2017年06月18日
ポリフェノールの種類 意外な成分もポリフェノールの一種だった
「ポリフェノール」ってとても有名な成分ですよね。
抗酸化作用が強力で活性酸素を除去してくれるため、健康やアンチエイジングに効果があるということでその名が知れ渡りました。
でも他の色々な成分を調べていると、「これはポリフェノールの一種で」なんて説明がよく出てきます。
「え?これもそうだったの?単独でじゅうぶんに有名な成分なのに」と思うこともしばしば。
段々相関関係もごちゃごちゃで分からなくなってきてしまいました。
そこで備忘録も兼ねて、ポリフェノールにはどんな種類があるのかまとめてみました。
自然界には数千種類もあるそうなので、全部は書ききれませんが^^;
●タンニン
●ショウガオール
●カカオポリフェノール
●クルクミン
●ルチン
●レスベラトロール
●フェルラ酸
●クロロゲン酸
●エラグ酸
●没食子酸
●フラボノイド
・アントシアニン
・ヘスペリジン(ビタミンP)
・カテキン
・ケルセチン
・イソフラボン
「フラボノイド」がさらに分類されていますが、その中にも有名な成分が盛りだくさんですよね。
一応このカテゴリー分けとサブカテゴリー分けを何となく頭に残しておくだけでも、今後成分について調べている時に頭が混乱することも減るかもしれません。
ポリフェノールというのは植物だけに含まれる成分で、光合成をおこなう際に作られる物質です。
植物が持つ苦み・アク・渋み・色素の成分です。
植物も人間と同じく、紫外線を浴びて活性酸素が発生し、老化していきますが、それを防いでいるのがポリフェノールです。
動物より植物の方が長生きなのは、ポリフェノールによる抗酸化作用の影響ではないかと考えられています。
夏野菜や南国の果物の抗酸化力が特に強いというのも、納得です。
ポリフェノールはワインやココアのイメージが強かったため、お茶にも豊富に含まれていると聞いてなんとなくイメージとのズレがあったのですが、タンニンやカテキンもポリフェノールの一種だったのですね。
それなら「ココアもワインも飲み続けられないけど、お茶なら!」とも思います。
ただ、お茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害するため、そこを気にする人はあまり飲めません・・・
私が飲んでいる健康ドリンクも鉄分がたくさん含まれていて、そのおかげで身体がだいぶ楽になっているのですが、飲む前後30分は、お茶(タンニンを含むもの)は飲まないようにと注意書きがあります。
色んな成分を摂ろうとすると、色々な工夫が必要になってきます
(※赤ワインもコーヒーもタンニンを含んでいるので、鉄分効果が欲しい時は鉄分との同時摂取は避けた方が良いです)
タグ:ポリフェノールの種類
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