2017年03月20日
ヒートショックプロテイン(HSP)入浴でアンチエイジングを目指す
最近「ヒートショックプロテイン入浴」を試してます。
ヒートショックプロテイン(HSP)というのは、身体に熱ストレスを与えることによって体内でつくられるたんぱく質のことです。
ヒートショックプロテインはストレスや病気によって傷ついた細胞内のたんぱく質を修復する力を持ち、身体を元気にしてくれます。
40度〜42度のお湯で入浴することにより身体に熱ストレスを与えて、自分でヒートショックプロテインを作ることができます。
ヒートショックプロテインは元々体内に存在しているたんぱく質ですが加齢と共に減り、また傷ついたたんぱく質の修復をするためにたくさん使われてしまうので、歳をとればとるほどたっぷり蓄えておきたいたんぱく質です。
【ヒートショックプロテインを増やすことによる効果】
・免疫力が上がり、病気の予防になったり治癒力が高まる
・新陳代謝が上がり血流が良くなることによる、エイジングやダイエット効果
・乳酸の生成を遅らせ、疲れにくくなる
・コラーゲンの減少を抑制することによる、美容効果
・血管年齢の若返り
・冷え性や低体温の改善
・エンドルフィン(神経伝達物質)が分泌され、疲労や痛みを緩和
・体温が上がることで気持ちが前向きになり、うつ病の治療に利用されることもある
なかなか魅力的な効果が並んでいると思いませんか?
あちこち調べた結果の平均的で一般的な、ヒートショックプロテイン入浴方法を紹介します。
【ヒートショックプロテインを増やす入浴方法】
・入浴前にしっかり水分補給をして、浴室にも飲料を持ち込みこまめに水分補給する
・お風呂の温度は40度〜42度
・入浴時間は、40度=20分、41度=15分、42度=10分
・防水の舌下体温計で体温をはかり、38度くらいが目安(基礎体温より約+1.5〜2)
・肩までしっかり浸かるか、温かいタオルを肩にかけて肩が冷えないようにする
・浴槽は身体の部分を残して蓋をしたり沸かし直したりで、風呂温度を保つ
【入浴後(これも大事です!)】
・常温か温かい飲み物で水分補給をする(冷たい飲料は厳禁)
・身体から熱が逃げないようにしっかりと着込み、靴下も履いて、10〜20分ほど体温を保つ
・大量に汗をかいた場合は塩分の補給も
・その後は徐々に、体温を元に戻す
ヒートショックプロテイン入浴の効果が出るのは1〜2日後で、4日間ほど持続します。
そのため、この入浴方法を行うのは週に2回が最適とされています。
身体が慣れてくると思うように体温が上がらなかったり効果が出なくなることもあるので、その場合は数週間のインターバルを置いたあとに再開するのが良いです。
【ヒートショックプロテイン入浴の注意点】
高齢の方や持病がある方にとっては、身体に大きな負担がかかることもあります。
現在通院中の方は医師にご相談ください。
高齢者が自宅で死亡する理由の1/4が、ヒートショックと言われています。
特に冬は急激な体温変化により血圧が上下に大きく変動しやすいのでご注意ください。
・事前に湯船のふたを開けたりシャワーをかけて、浴室を温めておく
・いきなり浴槽には入らず、手足など心臓に遠い場所から少しずつ掛け湯をする
・脱衣所が寒い場合は、出る前に浴室で身体をしっかり拭いておく
・入浴時間や体温(平熱より約+1.5〜2度)を守る
・冬は特に気を付ける
週に2回、しかも毎日入ってるお風呂にひと工夫加えるだけでできてしまう健康法。
最近疲れが抜けないな〜なんて思ってる人は試してみたらいかがでしょうか。
【雑記】
うちのだんなは鹿児島のとある温泉街育ちですが、その温泉は肌のツルツル効果が絶大だけどお湯がめちゃめちゃ熱い!!
今まであちこちの温泉に行って、時には「熱くて入れない><」なんて思ったこともありますが、足や手から少しずつ慣らして最終的には入れてました。
でもその温泉地では、本気で入れず諦めた温泉もあったくらいです^^;
周りにいくらでも温泉があるため、だんなの実家は内風呂を使わず、毎日温泉に行きます。
ということは、42度よりもっと熱いお風呂に入って、ヒートショックプロテインが量産されまくりでは?だから長寿県なの?!なんて、ふと考えてしまいました。
それとも、慣れすぎてもう生産されないのでしょうか・・・
ちなみに、鹿児島県の温泉が全て熱いわけではないです
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