカバーするスピーカーシステムを構築可能な
  2ウェイ用スピーカーユニット セット(2号連続)の付録販売


  デジファイ19号 付録:フルレンジスピーカーユニットの仕様・特徴は、

  ○ 仕様:口径8cm フルレンジスピーカーユニット


   ・インピーダンス: 8[Ω]
   ・出力音圧レベル:82[dB]
   ・マ グ ネ ッ ト:直径60[mm](?t=10.5[mm])、フェライト
   ・振動板の素 材:グラスファイバー(編込み式?)
   ・寸法 / 質量 :W83×H83×D43.7[mm] / 280[g]


  ○ 特徴(独自解説)

   ・ボイスコイルボビンの径を大きく取り、等価質量:m0 を重めに確保、
    共振周波数:f0 を低めにして、再生低音域を伸ばしたフルレンジ
    そのため、出力音圧レベルは、低めの82[dB/W?]となる。


   ・磁気回路を強力にして、剛性の高いグラスファイバー製の重めの
    コーン振動板を強力に駆動して、再生最高域を20[kHz]まで
    伸ばした。


   ・剛性の高い振動板のため、分割振動が起き難く、
    低歪だが、高音領域の周波数特性(分割振動の再生領域)に、
    暴れが大きめに発生している。


  デジファイ20号 付録:スーパートゥイーターの仕様・特徴は、


  ○ 仕様:口径3cmソフトドーム型スーパートゥイーター(〜40[kHz])

   ・インピーダンス: 6[Ω]
   ・出力音圧レベル:86[dB]
   ・マ グ ネ ッ ト:直径15.5[mm](t:不明)、ネオジウム
   ・振動板の素 材:ポリエステル
   ・寸法 / 質量 :W77.6×H77.6×D13[mm](端子含まず)
           / 16.6[g](サブバッフル含まず)


  ○ 特徴(独自解説)

   ・ソフトドームに使われている素材は「ポリエステル」で、振動板に
    使われる化学繊維としては一般的です(可もなく不可もなし)。


    大きな特徴は磁気回路の磁石がネオジウム(一般的にはネオジム)
    磁石であることです。ネオジウム磁石は、フェライト磁石の10倍
    以上強力な磁石です。


    よって、フェライト磁石に換算すると、平たい面の総磁束量(磁束
    と呼ばれる力の仮想線で本数が多いほど磁力が大きい)が同じになる
    磁石の大きさは、直径 50[mm]以上フェライト磁石に相当します。


    フェライト磁石では、口径 30[mm]のドーム型の振動板には、
    サイズが収まらないので、使用不可能な、超強力磁気回路です。


    普通、超高音域の振動でも振り回せるように高音域を伸ばすためには、
    振動板による負荷を小さくするために、口径を小さくしますが、

    「3cmドーム型」は、普通の2ウェイ用トゥイーターと
    同じぐらいの口径なので、
    2ウェイ用のトゥイーターとしても、十分使えると思います。


    しかし、磁気回路が超強力なので{〜 40[kHz]}まで高音域が伸びて
    いて、かつ、十分な音圧出力のある2ウエイ用トゥイーター兼用の
    ワイドレンジな、スーパー トゥイーターとなっているようです。


   ・「ステレオ誌2014年8月号付録:PT20(市販品 PT20K同等品)」と取付
    互換性のある着脱可能なサブバッフルが付属しており「PT20(K)」と
    交換して音色の変化を楽しむことも可能なスーパートゥイーターです。


    注意点は「ネオジウム磁石」は高温に弱いので、ボイスコイルの放射
    する熱で「ネオジウム磁石」が熱せられて、磁力が下がるようなことが
    ないように、ユニットの放熱のことも考える必要があるかもしれません。


となっています。


 ちなみに、何故か?この磁石の開発者は、磁石自体の名前の付け方を最初に
間違えた?らしく、実用製品化された頃には「ネオジウム磁石」と呼ばれて
いました。


しかし、一般的には「日本科学学会」「ネオジム磁石」と名前を決めたので
最近は「ネオジム磁石」と呼ばれることが多いですが、オーディオの世界では、
昔ながらの「ネオジウム磁石」と呼ぶ使い方が、多い気がします。


どのような理由があるのか? 私には分かりません。


参照したウェブページは下記リンク先になります。


DigiFi(デジファイ) No.19 付録 8cmフルレンジスピーカーユニット -予約- 。


デジファイ(DigiFi) No.19 付録 8cmフルレンジスピーカーユニット -予約2- 。

ステレオ2015年8月号付録 フォステクス スピーカーユニット 10cmフルレンジ P1000 について、付録史上最大サイズ!!

ステレオ(Stereo)2015年8月号 スピーカー工作特集号

   特別付録 10cm フルレンジ・スピーカーユニット(× 2)

   今年のユニットはステレオ付録史上最大サイズ
   フォステクス×Stereo誌、共同企画 10cm口径:P1000

   ・発売予定日:2015年7月18日(土)
   ・予価:3,990円(8%税込 本体価格 3,694円)


Stereo編 スピーカー工作の基本&実例集 2015年版(ONTOMO MOOK)
   特別付録 ステレオ 2015年8月号 付録 フォステクス P1000用
          バックロードホーン エンクロージュア・キット

    今年の付録エンクロージュアはキット史上 最大サイズ

   ・発売予定日:2015年7月18日(土)
   ・特別予価:¥4,860(8%税込 本体価格 4,500円)


のネットショップの通販予約が始まっています。
「ステレオ誌:特別付録 スピーカー ユニット」の歴史は、


第1弾:「ステレオ 2010年 7月号 特別付録 Fostex スピーカー ユニット
       キット P650(6.5cm口径 フルレンジ スピーカー ユニット)」
       2010年 6月19日発売 特別定価¥2,200円(税抜)


  『オーディオ専門雑誌初のコンポレベル付録、FOSTEX FE-Enシリーズの特徴
   "ESコーン"を継承した超ハイPC 小型フルレンジユニット組立キット
   2014年10月に大幅改良された「かんすぴ:P650K」が新発売されました。』


第2弾:「ステレオ 2011年 7月号 特別付録 Fostex スピーカー ユニット
       キット P800(8cm口径 フルレンジ スピーカー ユニット)」
       2010年 6月19日発売 特別定価¥2,667円(税抜)


  『昨年の「P650」を8cm口径にして、低音をグレードアップしたスピーカー
   ユニット キット、後に、量産改良完成品「かんすぴ:P800K」が市販発売
   されました。』


第3弾:「ステレオ 2012年 8月号 特別付録 スキャンスピーク(Scanspeak)製
       10F/8422-03 10cm口径 フルレンジ スピーカーユニット 完成品」
       2012年 7月19日発売 特別定価¥2,848円(税抜)


  『デンマークの高級スピーカーブランド御用達(OEM)メーカー:スキャンスピーク製
   10cm口径フルレンジユニット完成品。実質 9cm口径スピーカーユニットだが、
   「P800」からさらに低音域を強化してグレードアップさせたスピーカーユニット』

第4弾:「ステレオ 2013年 8月号 特別付録 スキャンスピーク(Scanspeak)製
       5F/8422T03 5cm口径 フルレンジ スピーカーユニット 完成品」
       2013年 7月19日発売 特別定価¥2,848円(税抜)


  『スキャンスピーク製、5cm口径フルレンジ スピーカー ユニット完成品、
   口径が一番小さく、小型化されたが、ネオジム磁石搭載の強力ユニットで
   ムック付録「SP-BOX」で、特殊型式の「BH,DB」が同時発売された。』


第5弾:「ステレオ 2014年 8月号 特別付録 Fostex(フォステクス)製
       2ウェイ・スピーカーユニット ツィーター:PT20、ウーハー:PW80
       2014年 7月19日発売 特別定価¥3,528円(税抜)


  『フォステクス製、PW80:8cm口径コーン型ウーファー×2、
   PW80:8cmコーン型ウーファーPT20:2cmソフトドーム型ツィーターの
   計4個+備品(ネットワーク用コンデンサー×2等)2ウェイ化で、
   超高音域の再生を拡大して、ワイドレンジ化を達成した高CP付録。』


となり、今年は第6弾の特別付録スピーカーユニット(P1000)になります。


 恒例になった、ステレオ誌、工作特集号、特別付録で、去年は2ウェイ化で
高音域再生を拡大しましたが、今年の進化は、低音域再生の拡大のようで、
スピーカーユニットの実質口径が、今までの付録中 "最大サイズ" となりました。


価格は、去年とほぼ同じですが、ユニット数がフルレンジ2本に減りましたので、
実際の原価に対するコストパフォーマンスは低くなっています。日本の経済状況上の
円安と、生産国:中国の賃金上昇が原因なので、仕方ありません。


そのため、高音域再生限界は、ひとまず十分な可聴帯域ギリギリ(〜16[kHz])に
後退しましたが、重要な低音域は明らかに、去年の 8cm口径ウーファーユニット
「PW80」より、間違いなく1ランクは充実しています。


音域再生を拡大させたい場合は、去年の付録ツィーターユニット(PT20)が、
名前を変え、そして価格がアップ(@ 2,000)して
「フォステクス かんすぴシリーズ:PT20K」として発売されていますので、


それをコンデンサー1個(1.5〜3.0[μF]程度)をハイパスフィルターの
ネットワークとしたプラス・スーパー・ツィーターとして、追加したら、
更にワイドレンジ化の充実した音が楽しめると思います。


の他に、適合する他のツイーターや本格的ネットワーク(-12dB/oct.)または
マルチアンプ方式 などで使ってみても一向に構いません。自作なので自由です。


「フォステクス かんすぴシリーズと言えば、ステレオ2015年8月号付録ユニットは、
モデル名が「P1000」と「フォステクスかんすぴ:P1000K」から「k」のみ取った
名前になっています。


よって「P1000」は、その「P1000K」を元に付録用に音質を改良した別物のユニットを
開発したに間違いありません。参考写真・仕様を比較しますと、振動板とユニット
フレームが、ほぼ同じ部品を使用しているように見えますが、


(1) 布アップロールエッジ採用

  アップロール形状により高ストローク化(振動板が振動出来る幅の範囲拡大)を
 図り、高能率化を実現している(空気量を沢山振動させることが出来る)。


 今までのゴム系エッジ固有の音色の排除(布固有の音は"ゴムより静か"に変更)を
 しています。


(2) 高剛性・ガラスコンポジット・ボイスコイルボビン採用

  剛性のかなり高い上記素材(ガラスコンポジット:樹脂でさらに硬くするために
 ガラス繊維を混入した材料)を採用して、電力を機械運動に変換した駆動力をロス
 なく正確にコーン紙とセンターキャップに伝達させる。


(3) 磁気回路を音域バランスを整えるために「P1000K」よりやや弱くしている。


   P1000K:磁石直径65mm、質量120g <-> P1000:磁石直径60mm、質量103g


の違いが見られます。


(1)「布系のエッジ」は、「P650」「P800」付録ユニットが「P1000K」と同じゴム系
エッジで、音を聴いていますが、布系やウレタン系エッジのフルレンジユニットに
比べますと、何か輪ゴムを張って弾くような "ブンブンした音" が聴こえます。

個人的には気になりませんが、明らかに高忠実度再生(Hi-Fi ハイファイ)ではない
音色なので、布製に変わったことで、ハイファイの音色に変更したことになります。


(2)「高剛性ボイスコイルボビン」は、スピーカーユニットの原理・構成を理解して
いませんと理解出来なのですが、


磁気回路の磁気ギャップで、電気エネルギーを運動エネルギーに変換して、音波の
エネルギーに変換させる振動板(コーン紙・センターキャップ)まで、損失無く正確に
伝えるための軸となるボイスコイルボビンを高性能に変更しています。


非常に大げさに表現しますと「低剛性(従来のボイスコイルボビン)」では
音声信号が正確に伝わらず歪んで変わった信号になるのですが、


「高剛性(ガラスコンポジットボビン)」では、理想に近い音声信号が電気信号に
忠実な状態で伝えられるハイファイ化させた改良をしています。


(3)「磁気回路の抑制」は、従来(「P1000K」)の場合、高音域に向かって周波数
特性がハイ上がりになっている状態(低音域側の方がエネルギー損失が大きい)を、


ボスコイルボビンやゴム系エッジの損失(信号は不定にロスした分歪む)によって、
減衰させて調整していましたが、


(1)「布系のエッジ」と(2)「高剛性ボビン」によって
信号伝達の「正確さ」は、増しましたが、エネルギーロスが減ったため、
そのままでは「周波数特性}がハイ上がりになってしまいます。


よって、そのハイ上がりになってしまうエネルギーを減らすため、
今まで過剰に伝えていたエネルギーを減らす調整が必要になります。
それが、磁気回路の強さを弱めるエネルギーを減らすコントーロールになります。


つまり、信号形状の「正確さ」はそのままで、中高音域の過剰なエネルギーを
「周波数特性」を整えるために減らした調整で、音質を劣化させたわけでは
ありません。


以上より、私は「P1000K」より「P1000」の方が、音質をモニター向きに改良した
上級機のスピーカーユニットだと判断しています。ただし、古典的な特性のユニット
( "古い規格の特性" ≡ "音質が悪い" ということは絶対に無い)に移行したため、


スピーカーボックス(エンクロージャー)の方は、高忠実度再生を目指す場合は、
{平面バッフル、密閉型、大(中)型バスレフ}とサイズが大きめの
スピーカーボックスが必要となるスピーカーユニットに変わっています。


現在、市販されている小型スピーカーシステムは、現代の市場で要求されている
ダウンサイジング要求に応えるため、小型化出来るスピーカーユニット規格の特性を
採用しているに過ぎません。音質向上とは関係ありません(付加価値上は大事です)。


上より「P1000」は、開発元となっている「P1000K」より、音質には非常に魅力がある
スピーカーユニットに仕上がっていると思います。


ただし、その魅力ある音質を生かすためには、スピーカーボックスはザイズが大きい
タイプが必要となる、使用上のデメリットが生じてしまいましたが、そんなにサイズが
大きくなるわけではありません(内容積が20[L]以上は、無駄が多い?)


小型スピーカーボックスでも{ 100Hz〜300Hz }に共振周波数がピークになるような
仕様となっていますので、一般スピーカーと同様に本格的重低音の量感が無いだけで、
聴感上は低音感を強く感じる周波数帯は強調しているので、問題なく十分楽しめます。



参考にしたページは

Stereo2015年8月号 10cmスピーカーユニット P1000 について 4

Stereo2015年8月号 10cmスピーカーユニット P1000 について 3

Stereo2015年8月号 10cmスピーカーユニット P1000 について 2

Stereo2015年8月号 10cmスピーカーユニット P1000 について

DigiFi[デジファイ]No.17 ハイレゾ対応 パワーアンプについて 3号連続付録で合体するとプリメインアンプが完成 その3

  DigiFi[デジファイ] No.17(別冊ステレオサウンド)
  【特別付録】オラソニック製ハイレゾ対応パワーアンプ
  特別定価 ¥4,500(8%税込)発売日:2015年 2月23日


 デジファイ No.7,No.13 の付録、USB DAC内蔵D級パワーアンプが
3号連続特別付録でハイレゾ対応のオーディオ基板(3ユニット分離)
で付いてくる。スケール・パワーアップして登場!!


 ● DigiFi No.15,No.16,No.17、3号連続付録
  第1回15号:D/Dコンバーター(USB TypeB -> 同軸 デジタル変換)発売済
  第2回16号:D/Aコンバーター(光・同軸 ->RCA 2ch D->A変換)発売済
  第3回17号:RCAアナログ入力 2CH・デジタルパワーアンプ    発売中

  とスケルトンのオーディオ基板で発売開始、3号分のオーディオ基板を
  組合わせてハイレゾUSB-DAC付プリメインアンプに進化。


 ★ デジファイ17号:高音質パワーアンプ仕様・特徴は、


  ○ 仕様   ・出力   :12W+12W(6Ω:ダイナミックパワー)
   ・周波数特性:3〜45,000Hz±2dB
   ・入力端子 :RCAピン 1系統、マイクロUSB(スマホ充電器仕様電源用)
   ・出力端子 :スピーカーターミナル 1系統(バネ・ワンタッチ式)
   ・寸法/質量:W75×H37×D75 mm/71g


  ○ 特徴
   ・ステレオ/バイアンプ(1系統入力->2系統出力) 切替
   ・SCDS(Super Charged Drive System)回路電源
   ・電源ランプ(LED オレンジ)、スマホ充電器対応


  ○ 付属品
   ・ACアダプター、電源供給用USBケーブル、脚×4、ビス×4


となっています。


 発売中の「DigiFi No.16 付録 D/Aコンバーター」と一般的アナログRCA
接続ケーブルで接続することが想定されていますが、機能は普通のパワーアンプ
なので、


ボリューム付き「USB DAC」「セパレート型プリ・アンプ」等とも
接続可能になっています。


それより「デジファイNo.17」の販売価格は税込みで¥4,500(税込)でした。
私は「デジファイNo.13 USB-DAC付パワーアンプ」がそれより少し安い¥4,320(税込)
なので、多少安くなるだろうと予想していましたが、完全に外れていました。


 その原因は、ACアダプターの電源の有無でした。
「デジファイNo.13 付録アンプ」は「USBバスパワー電源」でACアダプター:無です。
「デジファイNo.17 付録アンプ」は、要「外部電源」なので ACアダプター:有です。


アンプの音質は、電源によって大きく左右されます。「USBバスパワー電源」より
「外部電源」の方が高音質化可能なので、使い勝手上(バスパワーはDigiFi No.15,16
が使用)も止む無しなので、仕方のないことでした(音質アップで納得出来ます)。


 3号連続ハイレゾ対応特別付録のオプション情報としては、公式ウェブサイトの
ウェブショップ「Stereo Sound STORE」で、アルミシャーシのケース「プレミアム
シリーズ」とコストダウンした「N2シリーズ」が各種発売をしています。


「バイアンプ仕様」や「N2シリーズ」の「ブラック仕様」など、意匠を凝らした、
ケースになっています。
高級な音質とデザインを追求したケースなので、価格はそれなりに高価です。


そのため、リーズナブルなシャーシとして、シャーシ製造・販売をしている
(株)奥澤とコラボレーションして、約半額のケースも用意されています。


その廉価なケースは(株)奥澤さんで購入可能(ネット通販可能)です。
(期間限定販売のようなので、お早めに注文お願いします。)


 加えて、付録オーディオ基板用各種アクセサリーも用意されました。


  【FS LED】No.15 サンプリング周波数/ビットレート表示LED


  【ケーブルセットA】No.15/16 デジタル接続セパレートキット


  【ケーブルセットB】No.16/17 接続キット


  【ケーブルセットC】No.16/17 バイアンプ接続キット


  【ケーブルセットD】No.16/17 バイアンプ接続キット


 今回新しく【ケーブルセットD】が追加されました。


【ケーブルセットD】は、ステレオサウンド オリジナル シャーシ
「PHAC-1517Limited」(15:DDC×1,16:DAC×1,17:AMP×2 の4基板を収納)用
なので、そのケースを購入しなければ、特に必要としません。


 「デジファイNo.17」付録用「Micro USB電源延長ケーブル(正向き)」は、
ケーブル自作が難しいので購入したくなりますが、ケーブルの方向を変えるだけ
なので、無くでも大丈夫かな? と思います。


 仕様の数値から、非常に「低価格・小型・小出力」なことが分かります。
市販品の商品コンセプトで「パワーアンプ」はプリメインアンプ等を超えるための
存在(ハイエンド機)なので、


まず間違いなく、商品企画すら提案されないスペックです。オーディオ基板という
付録企画で、低コストで高音質を目的とするの≪開発設計上の縛り≫から、
「デジファイNo.17」の付録は、生まれた「高音質パワーアンプ」だと思います。


 「バイアンプ」は「低価格・小型・小出力」の特徴を踏まえた賢い使い方だと
推測いたします。音質が向上することは間違いない!! 面白い使い方です。


 「SCDS」は、製造開発元ブランド、オラソニック(Olasonic)が生まれた時から
の音質を向上させるための技術ですから、外せない特徴となっています。


加えて、低コストで高コストパフォーマンスの付録を提供するには、最初から
開発を始めるよりも、従来から定評のあるモデル(デジファイNo.13付録アンプ
[SCDS]採用)を元に改良や工夫を加えた方が完成度が高くなります。


結果として、完成した付録モデルの価格・使い勝手・音質が良ければ、
どのようなテクニックを使ってもかまわないと思います。


「スマホ充電器対応」は、付属の充電器より電力出力が大きいモデルが、
自作で別電源を工作する必要が無いので便利です。

特に乾電池を電源とするスマホ充電器が利用出来れば、簡単にパワーアンプ
の電池駆動が可能となります。しかし、使えるかどうかは試してみないと
分かりません。

  『デジファイ17:AMP』は、
「デジファイ No.13 付録USB-DAC付きパワーアンプ」から、「USB DAC」機能を除いて、
アナログ入力端子用に変して、高音質になるように改良して進化させた「パワーアンプ」です。


買ってみて、使い方で気が付いた注意事項は「電源スイッチ」が付いていません
でした(付録の使い方説明記事に記述あり)。orz


よって、音を再生する時の注意事項は、大きな音がいきなり鳴りますと周りの
迷惑になりますので、使用開始前の状態は「音量調節ボリューム」等を絞って
音が出ないような状態にあることを確認してから、電源を入れていくことが必要です。


PC等、電源の[ON/OFF]時に発生する「ポップノイズ」の発生も考えられます
ので、電源の入れ方は、スピーカーシステムから、接続が遠い順?に入れていくことが
必要になります。


「ポップノイズ」を防止するミューティング回路は、音質劣化の原因にもなるので
廉価で《高音質》を謳うのなら、搭載する必要はありません(海外製品には多い)。
多少の雑音は、我慢してください。


ちなみに、出力は小さいので、大きな音?が発生しても、スピーカー等が壊れる
ことは非常に少ない(無いわけではない、スピーカーが壊れかけていたら壊れる)と
思います。


参照したウェブページは下記リンク先になります。


デジファイ(DigiFi)No.17 特別付録 ハイレゾ対応パワーアンプが発売 〜 。


デジファイNo.17 付録パワーアンプ 〜 その5 DALI Zensor1 〜 相性は?
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