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2015年10月14日

錦織、接戦で初戦突破! -上海マスターズ-

上海マスターズが開幕しました。

錦織の初戦はキルギオスでした。

image.jpeg

1−6
−4
−4


のまたしてもフルセットで勝てました。

しかし、最近の錦織の初戦はヒヤヒヤモノですね・・・。

相手も初戦にしては悪いんですが。

全米ではペール。
楽天ではコリッチ。
上海ではキルギオス。

ちょっとドロー運に恵まれていないかもしれません。

楽天でのコリッチは「守」に対して今回のキルギオスは「攻」です。

今の若手の有望株はこの二人とティエムでしょうか。
image.jpeg

ティエムは攻めも守りも両方バランスの取れた感じです。
本日、ロペスと対戦です。
この辺を撃破できると群雄割拠してくるんですがねぇ・・・。

現代のテニスはジョコビッチが1位が象徴的で攻めも守りも穴のないテニスが求められます。

ランキングも
ティエム 18位
キルギオス 32位
コリッチ 40位

とそれを表しているように思えます。
今回コリッチはチリッチに負けています。
(なんだか早口言葉のようで・・・。)

すでに錦織の次世代がグイグイときていますので、うかうかしていると1年後、2年後はちょっと怖いですね。

特に攻めの形をしっかりと持っているティエムとキルギオスはハマればジョコビッチも食えるのではないかと想像してしまいます。

そうだ、私のトミック君も忘れていました・・・。
しかも、またフェレールをストレートで破ったようです。
アップダウンの激しいトミック、コンスタントに勝って活躍してほしいです。
まぁ、一応20位につけていますから、メンタル的な部分が覚醒してくれると面白いんです。

フェデラーは初戦で敗れてしまいましたから、またジョコビッチかなぁ・・・。
錦織、グランドスラムの前に1000を獲りたいですから、上海かこの後のパリで結果を出してほしいですね。


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2015年10月11日

大人の怪我は上達のサイン!

さて、先日のケガに関する内容の続きです。

「大人の怪我は上達のサイン」
とは言い過ぎで、私の主観がかなり入っています。

また、条件付きです・・・。

image.jpeg

例えば肉離れとか慢性的なもの、疲労からくるもの、などではなく

打ち方が悪かったり、体の使い方がイマイチだった時限定です。

ソコの判断が難しいんだよ・・・という意見もありそうですが、そういった場合はある意味怪我の功名とでもいいましょうか、上達できるチャンスかもしれません。

肘や手首の故障というものが多いと思います。
実際、私も肘、手首を痛めたこともあります。
肘に関しては、内側、外側両方あります。

この時はこう・・・と書きだしたらキリがないので書きませんが、何か打ち方を変えたり、こういった打ち方はどうだろうと試していたり、またラケットを違うものを使ったりするとなったりします。

例えば、フォアハンドで打点が少し遅れていたりすると外側の肘を痛めたりします。
そうなった場合、打点を前で捉えられるように試みたり、テイクバックを小さくしてみたり・・・解決方法は様々です。

しかし、この

「試みる」ということ自体が上達へのチャンスなんです!

もちろん、コーチや他の人のアドバイスを聞いていくことも大事だとは思いますが、自ら考える、悩む、こういった行為をしない人は上達しません。

他のスポーツもそうだとは思いますが、最終的には自分で考え、自分で解決していくことが求められます
コーチはあくまでコーチ。
正解を導いてくれる人ではありません。

40−40の1本勝負でいちいちコーチにどこに打てばいいですかねぇ・・・なんて聞きませんよね?
まぁ、聞かれても私だったら、自分で考えて、というアドバイスを送るだけですが。

特に対人スポーツと言われるものは、字のごとく相手のいるスポーツですから、さらに相手を見て、状況を見て、相手の苦手なところを見抜いて・・・など考えることがたくさんです。


と、話が脱線してしまいました・・・。

ということで、怪我(故障?)した場合には打ち方を考える場が提供されます。

ここでこうやると痛むなぁ、ここの使い方がいけないのかなぁ・・・と。

肘を軽くいためたくらいじゃ、どうせ3カ月休むとかあり得ないでしょうから、痛みと付き合いながらテニスをすることになります。

故障した場合にはその痛みの原因となっているものを考え、そこから良い方向へと変えてみましょう。
1発で治るということはなかなか無いかもしれません。
いくつかチャレンジしていいものを取り入れていきましょう。

どうせなら、その痛みも上達に変えていけるようにしましょう。
痛いのは正直ですしね。

久々に商品リンクを貼っておきましょう。

こちらはザムストのエルボーバンドです。
2,160円

見栄えがそんなにゴッツくなくていいかも。

またこちらはドクターエルボー
3,160円

不朽の名作でしょう・・・。


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2015年10月08日

テニスに怪我は付きもの??

テニスに限らず、スポーツに怪我は付きものです。

そんな怪我について書いてみようと思います。

大きく2つの事に触れていきます。

まず、1つ目は子供の怪我について。

コーチ側からの目線ですが、私は今現在は育成というようなジュニアはレッスンしていません。
以前はそんなレッスンもやっていました。

内容はザックリいうと、バンバン打たせて、ドンドン走らせる。半分トレーニングのようなレッスンです。

1球交代でネットしたらコート1周、なんて練習はざらです。

たくさん打って上手くなりたいなら、ダッシュで戻ってこい!

そんな流れです。

そんな練習をしていれば、コケる子、ボールに当たってしまう子、衝突する子、多々危ない時が出てきます。

当然、擦り傷、軽い打撲はしょっちゅうでした。

しかし、怪我した子はその怪我によって走り方、転び方、といった危険察知能力が備わります

結果として怪我しにくい子供が育ちます。
転び方を学びます。


今の世の中、怪我したりするとすぐに

危険はなかったのか?
責任の所在は?

みたいな流れがあり、スクールや社会全体が消極的になっている気がします。

時代の流れってものがありますから、そこは仕方ない部分でしょう。

怪我をしないに越したことはありませんが、怪我という失敗から学ぶこともあることを忘れてはいけません

別に、私のレッスン中に何かあったわけではありませんよ。
スクールのレッスンではスクール内での約束事は守っていますので。

また、怪我をさてしまうことを正当化している気もありません。

ここだけの話ですが、コーチ陣の中では

今の子は転び方を知らないよね・・・なんてぼやきもあったりします。

転び方は転ばないと身につきませんよねぇ・・・しかし、転ぶような練習は避けなくてはいけない・・・。
コーチも歯がゆいところです。


もし、お子さんがいてテニスに限らずスポーツをしていたら怪我をした際に、次につながるように考えてあげてください。

スポーツをしていく上で怪我は付きものですから、全く怪我をしないとしたら、相当な天才か手を抜いているかのどちらかだと思います。

怪我しましょう!
とは言いませんが、怪我するくらい頑張らせてあげてください!

転ぶくらい追いかけたら、ナイスガッツ!と褒めてあげてください。

自分の限界を越えてボールを取ろうとすれば、転びます。
しかし、100の限界がその転倒によって101にスキルアップするかもしれません

image.jpeg
ほら、ジョコビッチもコケてる・・・。
これで、ジョコビッチも右肘は擦りむいてますね・・・。

100のスキルでコケるから99でやっていたら永遠に100以下です。

限界を越えてさせてあげましょう!!

長くなったので、もう一つは次回に・・・。


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2015年10月07日

ブライアン兄弟、またしても初戦敗退。錦織は順当に勝ち上がる。

楽天オープンテニス、ダブルス1回戦。

ブライアン兄弟、お寒いです...。
楽天オープン、初戦敗退です(-_-)

日本での初勝利はまたもお預けでした。
image.jpeg
相手もコロンビアのカバル・ファラのペア...って誰ですか(ーー;)

知らない私も私なんですが、有名ではないでしょう。
もちろん、完成したダブルスでした。

が!

寒いですよ。

所々で神がかったボレーが出ていましたが、ボレーの突き合いで劣勢になることが以前に比べ増えてきている気もします。
もしくは、よっぽど有明のコートが合っていないのか。


一方、錦織はクエリーにストレートで勝ちました。
初戦の呪縛から解放されたのか、いい感じの錦織のプレーが出てきた気がします。

特に2セット目に関しては余裕すら感じました。


今年はシードが結構崩れて、波乱が多いですね。
ガスケもディミトロフもロペスも負けてしまっています。
ロペスは広島カープのジョンソン・・・いえ、ソウザに負けました。


シード落ちが結構あるので、錦織は少しは楽になるかな??
ワウリンカ以外は格下ですから、決勝までは必ず辿り着いて欲しいです。


今年は有明に行かず、WOWOW観戦です。
WOWOWの解説が鈴木貴男なんですが、解説が丁寧で細かく、戦術面での解説も入り、非常に面白いです。
ちょっと長い時もありますが、フムフムとなることが多いです。
松岡修造も別に嫌いではないんですが、何となく大雑把というか、発言のスケールが誇張されずぎ、とたまに微妙に感じる時がありまして。

鈴木貴男といえば我々世代のヒーローでしたね。
image.jpeg
鈴木貴男の解説を今後も使って欲しいなぁと思います。
(鈴木貴男ついでに、スリクソンも試してみよう・・・。)


そうそう、今日ではないですがペールがまたディミトロフを食いました。
錦織を倒した後、今度はディミトロフ撃破です。
image.jpg

やはり、かなりイレギュラーな選手でチャンスをバックに回り込んで打ってきます。
対戦する選手としては、これはフォアでくるだろう、という時にバックで打ってくるので予測もつかない、しかもフラット気味に速いボールでくるので足が止まってしまうんでしょう。

まぁ、ランキングが上がってきたら研究されてしまうのではないかと思われますが...。

ディミトロフは心配ですね・・・。
ここ1年、不振です。
イマイチ、ウィルソンのSモデルが合っていないのでは??とも思ってしまいます。
image.jpeg


錦織、次戦はチリッチですかねぇ。
すでに昨年の雪辱は果たしてはいますが、楽天でも叩きのめしてほしいです!


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2015年10月06日

サーブでの膝の使い方

本日はサーブの話題。

変わらず何人かの方にスピンサーブを教えているのですが

スライスしか打てないよ
という方や
体の使い方や腕の振り方的にスピンはかかりづらい打ち方の人

には色々と修正を加えなくてはいけません。

その中の一つで膝の使い方の修正があります。

そして、なるほど!と理論的には理解しながらも、なかなか使い切れない、もしくはすぐに戻ってしまうのがこの膝の使い方です。
image.png


私の感覚でいうと

膝を前に出す

という感覚です。

体の使い方で言えば、サッカーのスローインのイメージです。

スピンサーブの際には体を反るという動作が必要になってくるのですが、多くの方が腰から上の上半身だけ反ってしまっています

想像するだけでも体はしんどいですね。

また、膝で角度をつけますから、つま先側で支えます。

結構、足裏がベッタリと地面についている方も多い気がします。

この膝で角度をつけられると腰付近はあまり反る必要がなく、負担は少なくなるので腰への負担も少ないです。

ただし、角度をつけた際に後ろに倒れないように「支える」腹筋なり背筋は必要です。

静止画で追っていくと・・・。

image.pngimage.pngimage.pngimage.pngimage.pngimage.png
こんな感じです。

何度も使っている動画ですが


こちらはスローでなく、普通のスピード



真上にジャンプするような膝の曲げ伸ばしではなく、スローインをするような膝の使い方、もしかしたら

「膝を曲げる」

という表現自体が良くないのかもしれません。

「膝を前に出す」

の方がハマるかもしれませんね。

キックはしなくてもこの部分だけでもスピン系のサーブになっていきますから試してみましょう!


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2015年10月05日

錦織、苦戦も初戦突破!

ヒヤヒヤでしたね、全く。

0−4スタートはどうしちゃったの??
って感じでしたが、とりあえず

2−6
−1
−2


のスコアで逆転勝利!
image.jpeg

初戦を突破してくれました。
やはり、コリッチは危険な選手でした。18歳ですから、将来楽しみです。

錦織はこれで初戦の呪縛から解放されてくれるといいんですが。

次戦はドルゴポロフに勝利したクエリー
image.jpeg
ちょっと顔が怖いです・・・。

これまた得意とする相手ではないですねぇ。
どうやら3勝3敗のようです。

有明のサーフェイスを考えると大丈夫かなと思いますが、ちょっと嫌な統計ですね。

また、日本人対決

西岡 v.s. 伊藤

はフルセットで伊藤が意地を見せて勝利しました。

楽天オープンと日程が若干被っている

深センオープン(250)ではベルディヒが優勝していますねぇ。
この大会の準決勝ではチリッチが負けてはいますが、しっかりとベスト4まで勝ち上がるのも侮れません。

チャイナオープン(500)は日程が楽天と完全に被っていますので1回戦。
なんと、ツォンガ、ラオニッチが負けてしまいました。

この辺はやはり上海オープンに向けての調整感覚なんですかね。

昨年、錦織が出ていたマレーシアはフェレールが優勝。ロペスが準優勝と順当です。

錦織はデ杯があったのでこのポイントは失われてしまっているんでしょうか。

今現在は7位のナダルとは1000ポイント差がついていますが楽天の結果、また上海やパリの成績によってはまだ怪しいポイントですので頑張ってほしいですね。

明日の楽天はワウリンカやディミトロフ、ガスケ、キルギオス等々の試合が組まれています。

トミック君も明日ですね。
WOWOWでは観られないかな・・・。


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楽天オープン開幕!

と言っても、正確には明日からですが。

全米オープンで悔しい思いをした錦織にとっては落とせない大会になってます。
また、ツアーファイナルに向けても連覇したいところです。

今回の楽天オープン、シード順は

@ワウリンカ
A錦織
Bシモン
Cガスケ
Dアンダーソン
Eチリッチ
Fロペス
Gディミトロフ


といった感じ。
これまた順当にいくと・・・

ワウリンカ v.s. ロペス
シモン v.s. アンダーソン

ディミトロフ v.s. ガスケ
チリッチ v.s. 錦織

という準々決勝になります。

またチリッチですかぁ・・・そして決勝にいくには苦手ガスケ・・・。
以外にワウリンカは負ける可能性がありますから、決勝までいければ大丈夫かなと。

一方、ワイルドカードで出場の西岡と伊藤が初戦で当たります。
西岡は越えなくてはいけない壁ですね。

応援中のトミック君はジョンソンと初戦ですね。

先の話だけでなく、錦織の初戦だって若手有望株のコリッチです。
image.jpg

ちょっと、厄介ですね・・・。
昨年のバーゼルではナダルを破り、今年のドバイではマレーを破っているラッキーボーイです。
もちろん、両選手とも不調での対戦でしたが、いわゆる”もってる男”です。

若手の中で攻めはキルギオス、守りはコリッチ、というくらいディフェンス力に長けていますので油断は禁物です。

錦織は前回の全米で、油断したわけではないでしょうが、あのような負け方をしました。
むしろ、その分メンタル的に向上したのではないでしょうか。

危険な相手、上等です!
必ず勝ってくれるでしょう!


ダブルスに目を向ければ、今年もブライアン兄弟が来てくれています。
ちょっとは勝ち進んでくれないと・・・。


楽天オープンテニス、錦織が活躍するまでは、なんとかビッグネームを引っ張ってきました。

フェデラーやナダル、そしてマレー・・・。
今年はビッグ4不在の大会になりました。
錦織がいるから十分といえば十分ですが、トップ10が2人です。

ナダルやマレー、フェレールがいるとなんかいいねぇ、と思ってしまいます。

まぁ、錦織が優勝する可能性が高くなるのでいいと言えばいいんですが、連覇しなくてはいけません!

明日からはWOWOWつけっぱなしで観戦です。


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2015年10月04日

バックのポーチボレーに出よう!part2

さて、バックのポーチボレーの注意点その2になります。

先日書いたポイントは

上から下の抑え込む感じ

でした。

本日はその他のポイントです。
一つ目は

インパクトで止める感覚です。

先日と同じ動画ですが


フォロースルーをしっかり取るのではなく

テイクバック
image.png

から
インパクト
image.png

で終了させるような感覚です。

つまり、ボールに対して後ろからインパクトで力を加えます

当然、ポーチボレーといえば逆クロス。
ラケットを打点にセットして「引っ張り」感覚で打ってしまうと逆クロスにいかずにストレート、つまり相手のストローク側に返球してしまうことになり、拾われてしまいます。

次のポイントは

顔の向き?体の向き?をキープ

です。

顔の話で言えば、横目でチラッと見るような感じ
また、体の向きで言えば左肩を残す、という感じ

です。
何球か打っていますが打ち終わりを集めてみました。
image.pngimage.pngimage.pngimage.png

顔の向きが何となく同じ感じですよね。
また、打点の近い遠いによって多少右肩の開き具合は変わるものの、左肩は回ってこないで後ろに残っています。

このポイントも逆クロスに打つためのものです。

しかし、本日の一つ目のポイントのためにも必要な体の残し方で、テイクバックからインパクトで力を出す感じは、グルンと体が回ってしまうとインパクトでパンチを出しにくくなってしまいます。

なので、逆クロスに打つためのものと書きましたが、パンチを出す上でも必要なポイントです。

最後にもう一つ。

左足でタイミングを取る

です。
image.png

テイクバック時での左足でタイミングを計ります。

この左足で溜めている時間は何秒かはわかりません。
飛んでくるボールのスピードが遅ければ長くなるし
速ければ短くなります。

この左足に乗っている時間がボールの速さに合わせられずに、先に右足が出てしまうとネットに突き刺さってしまったりします。

まとめましょう

バックのポーチボレーでは

上から下に抑え込む感覚
テイクバックからインパクトでパンチを出す
左肩、顔を残す
左足でタイミングをあわせる


というところが大きなポイントです。


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2015年10月01日

バックのポーチボレーに出よう!

とは言っても、自信がないので...

という方は多いと思います。

フォアハンドのポーチボレーは手のひら感覚で叩けるのでいけるんだけども、バックはちょっと...。


わかります。

特に攻めのショット、ポーチに限らずストレートアタック、ダウンザラインなどは自信がなかったり、不安があるとその不安が指先に伝わり、ミスまたは置きに行くショットになり攻めることができません

では、どうすればいいか?

残念ながら地道に行くしかありません。

地道にいく、というものには2通りありまして

球出し等でトコトン練習する

というのと

練習試合を重ねてミスしまくっても挫けずポーチに出て自分の形を作り上げる

です。

どちらが良い、悪いはありませんが、私はコーチですから前の

球出し等でトコトン練習

を説明していきます。

まずは難しいボールでなく、やりやすいボールから。

大体、肩から顔くらいの高さです。

この高さであればネットの高さより高い打点で取ることができるのでネットに掛けるという不安から少し解放されます。

とはいえ、ボールを、打点より上方向に打ち上げたら相手に逆襲されたり、アウトしたりしてしまいます。
なので

打点より下に打っていく

ということを心掛けましょう。

こんな感じです。


ポイントは

まずはラケットセット

ボールをラケットで上から「叩く」のではなく「抑え込む」という感覚です。
この辺がフォアハンドと違うところかもしれません。

抑え込むにはボールの真後ろを打つ感じ。
ボールの上でも下でもありません。

ボールの真後ろを縦のガットで抑え込む、とでも言いましょうか・・・。

さらに、ラケットが上から入っていけるようなテイクバックが大事です。

肩越しに担ぐようにしてみましょう。
肩と首の間に垂直にラケットが当たるような感じです。
image.png

この状態からラケットを立てていく感じ。
image.png

このラケットセットからインパクトまで、という点が一番大事だと思います。

他にいくつか注意点がありますが、少々長くなってしまったので次回に持ち越します。


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2015年09月30日

サーブでは頭を残す。

前回のサーブの話から少し間を空けてしまいました。

前回は右足を後ろに残すという話でした。

今回は

頭を残す
(なんだか残すばっかりですね・・・。)

しかし、この表現、曖昧な感じもします。

こんな感じをわかってもらうには、真似してみましょう。
この画像の真似をしてみましょう。
image.jpeg

懐かしのロディック君ではないですか。
たぶん、キツイのは左足と背筋から腰にかけてだと思います。

また、これは前回も載せたマレー君
image.jpeg

やはり、腰や左ひざにきちゃいそうですねぇ…。

結果としてはサーブを打った後に、この様な形で打ち終わるようにすれば「頭が残っている」ということになります。


前回も書いたように、現在のサーブは腕とラケットがダラダラっといかないようになるべく早めに肘をたたんで点で弾くような感じです。

なので頭の位置が前に突っ込むと肘をたたむ前にインパクトしてしまったりします。

いいボールを打とう、速いサーブを打とうとすると体全体が前方向に突っ込みやすく、頭が残らなくなってしまいます。
また、頭が動くと自分の中で「頑張ってる感」が出て、これが自分のマックスだ!
勘違いしやすいです

大振りと、しっかり振り抜くは違います

所詮、言葉ですから曖昧ですが、この辺、勘違いしてしまうことが非常に多いですから気をつけましょう。

いくら頑張っていても効率よくチカラを伝え、結果として良くなってこないとダメです。

さすがに180キロのサーブは無理にしても効率よく、最大限のチカラを出せればそれなりのサーブは打てると思いますのでチャレンジしましょう。


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プロフィール
天野 幸之介さんの画像
天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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