2017年05月27日
大相撲 2017年 5月場所(夏場所) 14日目終了
大相撲 2017年 5月場所(夏場所)
見どころが多い感じだった夏場所初日
稀勢の里が双葉山以来となる初優勝から3場所連続優勝なるか?、先場所痛めた左肩はどうなのか?
高安の大関取りは?
白鵬が1年ぶりの優勝なるか?
照ノ富士が先場所同様に優勝争いに加わるか?
カド番となる豪栄道が大関に残れるか?
関脇にとどまった琴奨菊の今場所は?
新入幕の豊山、阿武咲の活躍は?
石浦、宇良の小兵力士の活躍はあるのか?
このように見どころが満載でスタートした。
13日目までを振り返ると、横綱 稀勢の里が11日目から、横綱 鶴竜が5日目から休場となり残念だ。
2人ともケガとの戦いから始まった今場所だったが、さすがに本場所の土俵では力を出し切れない状態だったようだ。
来場所までに完治とはいかないまでも横綱相撲を見せられる状態になってほしい。
10日目まで横綱 日馬富士と横綱 白鵬が10連勝で優勝争いを引っ張る形。
序盤で星を落とす傾向のある日馬富士だが、序盤を乗り切ると中盤からは強いだけにこのまま走るかと思われたが、11日目に御嶽海に敗れ、その後13日目も敗れて2敗に後退。
今場所は後半戦で星を落とす形となった。
白鵬が13連勝で単独トップに立ち星2つの差をつけた。
この状態から逆転優勝を許さない横綱 白鵬。
このまま全勝優勝となるのだろうか。
照ノ富士が2連敗スタートして先場所終盤でぶり返した膝が悪いようで心配されたが、3日目から11連勝で13日目終了時点でトップの白鵬とは星2つの差ながらも優勝争いについてきた。
大関取りの高安は13日目終了時点で11勝2敗。
大関昇進目安の3場所33勝をクリアして13日目に横綱 日馬富士にも勝ち大関確定という感じになっている。
新入幕の阿武咲が13日目まで9勝4敗と後1つで2桁に届く勢い。
小兵の宇良が西前頭10枚目で12日目まで10勝2敗と優勝争いにも加わり前半戦の土俵を盛り上げたが、残念ながら13日目に敗れて3敗に後退。
東前頭10枚目の栃ノ心も調子が良く10勝3敗。
東西の10枚目の活躍で前半戦の土俵がすごく盛り上がったと思う。
横綱2人の途中休場でどうなることかと思ったが、上記のように他の力士たちが熱戦を繰り広げて、大変盛り上がった場所となった。
14日目の取組結果 (太字は優勝争い力士)
阿武咲 (前頭14) (10勝4敗) ○ (寄り切り) × 荒 鷲 (前頭11) (6勝8敗)
新入幕の阿武咲が2桁到達。
三賞候補(おそらく敢闘賞)ともなりそうだ。
青森県出身ということでも応援している。
貴景勝 (前頭7) (10勝4敗) ○ (押し倒し) × 宇 良 (西前頭10) (10勝4敗)
前半戦を盛り上げてきた宇良だったが4敗目。
三賞候補(特に技能賞)となりそうなだけに千秋楽も頑張ってほしい。
勝った貴景勝も2桁到達。
2場所連続で大活躍。
三賞候補に名前が上がるか?
栃ノ心 (東前頭10) (11勝3敗) ○ (はたき込み) × 玉 鷲 (東関脇) (9勝5敗)
栃ノ心が11勝目。
大勝ちして来場所上位との対戦が楽しみになる。
負けた玉鷲は今後の大関取りのためにも1つでも多く勝ち星を挙げたいところだ。
琴奨菊 (東関脇) (6勝8敗) ○ (寄り切り) × 大栄翔 (前頭3) (3勝11敗)
8日目まで1勝7敗で大負けも予想された琴奨菊だが、9日目からの6日間は5勝1敗。
12日目に負け越しが決まったものの踏ん張ってきた。
7勝すれば小結に残る可能性もあるだけに千秋楽の1勝は大きい。
正 代 (前頭5) (9勝5敗) ○ (寄り倒し) × 高 安 (西関脇) (11勝3敗)
高安が敗れて3敗目。
13日目の日馬富士戦で勝ったことで大関昇進はほぼ決定だと思うが、力があるとはいえ正代に敗れたのは痛い。
白 鵬 (西横綱) (14勝0敗) ○ (寄り切り) × 照ノ富士 (西大関) (11勝3敗)
白鵬が勝って38回目の優勝を決めた。
あとは千秋楽も勝って全勝優勝となるかどうか。
照ノ富士はひざの故障を抱え2連敗スタートから11連勝したのは立派。
先場所に続いて終盤まで優勝争いについてきたので徐々に良くはなっていると思いたい。
豪栄道 (西大関) (9勝5敗) ○ (はたき込み) × 日馬富士 (東横綱) (11勝3敗)
豪栄道が勝って9勝目。
13日目に8勝目を挙げて大関にとどまることを決定して臨んだ横綱戦で勝てたのは大きい。
序盤で星を落としても中盤以降で盛り返してくる日馬富士だが、今場所は逆。
10連勝以降終盤の4日間で1勝3敗。
しかも1勝は不戦勝ということで事実上の3連敗となった。
幕内優勝 (14日目終了時点)
14勝0敗
白 鵬 (西横綱) (38回目)
千秋楽を前に白鵬の優勝が決まった。
ちょうど1年ぶりの優勝となる。
千秋楽も勝って全勝優勝を狙ってくるだろう。
千秋楽の注目取組 (太字は私の注目力士)
宇 良 (西前頭10) (10勝4敗) − 大翔丸 (前頭13) (8勝6敗)
栃ノ心 (東前頭10) (11勝3敗) − 豊 響 (前頭13) (4勝10敗)
貴景勝 (前頭7) (10勝4敗) − 阿武咲 (前頭14) (10勝4敗)
御嶽海 (東小結) (8勝6敗) − 正 代 (前頭5) (9勝5敗)
琴奨菊 (東関脇) (6勝8敗) − 勢 (前頭6) (9勝5敗)
これより三役
豪栄道 (西大関) (9勝5敗) − 玉 鷲 (東関脇) (9勝5敗)
照ノ富士 (東大関) (11勝3敗) − 高 安 (西関脇) (11勝3敗)
日馬富士 (東横綱) (11勝3敗) − 白 鵬 (西横綱) (14勝0敗)
前半戦から注目力士、注目の取組が多い。
明日の結果次第での三賞受賞となるか、それともすんなり受賞が決まっての取組となるか。
御嶽海は11日目の横綱 日馬富士に勝っているので殊勲賞候補。
宇良は小兵ながら押し相撲を評価して技能賞候補。
あとの2桁勝っている力士たちが敢闘賞候補となりそう。
ただ、三賞候補ということでは大関昇進がほぼ決まっている高安がいる。
2桁勝っている力士全員に敢闘賞を挙げたいところだが、高安次第で受賞する賞も変わってきそう。
14日目に横綱 白鵬が38回目の優勝が決まったことで、千秋楽の楽しみは白鵬が全勝優勝なるか?という感じの幕内後半戦。
その反面、十両の優勝争いがものすごいことになっている。
14日目終了時点で優勝争いは次の通り
9勝5敗
錦 木
安美錦
8勝6敗 12人
優勝争いのトップが5敗の2人。
14日目スタート時点では4人いて、14日目の結果次第では6敗力士まで含めた優勝争いだった。
千秋楽の取組の組み方と結果次第ではいったい何人による優勝決定戦になるか想像がつかない可能性も残っていた。
残念ながら千秋楽で5敗の2人の直接対決が組まれたので、6敗の力士には14日目終了時点で優勝の可能性が無くなってしまったが、混戦極まりなかった十両の土俵にも注目したい。
日本相撲協会 公式サイト
見どころが多い感じだった夏場所初日
稀勢の里が双葉山以来となる初優勝から3場所連続優勝なるか?、先場所痛めた左肩はどうなのか?
高安の大関取りは?
白鵬が1年ぶりの優勝なるか?
照ノ富士が先場所同様に優勝争いに加わるか?
カド番となる豪栄道が大関に残れるか?
関脇にとどまった琴奨菊の今場所は?
新入幕の豊山、阿武咲の活躍は?
石浦、宇良の小兵力士の活躍はあるのか?
このように見どころが満載でスタートした。
13日目までを振り返ると、横綱 稀勢の里が11日目から、横綱 鶴竜が5日目から休場となり残念だ。
2人ともケガとの戦いから始まった今場所だったが、さすがに本場所の土俵では力を出し切れない状態だったようだ。
来場所までに完治とはいかないまでも横綱相撲を見せられる状態になってほしい。
10日目まで横綱 日馬富士と横綱 白鵬が10連勝で優勝争いを引っ張る形。
序盤で星を落とす傾向のある日馬富士だが、序盤を乗り切ると中盤からは強いだけにこのまま走るかと思われたが、11日目に御嶽海に敗れ、その後13日目も敗れて2敗に後退。
今場所は後半戦で星を落とす形となった。
白鵬が13連勝で単独トップに立ち星2つの差をつけた。
この状態から逆転優勝を許さない横綱 白鵬。
このまま全勝優勝となるのだろうか。
照ノ富士が2連敗スタートして先場所終盤でぶり返した膝が悪いようで心配されたが、3日目から11連勝で13日目終了時点でトップの白鵬とは星2つの差ながらも優勝争いについてきた。
大関取りの高安は13日目終了時点で11勝2敗。
大関昇進目安の3場所33勝をクリアして13日目に横綱 日馬富士にも勝ち大関確定という感じになっている。
新入幕の阿武咲が13日目まで9勝4敗と後1つで2桁に届く勢い。
小兵の宇良が西前頭10枚目で12日目まで10勝2敗と優勝争いにも加わり前半戦の土俵を盛り上げたが、残念ながら13日目に敗れて3敗に後退。
東前頭10枚目の栃ノ心も調子が良く10勝3敗。
東西の10枚目の活躍で前半戦の土俵がすごく盛り上がったと思う。
横綱2人の途中休場でどうなることかと思ったが、上記のように他の力士たちが熱戦を繰り広げて、大変盛り上がった場所となった。
14日目の取組結果 (太字は優勝争い力士)
阿武咲 (前頭14) (10勝4敗) ○ (寄り切り) × 荒 鷲 (前頭11) (6勝8敗)
新入幕の阿武咲が2桁到達。
三賞候補(おそらく敢闘賞)ともなりそうだ。
青森県出身ということでも応援している。
貴景勝 (前頭7) (10勝4敗) ○ (押し倒し) × 宇 良 (西前頭10) (10勝4敗)
前半戦を盛り上げてきた宇良だったが4敗目。
三賞候補(特に技能賞)となりそうなだけに千秋楽も頑張ってほしい。
勝った貴景勝も2桁到達。
2場所連続で大活躍。
三賞候補に名前が上がるか?
栃ノ心 (東前頭10) (11勝3敗) ○ (はたき込み) × 玉 鷲 (東関脇) (9勝5敗)
栃ノ心が11勝目。
大勝ちして来場所上位との対戦が楽しみになる。
負けた玉鷲は今後の大関取りのためにも1つでも多く勝ち星を挙げたいところだ。
琴奨菊 (東関脇) (6勝8敗) ○ (寄り切り) × 大栄翔 (前頭3) (3勝11敗)
8日目まで1勝7敗で大負けも予想された琴奨菊だが、9日目からの6日間は5勝1敗。
12日目に負け越しが決まったものの踏ん張ってきた。
7勝すれば小結に残る可能性もあるだけに千秋楽の1勝は大きい。
正 代 (前頭5) (9勝5敗) ○ (寄り倒し) × 高 安 (西関脇) (11勝3敗)
高安が敗れて3敗目。
13日目の日馬富士戦で勝ったことで大関昇進はほぼ決定だと思うが、力があるとはいえ正代に敗れたのは痛い。
白 鵬 (西横綱) (14勝0敗) ○ (寄り切り) × 照ノ富士 (西大関) (11勝3敗)
白鵬が勝って38回目の優勝を決めた。
あとは千秋楽も勝って全勝優勝となるかどうか。
照ノ富士はひざの故障を抱え2連敗スタートから11連勝したのは立派。
先場所に続いて終盤まで優勝争いについてきたので徐々に良くはなっていると思いたい。
豪栄道 (西大関) (9勝5敗) ○ (はたき込み) × 日馬富士 (東横綱) (11勝3敗)
豪栄道が勝って9勝目。
13日目に8勝目を挙げて大関にとどまることを決定して臨んだ横綱戦で勝てたのは大きい。
序盤で星を落としても中盤以降で盛り返してくる日馬富士だが、今場所は逆。
10連勝以降終盤の4日間で1勝3敗。
しかも1勝は不戦勝ということで事実上の3連敗となった。
幕内優勝 (14日目終了時点)
14勝0敗
白 鵬 (西横綱) (38回目)
千秋楽を前に白鵬の優勝が決まった。
ちょうど1年ぶりの優勝となる。
千秋楽も勝って全勝優勝を狙ってくるだろう。
千秋楽の注目取組 (太字は私の注目力士)
宇 良 (西前頭10) (10勝4敗) − 大翔丸 (前頭13) (8勝6敗)
栃ノ心 (東前頭10) (11勝3敗) − 豊 響 (前頭13) (4勝10敗)
貴景勝 (前頭7) (10勝4敗) − 阿武咲 (前頭14) (10勝4敗)
御嶽海 (東小結) (8勝6敗) − 正 代 (前頭5) (9勝5敗)
琴奨菊 (東関脇) (6勝8敗) − 勢 (前頭6) (9勝5敗)
これより三役
豪栄道 (西大関) (9勝5敗) − 玉 鷲 (東関脇) (9勝5敗)
照ノ富士 (東大関) (11勝3敗) − 高 安 (西関脇) (11勝3敗)
日馬富士 (東横綱) (11勝3敗) − 白 鵬 (西横綱) (14勝0敗)
前半戦から注目力士、注目の取組が多い。
明日の結果次第での三賞受賞となるか、それともすんなり受賞が決まっての取組となるか。
御嶽海は11日目の横綱 日馬富士に勝っているので殊勲賞候補。
宇良は小兵ながら押し相撲を評価して技能賞候補。
あとの2桁勝っている力士たちが敢闘賞候補となりそう。
ただ、三賞候補ということでは大関昇進がほぼ決まっている高安がいる。
2桁勝っている力士全員に敢闘賞を挙げたいところだが、高安次第で受賞する賞も変わってきそう。
14日目に横綱 白鵬が38回目の優勝が決まったことで、千秋楽の楽しみは白鵬が全勝優勝なるか?という感じの幕内後半戦。
その反面、十両の優勝争いがものすごいことになっている。
14日目終了時点で優勝争いは次の通り
9勝5敗
錦 木
安美錦
8勝6敗 12人
優勝争いのトップが5敗の2人。
14日目スタート時点では4人いて、14日目の結果次第では6敗力士まで含めた優勝争いだった。
千秋楽の取組の組み方と結果次第ではいったい何人による優勝決定戦になるか想像がつかない可能性も残っていた。
残念ながら千秋楽で5敗の2人の直接対決が組まれたので、6敗の力士には14日目終了時点で優勝の可能性が無くなってしまったが、混戦極まりなかった十両の土俵にも注目したい。
日本相撲協会 公式サイト
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