2014年12月05日
Stereo(ステレオ)2015年1月号 特別付録 USBノイズフィルター「ES-OT4」について、付録 USB DAC「LXU-OT2」等を高音質に変えるアクセサリーです。
「Stereo 2015年1月号 特別付録
USBノイズフィルター:ES-OT4
(発売予定日:2014年12月19日、予価 3,000円)」
のネットショップの予約が始まりました。
※以下、コストパフォーマンス -> C/P
と略称します。
第1弾:「ステレオ2012年 1月号 特別付録 LUXMAN製 デジタルアンプ
LXA−OT1」2011年12月19日発売 特別定価 2,800円
第2弾:「ステレオ2013年 1月号 特別付録 LUXMAN製 HPA付USB-DAC
LXU−OT2」2012年12月19日発売 特別定価 2,800円
第3弾:「ステレオ2014年 1月号 特別付録 LUXMAN製 デジタルアンプ
LXA−OT3」2013年12月19日発売 特別定価 3,700円
に続いて、第4弾の特別付録になります。
スケルトン型オーディオ基板としては、単体コンポーネントとは言えず、
特に必要としないオーディオ・アクセサリーのジャンルに含まれます。
今年は、なぜか?告知が非常に遅く「LXU-OT2」「LXA-OT3」に比べ
ますと数ヶ月遅い告知となっています。
円安と増税、そして製造国の中国での賃金上昇等が影響して、単体
コンポーネントを付録にするのは原価コスト上難しい(雑誌の定価
に近くないと困る?)等、
色々な企画上の懸案事項があったのでしょう?
ちなみに[円安,増税,賃金上昇]を現状に合わせて「LXU-OT2」が
付録に付いた「Stereo2013年1月号 ¥2,800」を素人の簡単な計算で
定価と算出しますと{ 約¥4,000 }となります。
よって、決して「お得感」が損なわれた訳ではなく、定価が上がった
原因は、経済環境の変化によるものです。
1.USBノイズフィルターとは?
「PCオーディオ」を実践するには、コンピュータ(PC)が
必要です。コンピュータは、デジタル回路設計を主体に半導体素子
を使っています。
半導体素子のトランジスタの機能の一つに、回路を切ったり、
接続したりするスイッチの機能があり、それを非常に沢山、
PC内部では、デジタル回路の素子として、使用しています。
そのスイッチを切ったり入れたりするときに、急激に電力が流れ
たり、停止したりしています。
例えば、バケツに水(電力とする)を一杯に入れて、A地点から
B地点に車で運ぶことを考えますと、水をこぼさずに運ぶには、
こぼさないように、急加速・急ブレーキは、厳禁ですが、
A地点->B地点へ運ぶ際の車の移動速度は、高速に移動すること
に決まっています。つまり速度が変えられないので、急激な速度
変化は避けられません。
(電気信号[電力]の伝送速度は光の速度と同じになっている)
よって、スタート時点では急加速、ゴール地点では、急ブレーキの
操作を行ってしまいます。
そのような場合、バケツの水(電力)はどうしても、こぼれて
しまいます。そのような "こぼれた水"(漏れた電力)は、電気の
デジタル回路では、"ノイズ" と呼ばれる厄介なものに相当します。
「PC」の場合は、ノイズが他の別の回路に侵入したりしても
動作に影響がないように設計されていますが、
オーディオ機器のアナログ回路等は、何かしらの影響を受けて、
誤動作まではいきませんが、精密で正確な電気信号の処理が出来ず、
結果として、音質が悪くなるのが普通です。
「PC」の「USBインターフェース」は、周辺機器をどのような
タイプでも接続できるように開発された「インターフェース」です。
まずは何でも接続して使えるようにするのが、主な目的です。
なので、オーディオ機器の音質に影響する「ノイズ」のことなど
何も考慮されていません(誤動作しなければ、よい設計)。
よって、スイッチング機能のノイズは「USBインターフェース」
を通って、「USB DAC」等のオーディオ用機器に供給されてしまい
ます。 <- 音質劣化の原因です。
高音質を目的にする場合「USB DAC」等の音質を劣化しないように
「PC」からのノイズを取り除くフィルター回路が必要になります。
そのフィルター回路のユニットが「USBノイズフィルター」で
あり、PCから流れてくる音質を悪くする「ノイズ」の除去をする
ことを役割とします。
2.ES−OT4 とは?
● ES−OT4の内容
(1) 電源ラインに
・ コモンモードノイズフィルター
・ ディファレンシャル(ノーマル)モードノイズフィルター
(2) デジタルデータ(音声信号)ラインに
・ コモンモードノイズフィルター
を搭載
(3) USBインターフェースの供給電力先を選択できます。
・バスパワー
「PC」又は、USB HUB(ハブ)を通して「PC」から
電源供給するタイプ
小型化させる周辺機器(マウス、USBメモリ等)向け
・セルフパワー
周辺機器(USB DAC や外付HDD 等)又はUSB HUB(ハブ)
自身電源(ACアダプターも含む)を持っていて、そこから
供給される電力を使う
現在、市販されている「USBノイズフィルター」は、結構有り
ますが、オーディオ用のそれは、私の知っている限りでは指で
数えるほどしかありません。
ケース入りで付属品に電源(ACアダプター等)が付いていますが、
その市販価格は、大体、1万円〜3万円未満となっています。
「ES-OT4」オーディオ用基板だけとはいえ、雑誌付きで 3,000円
です。
しかも音質で重要な電源を「PC」からでなく、市販品の別モデル
(ACアダプター)ですが、外部から電力を供給できる仕様になって
いるのは、C/Pが非常に高いと思われます。
3.ES−OT4 の使い方
「PC」と「USB-DAC」の間に挿入して使用します。よって、
別途2本の「USBケーブル」が必要となります。
「USBノイズフィルター」の効果を十分発揮させるためには、
「USB DAC」の機能に高級機に搭載される「アシンクロナスモード
(非同期:内部にクロック生成回路を持つ)」
「ノイズ対策のシールド構造」「アイソレータ(絶縁させるモノ)
素子」などが無い簡単な回路構成の「USB DAC」が一番効果が表れ
ます。
つまり「LXU-OT2」などの雑誌付録のオーディオ基板の「USB DAC」
が、一番適すると思います。
参照したウェブページは下記リンク先になります。
● ステレオ2015年1月号付録に USBノイズフィルター が付く 1
● ステレオ2015年1月号にUSBノイズフィルター ES-OT4 が付録〜
USBノイズフィルター:ES-OT4
(発売予定日:2014年12月19日、予価 3,000円)」
のネットショップの予約が始まりました。
※以下、コストパフォーマンス -> C/P
と略称します。
第1弾:「ステレオ2012年 1月号 特別付録 LUXMAN製 デジタルアンプ
LXA−OT1」2011年12月19日発売 特別定価 2,800円
第2弾:「ステレオ2013年 1月号 特別付録 LUXMAN製 HPA付USB-DAC
LXU−OT2」2012年12月19日発売 特別定価 2,800円
第3弾:「ステレオ2014年 1月号 特別付録 LUXMAN製 デジタルアンプ
LXA−OT3」2013年12月19日発売 特別定価 3,700円
に続いて、第4弾の特別付録になります。
スケルトン型オーディオ基板としては、単体コンポーネントとは言えず、
特に必要としないオーディオ・アクセサリーのジャンルに含まれます。
今年は、なぜか?告知が非常に遅く「LXU-OT2」「LXA-OT3」に比べ
ますと数ヶ月遅い告知となっています。
円安と増税、そして製造国の中国での賃金上昇等が影響して、単体
コンポーネントを付録にするのは原価コスト上難しい(雑誌の定価
に近くないと困る?)等、
色々な企画上の懸案事項があったのでしょう?
ちなみに[円安,増税,賃金上昇]を現状に合わせて「LXU-OT2」が
付録に付いた「Stereo2013年1月号 ¥2,800」を素人の簡単な計算で
定価と算出しますと{ 約¥4,000 }となります。
よって、決して「お得感」が損なわれた訳ではなく、定価が上がった
原因は、経済環境の変化によるものです。
1.USBノイズフィルターとは?
「PCオーディオ」を実践するには、コンピュータ(PC)が
必要です。コンピュータは、デジタル回路設計を主体に半導体素子
を使っています。
半導体素子のトランジスタの機能の一つに、回路を切ったり、
接続したりするスイッチの機能があり、それを非常に沢山、
PC内部では、デジタル回路の素子として、使用しています。
そのスイッチを切ったり入れたりするときに、急激に電力が流れ
たり、停止したりしています。
例えば、バケツに水(電力とする)を一杯に入れて、A地点から
B地点に車で運ぶことを考えますと、水をこぼさずに運ぶには、
こぼさないように、急加速・急ブレーキは、厳禁ですが、
A地点->B地点へ運ぶ際の車の移動速度は、高速に移動すること
に決まっています。つまり速度が変えられないので、急激な速度
変化は避けられません。
(電気信号[電力]の伝送速度は光の速度と同じになっている)
よって、スタート時点では急加速、ゴール地点では、急ブレーキの
操作を行ってしまいます。
そのような場合、バケツの水(電力)はどうしても、こぼれて
しまいます。そのような "こぼれた水"(漏れた電力)は、電気の
デジタル回路では、"ノイズ" と呼ばれる厄介なものに相当します。
「PC」の場合は、ノイズが他の別の回路に侵入したりしても
動作に影響がないように設計されていますが、
オーディオ機器のアナログ回路等は、何かしらの影響を受けて、
誤動作まではいきませんが、精密で正確な電気信号の処理が出来ず、
結果として、音質が悪くなるのが普通です。
「PC」の「USBインターフェース」は、周辺機器をどのような
タイプでも接続できるように開発された「インターフェース」です。
まずは何でも接続して使えるようにするのが、主な目的です。
なので、オーディオ機器の音質に影響する「ノイズ」のことなど
何も考慮されていません(誤動作しなければ、よい設計)。
よって、スイッチング機能のノイズは「USBインターフェース」
を通って、「USB DAC」等のオーディオ用機器に供給されてしまい
ます。 <- 音質劣化の原因です。
高音質を目的にする場合「USB DAC」等の音質を劣化しないように
「PC」からのノイズを取り除くフィルター回路が必要になります。
そのフィルター回路のユニットが「USBノイズフィルター」で
あり、PCから流れてくる音質を悪くする「ノイズ」の除去をする
ことを役割とします。
2.ES−OT4 とは?
● ES−OT4の内容
(1) 電源ラインに
・ コモンモードノイズフィルター
・ ディファレンシャル(ノーマル)モードノイズフィルター
(2) デジタルデータ(音声信号)ラインに
・ コモンモードノイズフィルター
を搭載
(3) USBインターフェースの供給電力先を選択できます。
・バスパワー
「PC」又は、USB HUB(ハブ)を通して「PC」から
電源供給するタイプ
小型化させる周辺機器(マウス、USBメモリ等)向け
・セルフパワー
周辺機器(USB DAC や外付HDD 等)又はUSB HUB(ハブ)
自身電源(ACアダプターも含む)を持っていて、そこから
供給される電力を使う
現在、市販されている「USBノイズフィルター」は、結構有り
ますが、オーディオ用のそれは、私の知っている限りでは指で
数えるほどしかありません。
ケース入りで付属品に電源(ACアダプター等)が付いていますが、
その市販価格は、大体、1万円〜3万円未満となっています。
「ES-OT4」オーディオ用基板だけとはいえ、雑誌付きで 3,000円
です。
しかも音質で重要な電源を「PC」からでなく、市販品の別モデル
(ACアダプター)ですが、外部から電力を供給できる仕様になって
いるのは、C/Pが非常に高いと思われます。
3.ES−OT4 の使い方
「PC」と「USB-DAC」の間に挿入して使用します。よって、
別途2本の「USBケーブル」が必要となります。
「USBノイズフィルター」の効果を十分発揮させるためには、
「USB DAC」の機能に高級機に搭載される「アシンクロナスモード
(非同期:内部にクロック生成回路を持つ)」
「ノイズ対策のシールド構造」「アイソレータ(絶縁させるモノ)
素子」などが無い簡単な回路構成の「USB DAC」が一番効果が表れ
ます。
つまり「LXU-OT2」などの雑誌付録のオーディオ基板の「USB DAC」
が、一番適すると思います。
参照したウェブページは下記リンク先になります。
● ステレオ2015年1月号付録に USBノイズフィルター が付く 1
● ステレオ2015年1月号にUSBノイズフィルター ES-OT4 が付録〜
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