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2015年09月08日

サーブは腰の捻りも使って!

このところ、何度か書いているサーブの話です。

今のところ2回ほど書いていまして

ボールの後ろを捉えるブログ→コチラ

プロネーションのブログ→コチラ

です。
一応、読んでいない人のために・・・。

さらに、本日は体全体的な部分になりますが

腰の捻り

です。

静止画で見たほうが早いでしょう。
image.jpgimage.jpgimage.jpgimage.jpg

以前に使ったものと同じものですが、当然のことながら腰回りに注目しましょう。

テイクバックの段階で「ため」を作り、右の腰が右上に回りながら開いていきます
この辺は大丈夫でしょう。

大事なのはここから。

インパクトしたあたりから(3枚目?左下?の画像)右の腰の動きが止まります
これにより、ラケットヘッドの返しを使えるようになります。

この右腰がダラダラと前(打球方向)に流れてしまうと、腕やラケットもダラダラと流れる感じになり、重要なインパクトでの「弾く」感じが無くなってしまいます。

結果として、右足が後ろに残る形になります。

腰を捻り
それを解放して
インパクト直前で止め、右足を残す

こんな腰の動きです。

これで、一応サーブの基本的な部分は終了です。
ちょっと、マニアックな部分も触れていこうとは思っていますが、文章に出来るようになったら書いてみようと思います。

復習すると

薄いグリップで横向き(テイクバックでは後ろを向くぐらい)
上腕の捻りと前腕の捻りでプロネーション
腰の捻りを使う

こんな感じです。

最後に動画を入れておきます。
*これはスローでなく、普通のスピードです



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2015年09月06日

【BABOLAT】ピュアアエロ

本日はラケットインプレッション。
今、一番の注目ラケット

BABOLAT
ピュアアエロ

image.jpg

です。

デザインは黒と黄色のカラーは変わらずですが、白いポイントカラーが無くなり、濃いめの印象です。
image.jpgimage.jpg

スペックは

重さ 300g
フェイス 100平方inch
バランス 320mm
厚さ 23〜26mm
パターン 16×19
image.jpg

と変わりなし。

変更点がいくつかあります。

まずは

【コアテックスの埋め込み】
image.jpg

発売前から聞いていましたが、グリップの上部にあったコアテックスがラケットの内部に埋め込まれて、すっきりとした印象になりました。

これによってなのか、やはり、予想通りしなる感は出ていた気がします。
このしなりがコアテックス埋め込みによるものかどうかは定かではありませんが、ラケットの一体感のようなものが出たと思います。

【縦ストリングのストリングホールの形状変化】
image.jpg

黒でわかりにくいかもしれませんが、真ん中の縦ストリングの下の部分です。
グロメットのストリングホールが平べったくなっているのがわかるでしょうか??
これにより、スウィートエリア付近の縦のストリングスが動きやすくなりました。
結果として、スナップバックが利きやすくなり、よりスピンが掛けやすくなった、ということになります。
ウィルソンが横のストリングの本数を減らして縦ストリングを動きやすくしたのに対し、バボラはこういった形でスピンの向上を図りました。

【グロメットの形状変化】
image.jpgimage.jpg

これも黒くてわかりづらいですかね・・・。
普通、ラケットのこの部分はデコボコしているものですが、ヘッドのキャップグロメット、とまでは言いませんが、スッキリと丸みを出しました。
昔のラケット、フィッシャーのバキュームプロを思い出しました。
これによって、空気抵抗とか変わるんですかねぇ・・・。


さて、色々な変更点より、打球感です。

やはり、第1印象は打球感が硬くなった、という印象です。
私自身はバボラのヘビーユーザーではないので説得力無いかもしれませんが、魔法のように飛んでいく!という印象が無くなりました。
そんなに、飛ばなくなった印象

ちょうど、アエロプロドライブを使っている生徒さんがいたので使用してもらいましたが、やはり、硬くて飛ばないとのことです。
ストリングやテンションの違いはあるものの、かなり打球感は違うようです。

私が初めてバボラを使ったとき(その時はピュアドライブでしたが)先ほど書いたように魔法のように飛んでいく、という印象でしたが、それがだいぶ薄れました。
ある意味、他のラケットとあまり変わらなくなった気がします。
言いかえれば、ぼやけた打球感がなくなり、しっかりとした打球感です。

何より、ライジングやリターンなどですっぽ抜ける、もしくはすっぽ抜けそう・・・という心配が減った気がします。

バボラに飛びを求める人には、微妙な感じかもしれませんが、個人的には他のラケットから移行しやすいラケットとして勧められるラケットです。

定価 39,960円

アマゾンでは
31,968円


楽天市場では
21,900円
これは安いですねぇ・・・。


でした。

〜お知らせ〜

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2015年09月05日

サーブのプロネーション

前回のサーブの記事に続きまして、本日は

サーブのプロネーション

実際のところ、非常にややこしい部分なので、まずは簡易的な話から。

@ラケットを金槌だと思ってください。
 壁の高いところに釘を刺します。

この動作から

A釘を打つ直前に金槌の普段打つ部分でなく、横で叩く感じをイメージして下さい。

その時、手首だけでやろうとしないで右の脇を開けて右ひじを右に出す感じです。

@の時はねじれというものはないです。肘から先だけが動いて金槌でコンコン・・・。
Aのようにして初めて右の肩と前腕あたりにねじれが生じます。

単純にそのような動きがプロネーションです。



では、少し掘り下げて・・・。

まず、イメージしてほしいことは、肩から先、上腕、前腕をねじって戻す動作ということ。
むむむ、すでにややこしいかもしれません。

プロネーションは2つのねじれがあります。

この状態から
image.jpg

image.jpg

image.jpg

1つ目のねじれは「肩」です。正確には上腕三角筋なんでしょうかね。ざっくり、肩の筋肉としてください。

肩が見えていないのでちょっとわかりづらいかもしれませんが、肩はグリグリと回っています。

よく、「肩を回せない」という表現はこの辺です。

ボール投げをして、肘から先だけで投げる人は、この「肩が回っていない」状態です。

2つ目は「前腕」もちろん、これも正確には前腕の筋肉なわけですが・・・その辺はハッキリ名前を知りません。手首を動かすとピクピク動く筋肉らへんです。


下の@とAの画像のような動きをすると前腕が捻じれるのがわかると思います。

@
肘支点3

A
肘支点4

B
肘支点5

そして、Bの画像までいくと肩が捻じれているのが感じ取れると思います。

一応、先日のサーブのスローの動画をさらにスローにした動画も載せておきます。


回内とか内旋とか言葉がありますが、その辺の言葉はどうでもいいですが、先ほどの

肩のねじり

前腕のねじり

この辺がスムーズに動かせるとプロネーション、という感じです。

まだ、プロネーションだけではサーブって打てません・・・。

次回は、体のねじれも入れてみましょう。


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2015年09月03日

サーブはボールの後ろを捉える。

全米オープンにつられて、レッスンブログが久々になりました。

本日の話題はサーブ

そして、初心者向けとは思えない内容かもしれません。

というのも、読めば理解はできてもできるかどうかは、書いている私自身、自身がありませぬ...。

それでも書きます。

私は以前より、ナチュラルスピンサーブ推しです。
キックサーブ推しではありません。

ナチュラルスピンサーブを練習して、進化した結果としてキックサーブが打てればいいな、というスタンスです。

さらには、ナチュラルスピンがかかる前に、スライス気味になってしまってもいいかな、とも思います。

なので、回転が掛かる前提の説明になりますので、あしからず。

では、本題に。

まず、ナチュラルスピンサーブと言っていますから、回転がかかって普通。

ファーストはフラット、という概念は捨てましょう

セカンドサーブ有りきのファーストサーブ

です。

まず、打球方向に対してボールの真後ろをしっかり捉えられているか

という点。

サーブの動画をスローにしましたので、まず見てみましょう。


ラケットの動きは左側から右上に抜けています。

ここから
image.jpg

こちらへ。
image.jpg

この動きをしながらボールの真後ろを捉えるには厚いグリップでは無理です。

この薄いグリップ
グリップ1

です。

この持ち方に慣れていないとボールの真後ろは打てるものの、アタリが薄かったりフレームに当たったりします。

しかし、この持ち方は絶対です。
もし、厚く握ってボールの真後ろを捉えるとなると、正面向いて羽子板サーブになります。

さらに、体の向き。
image.jpg

テイクバック時には胸は前ではなく、どちらかというと後ろ側に向いているくらいです。
まぁ、相手に背中を見せるくらいです。

この体の向き薄いグリップ

が大前提になります。

体の向きが正面で薄いグリップで打つとなると、ボールの右側を擦ることになってしまいますから注意しましょう。

長くなりそうなので、本日はこの辺で。

今のところ、ボールの真後ろを擦る感じしか説明できていませんので、今日の情報だけでは前には飛んでいきません。
これにプロネーションやら、内転やらというよくわからない腕の動きが入りますので、その辺は後日。


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2015年09月02日

錦織が倒れても西岡がいる!

全米オープンテニス、錦織は残念ながら初戦敗退に終わりました。

かなり、テンションの下がっている中、次のエースと目される

西岡良仁(よしひと)
image.jpg

がマチュー相手に

−4
2−6
6−7(7)
−1
−2


のフルセットで初戦突破です。
正直、タイブレークを5−1とリードしながら獲られた時は、厳しいと思ってしまいましたが、なんとか逆転してくれました。

彼もIMG出身で海外育ちのプレーヤーです。
まだ、19歳なので体が出来上がっていないので、これからでしょう。
いい点としては、やはり、動きが機敏でしっかりとボールに入って打てる点です。

しかし、錦織同様、サーブの弱さとフォアの弱さがあります。
安定感抜群ですが、自分からポイントを取れない・・・。
今現在でいうと、プレッシャーのかかった場面で、ついつい安定に頼って、つなげてしまうんですね・・・。
まぁ、簡単に言うなよって話ですが、今後改善していくでしょう。

それからもう一人、こちらは女子ですが

日比万葉(まよ)
image.jpg
珍しい名前ですね、万葉って・・・万葉集から来ているのでしょうか・・・。

突然、本戦に出場してきたこちらも19歳の選手。

初戦にいきなりエラーニと当たり

0−6
1−6


で粉砕されました。
いい経験になったでしょう。

独特なテニスで、まずは片手バックハンド
image.jpg

グラフのバックハンドが好きなようでして・・・って見たことあるんでしょうかねぇ??
う〜ん、これでこのままいくんでしょうか・・・。
体がさほど大きくないのでリーチを生かすのもアリとは思うんですが、ハッキリ言って狙われますよね。

そして、サーブは相手に完全に背中を向けてトスを上げる感じで、マッケンローみたいな感じでした。
形は非常にバランスがいい。
エラーニのサーブなんかより、よっぽどいい形でした。

錦織が負けて、おいおい、と思っていた矢先に、こちらは将来に希望が持てる選手で、少し救われました。

トミック君も勝てたようだし、とりあえず、楽しもうと思います。
あ、奈良くるみも逆転勝利していましたね!


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2015年09月01日

錦織、あり得ない初戦敗退・・・。

ついに全米オープン開幕!

と思ったら、まさかの錦織、初戦敗退・・・。

今回は、体調面での不安はほぼなく、メンタル面での成長も加わって優勝オッズでは4位とまでされていた錦織。

逆に気になるのは(結果論ですが)自分の方から調子がいい!今回はイケます!と話していたようです。
普段は、そういったことはあまり自分の方から言わないタイプだそうなんですが、今回は違ったようです。

まぁ、このような番狂わせがおこると、あぁだこうだと言われるだろうし、いつもとここが違ったとか、場合によっては差別でもあったんじゃないか、と言われてしまうかもしれませんが、負けは負け。

そして、次!と我々も切り替えていきましょう。

しかし、ペールは掴みどころのないプレーでしたねぇ。
良く言えば最後まで錦織に乗らせないプレーでした。

4セットの錦織のマッチポイント、6−4でしたかね、あそこのフォアの逆クロスのジャストアウト・・・。
あれで流れは消えましたね。
image.jpg

ランキングもどうなるかわかりませんが、錦織はこれからです!
応援していきましょう。

4大大会制覇はもちろん目標で世界No.1も目標ですが、以前にも書いたようにまずはマスターズ1000の制覇を成し遂げるべきかなと思います。

年間で9つあるマスターズ1000

インディアンウェルズ
マイアミ
モンテカルロ
マドリード
ローマ
カナダ
シンシナティ
上海
パリ


この9つ。
最近の優勝者は、当然ジョコビッチ・フェデラー・マレー・ナダル・ワウリンカ・フェレール・ツォンガといた面々。

ワウリンカはモンテカルロ
フェレールはパリ
ツォンガはカナダ

の1回ずつですが、それなりに得意なサーフェイスでの勝利。

となると、錦織が狙うべきは

マイアミ

あたりでしょうかね。

全米の楽しみの8割ほどがもう終わってしまいましたが、試合が進むにつれて少しテンションは上がってくることを期待します。

今日は、トミック君の活躍に期待しましょうかね・・・。


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2015年08月31日

錦織、夢をもう一度!全米オープン・ドロー発表!

先日、全米オープンのドローが発表されました。

昨年は、我々も夢の中にいるような2週間でした。
今年こそ

夢をもう一度!そして全米制覇へ!

image.jpg

1戦1戦が大事ですから・・・といわれますが、気になってしまうのが我々の勝手な見方です。
そして、それでいいと思っています。

ということで、いつもながらの「順当にいけば」パターンです。

16シードまでが順当にいけばこんな感じです。

トップハーフ

【1】ジョコビッチ
【14】ゴフィン

【8】ナダル
【10】ラオニッチ


-----------------------------

【7】フェレール
【9】チリッチ

【4】錦織
【16】モンフィス


------------------------------

ボトムハーフ

【3】マレー
【15】アンダーソン

【5】ワウリンカ
【11】シモン


------------------------------

【2】フェデラー
【13】イズナー

【6】ベルディヒ
【12】ガスケ


もちろん、全部が全部こう勝ち上がれるとは思いませんが、こんな感じです。

錦織は初戦の相手はペール
image.jpg
結構意外性のあるショットで攻めてきます。
そこは無難な錦織、大丈夫でしょう。

順当にいくとモンフィスになるわけですが、最近、調子がイマイチな印象で、モンフィス山にツォンガがいます。
なんだか、フランス勢てんこ盛りですが、ツォンガが来るかもしれませんね。
全仏で負けていますが、全米であれば、ツォンガのあのセカンドサーブも対応できるかなと思っています。

そして、何より、準決勝までいくと、去年と同じカード

v.s.ジョコビッチ

です。
ということで、夢をもう一度!という意味も込めて、写真も去年ジョコビッチに勝った瞬間の画像です。

去年は、体力的なものもあったにせよ、原因はメンタルだと思ってます。
チリッチが良かったという見方もありますが、大方の錦織有利という予想もあったし、自分でも勝てるかも、という気持ちから甘めに返球してしまい、チリッチに攻め込まれたとみています。

その点は、このランキング、シードで戦ってきた錦織はメンタルの成長は大きいはず。
攻めの気持ちで、自分を信じてタイミング早く打てれば必ず結果はついてくると思います。

もし、もしですよ、決勝にまた駒を進めることができて

v.s.フェデラー

とかなったら、どっちを応援しよう・・・。
フェデラーもかなり最後のチャンスかもしれないし・・・。

でも錦織でしょうかね・・・。

と、相変わらず妄想天使なワタクシです。

あと、興味ないかもしれませんがトミック君は24シードでガスケ山に入っております。
勝ち進めればベルディヒになりますね。
アメリカのハード自体は悪くないと思いますので期待を込めて応援していきたいと思います。

また、全米ネタが増えると思いますが宜しくお願いします。


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2015年08月28日

間もなく全米オープン開幕。

来週月曜日からいよいよ

全米オープン開幕

です。

シードも発表されました。

【1】ジョコビッチ
【2】フェデラー
【3】マレー
【4】錦織
【5】ワウリンカ
【6】ベルディヒ
【7】フェレール
【8】ナダル

錦織が4シードに入りました。
そして、ナダルもギリギリ8シードをゲットしていますね。
かなり大きいです。

どうしても、去年のことがありますから錦織の優勝を期待してしまいます。
去年に比べて精神的にも肉体的にも成長していますから、可能性は十分にあります。

ただし、他のトップシードが黙って見ているわけもなく、かなり警戒すると共に、かなり研究されてきています。

この8シード以外にも危険なプレーヤーはいますが、全米のコートであれば格下に負けることはないと思っています。

なので、ベスト4は硬いかな・・・。
かなり気が早い・・・。

そして決勝までマレーに当たらないってのも吉。

まぁまぁ、そんな予想はさておいて、女子の方でも大記録が掛かっています。

セレナの年間グランドスラム

これもかなり可能性が高いです。
しかも、セレナの年齢で達成したら、素晴らしいです。
テニスの選手寿命は確実に、というか、スポーツ全体的に選手寿命が延びていますよね。

今行われている世界陸上の短距離選手
ボルト 29歳
ガトリン 33歳
ゲイ 33歳
パウエル 32歳

というのを見て、ボルトが一番若手・・・。

まぁ、これが参考になるかわかりませんが。

トレーニング方法の進化によって寿命は確実に伸びています。

私も、コーチ寿命を延ばせるように、微々たるものですがトレーニングを欠かさずやっております。
今日もインナーマッスルトレーニングしてきましたよ。
まぁ、寝て電気ビリビリ受けるだけですが・・・。

皆さんも、毎日腹筋10回でもいいのでやりましょう!

話は全米に戻りまして
今回の全米で引退する選手がいます。

マーディ・フィッシュ(33歳)
image.jpg

キャリアハイは7位です。
ダブルスでも14位。

彼はフェデラー世代で何でもできるマルチプレーヤーでした。

2012年、心臓疾患により全米オープンでフェデラーとの試合を棄権して以来の出場です。

今の状態で考えるとあまり好成績は期待できませんが、感慨深いですね。

添田、伊藤あたりは予選で負けてしまいましたが、西岡・ダニエル・杉田あたりは残っているようです。
是非、勝ち上がって本戦へと駒を進めて欲しいですね。


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2015年08月26日

フォアハンドのスピンは手首をつかう?

最近、ある生徒さんにフォアを重点的に教えています。

下から上
インサイドアウト


などなど
スピンを掛ける上で基本的な部分は理解していただいたようで、形にはなってきました。

後は、インパクトの際にラケット面でボールを転がすような・・・といった感覚的な部分になってきました。

そして、この辺まで来ると、よく質問されることなんですが

「コーチ、手首は使うんですか?」

非常に簡単そうで難しい質問です。

正確には

使います。

しかし、故意的には使いません・・・。

ズルイ回答です。

腕のしなりに合わせて自然と手首が使われる状態が一番いいと思います。

はい、難しい表現!

そうですねぇ、ボールを投げる際に手首は使います。
しかし、故意的に手首だけでボールを投げるわけではないですよね。
そんな感じでしょうか。

以前の動画と静止画を使いましょう。

【テイクバック】---------------------------------------------------
image.jpg

私の場合はラケットの先端を残すタイプです。
肘は自然に引いて、画像で言うと右側にヘッドを残しておきます。

【ヘッドダウン】--------------------------------------------------
image.jpg

私の中ではこのヘッドダウンがかなり重要なポイントです。

自分の意思、つまり故意的にヘッドを落としているわけではありません。
先ほどのテイクバック時に引いた肘を体の回転、開きと共にボール側に出して

肘を入れ替える

という感覚です。
背中側(インサイド)にあった肘をボール側(アウト)に出していく動きです。
肘を入れ替えればグリップとヘッドの位置も入れ替わり、グリップが上がりヘッドが落ちる、というイメージです。
この時、手首はリラックスして自然と開き始めています。

【インパクト】-------------------------------------------------------
image.jpg

そして、インパクト。
グリップから出てきたので当然ヘッドが遅れてきます。
この時、開いていた手首がインパクトで戻る感じになります。

なので、インパクト時の手首の形と、テイクバック時の手首の形はほぼ同じだと思います。
静止画では見えませんね・・・。

実際見たわけでも、見えるわけでもないので感覚的な話になってしまいますが・・・。

一応、スローの動画を貼っておきましょう。


突き詰めていくと、非常にタイミングが難しい打ち方です。
その難しいタイミングに故意的に手首の操作を合わせていくのは、私の中では不可能・・・。
まぁ、「しなり」というものはそんなもんだろうとは思いますが。

しかし、手首を使わずスピンを掛けることも可能だと思います。

それはまた次回にでも。


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2015年08月24日

フェデラー、ジョコビッチのゴールデンマスターズを阻止して優勝!

昨日、日本時間の夜中に行われた

ウエスタン&サザンオープン決勝

ジョコビッチv.s.フェデラー



6ー(1)
3ー


フェデラーが優勝です。
image.jpg

今回で41回目の対戦。
しかも20勝同士の対戦でした。
さらに、ジョコビッチのゴールデンマスターズという記録のかかった対戦でした。

フェデラーはこの試合に勝てば、マレーを抜き2位に返り咲きます。
まぁ、世界1位と2位の戦いといって過言はないでしょう。

結局、フェデラーは今大会1度もブレークされることなく全てストレートで優勝です。

それにしても、かなり早いタイミングで攻めまくっていましたね。
image.jpg
特に、セカンドサーブでのリターンダッシュ。
そんなに前?ってくらい前でインパクトしていました。サービスライン後方50センチくらいでしょうか・・・。
むしろ、ズルイ・・・。
それをボレーにつなげてポイントを取れるのがフェデラーなんですが。
image.jpg

逆に言えばジョコビッチに勝つにはあのテニスでいかないとダメなんでしょう。

去年、錦織が全米で魅せたテニスもそうでした。

ドルゴポロフの攻めも早いタイミングのテニスでしたね。
そして、今、ジョコビッチを倒すには、そのテニスだ!ということで全選手がそういうテニスに切り替わってきています。

やはり

錦織のテニスが最先端!!

前にも書きましたが、そのテニスの進化に合わせて当然ラケットも進化していきます。
ライジング優先のラケットへと移行していくんでしょう。


そういえば、フェデラーはゴールデンマスターズは達成していないんですね。
ジョコビッチが成し遂げれば史上初と言われていたので。

どうやら

モンテカルロ
ローマ


この2つが優勝無しです。
やはりクレイなんですね。
かなりナダルに阻止されているようで・・・。

さて、間もなく全米スタートです。

錦織も復調しているようですし、第4シード確定ですから、準決勝までは全て格下!

今年こそ優勝を!


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プロフィール
天野 幸之介さんの画像
天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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