2016年11月17日
フォステクス限定 FE83-Sol ハイレゾ対応 8cmフルレンジユニット その2、専用市販エンクロージャーについて
Solの継承。FE103-Solで培った技術を応用した、2層抄紙ESコーン
フルレンジユニットの第3弾『FE83-Sol』が限定ですが販売されました。
『Fostex(フォステクス):FE83-Sol 8cmフルレンシスピーカーユニット』
● 価格 ¥5,600+消費税/1台 ●発売日:2016年9月中旬
● 限定 3,000台
ほぼ同時期に、少し遅れて手軽に『FE83-Sol』の高音質を楽しめるように
『FE83-Sol』を取り付ける加工のみを残した「スピーカーボックス」の
発売もありました。
『YK83-Sol FE83-Sol用 スピーカーボックス』
FE83-Sol用 標準バスレフ型エンクロージャー
● 価格 ¥16,000+消費税/1台 ●発売日:2016年9月末
● 限定 300台
『FE83-Sol』の発売後、約2ヶ月過ぎた11月中旬に、さらにスピーカー自作で
人気のバックロードホーン型スピーカーボックスの発売があります。
(以下、バックロードホーンを "BH" と略す場合あり)
『BK83-Sol FE83-Sol用スピーカーボックス』
FE83-Sol用 バックローテッド型エンクロージャー
● 価格 ¥45,000+消費税/1台 ●発売日:2016年9月末
● 限定 200台
『FE83-Sol』8cm口径フルレンジユニットの特徴と
『YK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、前回のブログ記事で
紹介してますので、あなたに、ご参照して頂くとありがたいです。
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について
「Sol」の元祖、10cm口径バージョンの「FE103-Sol」発売の
ときにはバスレフ型「YK103-Sol」とBH型「BK103-Sol」は、
「FE103-Sol」の発売後、約3ヶ月後に同時発売されました。
今回の『FE83-Sol』の場合は、バスレフ型とBH型の市販スピーカー
ボックスの同時販売とはならずに『FE83-Sol』と同時発表でバスレフ型の
『YK83-Sol』が約2週間遅れで発売され、
『FE83-Sol』の発売後、約1ヶ月後に、
新発売の発表でBH型の『BK83-Sol』が
『FE83-Sol』の発売から2ヶ月遅れて発売されます。
「FE103-Sol」の時より、はやめに発売しており、たいへん親切な
対応だと思われますが、なぜなのか? 私には理解が出来ません。
色々消費者には分からない事情があるのでしょう。
なお『FE83-Sol』の取扱説明書に
載っています。『FE83-Sol』の
標準的な使用方法に相当する
「標準バスレフ型エンクロージャー」と
「バックロードホーン型エンクロージャー」の
グレードアップバージョンが
『YK83-Sol』のバスレフ型と『BK83-Sol』のBH型 に
なっていました。
『FE83-Sol』+『BK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、
『BK83-Sol』も『YK83-Sol』と同様で、Fostex(フォステクス)の
レギュラー8cm口径フルレンジユニット「FE83En」「FF85WK」も
取り付け可能な『FE83-Sol』用スピーカーエンクロージャーです。
ハイエンド機等に載っている高級スピーカーユニットと変わらない
高音質追求限定ユニット用として、それら採用のスピーカーシステムと、
音質で絶対に劣らない性能を発揮できるBH型エンクロージャーです。
特に『FE83-Sol』の中高音の高性能をを重視して、
それらに周波数バランスを合わせる
(再生周波数特性をフラットに近づける)ために
低音の出力効率を上げるための、構造が複雑なホーン形状のBH型
なので『BK83-Sol』の価格は ¥45,000/1台 と高額に感じますが、
他ブランドが同様のBH型エンクロージャーを作成したと考えると、
私の想像上は、¥100,000/1台 を超える(製造ノウハウがない?)と
思いますので、スピーカーボックスも高コストパフォーマンスです。
BH型の『BK83-Sol』は『FE83-Sol』の音質上の性能を最大限に、
十二分に引き出せる、特殊なエンクロージャーだと私は思います。
それは、あなたにも想像できるはずです。
{『FE83-Sol』+『BK83-Sol』
:BH型スピーカーシステム }は、
価格とサイズ的に、市販10万円台(ペア)の
フロアスタンディング型スピーカーシステムと競合します。
それらに比べますとサイズはスリムで、超低音域の耐入力が非常に
低いため、大音量再生に向かず、ホーン特有の付帯音がある音質?
(気にならない人には全く気にならない)になりますが、
ダイナミックレンジが広いので、
特に人の声に伸びがあり、
微小信号の再生に特に優れるため
音場の再現性が高く、
ユニットが1個なので、
再生全周波数帯域の音色が統一されている
『FE83-Sol』の優れた中高音域の音質と、
ホーン効果によるスケール感のある豊かな低音の再生となります。
一般家庭で使用するスピーカーシステムとして、
非常に優秀なスピーカーシステムに
なると想像できます。
エンクロージャーの工作(設計?)が、ある事情で出来ない、
あなたには、特に割高ですが、非常にお勧めできる
スピーカーボックスです。
(ユニットの取り付けは易しいので、面倒ではありません)。
「BH」専用「FE108-Sol:10cmフルレンジユニット」を
除いて、最近の「FOSTEX」さん担当の
雑誌付録・限定販売付録用スピーカーボックスとしては
『BK83-Sol』は、珍しい本格ハイファイ用です。
期待を裏切らない仕様だと私は思っています。
ちなみに、現在でも人気のあるオーディオ評論家、
故「長岡鉄男 氏」設計の
「FE83シリーズ」用BH型自作スピーカーは、
有名なところでは「D-83:フラミンゴ」しかありません。
スピーカー工作記事として、取り上げたくとも、当時、8cm口径で、
BH専用として設計されたフルレンジユニットが存在していなかった
ので、作っていなかったと記事に載っていた記憶があります。
「長岡 氏」の弟子?と感じられる
「炭山アキラ 氏」設計の「自作BH」には、
「AUDIO BASIC 2009 AUTUMN vol.52」に掲載の
「カイツブリ」と
「AUDIO BASIC 2007 AUTUMN vol.43」に掲載の
「鳴門(3兄弟)」があります。最近では、
「Stereo2016年9月号:Stereo AUDIO CRAFT」掲載の
「浅生 ム 氏」の並列2発BH「ASB8302Sol」が
載っています。
「MJ誌」に幾らか載っている可能性がありますが、
私は立ち読みすらしていませんので、申し訳ないですが、
分かりません。
ちなみに「FE83シリーズ」用BH型スピーカーの自作例は、
今まで、あまりないようです。
やはり{ − 新しい系譜 − }ということは間違って
いないようです。
参考にしたページは
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その4
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その3
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その2
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その1
フルレンジユニットの第3弾『FE83-Sol』が限定ですが販売されました。
『Fostex(フォステクス):FE83-Sol 8cmフルレンシスピーカーユニット』
● 価格 ¥5,600+消費税/1台 ●発売日:2016年9月中旬
● 限定 3,000台
ほぼ同時期に、少し遅れて手軽に『FE83-Sol』の高音質を楽しめるように
『FE83-Sol』を取り付ける加工のみを残した「スピーカーボックス」の
発売もありました。
『YK83-Sol FE83-Sol用 スピーカーボックス』
FE83-Sol用 標準バスレフ型エンクロージャー
● 価格 ¥16,000+消費税/1台 ●発売日:2016年9月末
● 限定 300台
『FE83-Sol』の発売後、約2ヶ月過ぎた11月中旬に、さらにスピーカー自作で
人気のバックロードホーン型スピーカーボックスの発売があります。
(以下、バックロードホーンを "BH" と略す場合あり)
『BK83-Sol FE83-Sol用スピーカーボックス』
FE83-Sol用 バックローテッド型エンクロージャー
● 価格 ¥45,000+消費税/1台 ●発売日:2016年9月末
● 限定 200台
『FE83-Sol』8cm口径フルレンジユニットの特徴と
『YK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、前回のブログ記事で
紹介してますので、あなたに、ご参照して頂くとありがたいです。
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について
「Sol」の元祖、10cm口径バージョンの「FE103-Sol」発売の
ときにはバスレフ型「YK103-Sol」とBH型「BK103-Sol」は、
「FE103-Sol」の発売後、約3ヶ月後に同時発売されました。
今回の『FE83-Sol』の場合は、バスレフ型とBH型の市販スピーカー
ボックスの同時販売とはならずに『FE83-Sol』と同時発表でバスレフ型の
『YK83-Sol』が約2週間遅れで発売され、
『FE83-Sol』の発売後、約1ヶ月後に、
新発売の発表でBH型の『BK83-Sol』が
『FE83-Sol』の発売から2ヶ月遅れて発売されます。
「FE103-Sol」の時より、はやめに発売しており、たいへん親切な
対応だと思われますが、なぜなのか? 私には理解が出来ません。
色々消費者には分からない事情があるのでしょう。
なお『FE83-Sol』の取扱説明書に
載っています。『FE83-Sol』の
標準的な使用方法に相当する
「標準バスレフ型エンクロージャー」と
「バックロードホーン型エンクロージャー」の
グレードアップバージョンが
『YK83-Sol』のバスレフ型と『BK83-Sol』のBH型 に
なっていました。
『FE83-Sol』+『BK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、
『BK83-Sol』も『YK83-Sol』と同様で、Fostex(フォステクス)の
レギュラー8cm口径フルレンジユニット「FE83En」「FF85WK」も
取り付け可能な『FE83-Sol』用スピーカーエンクロージャーです。
ハイエンド機等に載っている高級スピーカーユニットと変わらない
高音質追求限定ユニット用として、それら採用のスピーカーシステムと、
音質で絶対に劣らない性能を発揮できるBH型エンクロージャーです。
特に『FE83-Sol』の中高音の高性能をを重視して、
それらに周波数バランスを合わせる
(再生周波数特性をフラットに近づける)ために
低音の出力効率を上げるための、構造が複雑なホーン形状のBH型
なので『BK83-Sol』の価格は ¥45,000/1台 と高額に感じますが、
他ブランドが同様のBH型エンクロージャーを作成したと考えると、
私の想像上は、¥100,000/1台 を超える(製造ノウハウがない?)と
思いますので、スピーカーボックスも高コストパフォーマンスです。
BH型の『BK83-Sol』は『FE83-Sol』の音質上の性能を最大限に、
十二分に引き出せる、特殊なエンクロージャーだと私は思います。
それは、あなたにも想像できるはずです。
{『FE83-Sol』+『BK83-Sol』
:BH型スピーカーシステム }は、
価格とサイズ的に、市販10万円台(ペア)の
フロアスタンディング型スピーカーシステムと競合します。
それらに比べますとサイズはスリムで、超低音域の耐入力が非常に
低いため、大音量再生に向かず、ホーン特有の付帯音がある音質?
(気にならない人には全く気にならない)になりますが、
ダイナミックレンジが広いので、
特に人の声に伸びがあり、
微小信号の再生に特に優れるため
音場の再現性が高く、
ユニットが1個なので、
再生全周波数帯域の音色が統一されている
『FE83-Sol』の優れた中高音域の音質と、
ホーン効果によるスケール感のある豊かな低音の再生となります。
一般家庭で使用するスピーカーシステムとして、
非常に優秀なスピーカーシステムに
なると想像できます。
エンクロージャーの工作(設計?)が、ある事情で出来ない、
あなたには、特に割高ですが、非常にお勧めできる
スピーカーボックスです。
(ユニットの取り付けは易しいので、面倒ではありません)。
「BH」専用「FE108-Sol:10cmフルレンジユニット」を
除いて、最近の「FOSTEX」さん担当の
雑誌付録・限定販売付録用スピーカーボックスとしては
『BK83-Sol』は、珍しい本格ハイファイ用です。
期待を裏切らない仕様だと私は思っています。
ちなみに、現在でも人気のあるオーディオ評論家、
故「長岡鉄男 氏」設計の
「FE83シリーズ」用BH型自作スピーカーは、
有名なところでは「D-83:フラミンゴ」しかありません。
スピーカー工作記事として、取り上げたくとも、当時、8cm口径で、
BH専用として設計されたフルレンジユニットが存在していなかった
ので、作っていなかったと記事に載っていた記憶があります。
「長岡 氏」の弟子?と感じられる
「炭山アキラ 氏」設計の「自作BH」には、
「AUDIO BASIC 2009 AUTUMN vol.52」に掲載の
「カイツブリ」と
「AUDIO BASIC 2007 AUTUMN vol.43」に掲載の
「鳴門(3兄弟)」があります。最近では、
「Stereo2016年9月号:Stereo AUDIO CRAFT」掲載の
「浅生 ム 氏」の並列2発BH「ASB8302Sol」が
載っています。
「MJ誌」に幾らか載っている可能性がありますが、
私は立ち読みすらしていませんので、申し訳ないですが、
分かりません。
ちなみに「FE83シリーズ」用BH型スピーカーの自作例は、
今まで、あまりないようです。
やはり{ − 新しい系譜 − }ということは間違って
いないようです。
参考にしたページは
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その4
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その3
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その2
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その1
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