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高坂圭
フリーランスの放送作家・脚本家、コピーライター として活動し、33年目を迎えました。 最近は、物語プランナーとして、ストーリーの力で ビジネスをアップするクリエイターとしても活動しています。
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posted by fanblog

2023年05月25日

「落語の凄さ」 橘連二



演芸写真家の第一人者が

人気落語家に聞いた落語の魅力。

なかなか素敵なので、

ご紹介。



「世の中いろんなことがあるけれど、

幸せそうなことだけ見つめて生きてる

人たちの物語じゃないですか」

           春風亭昇太



「たった一人の人間が座ったまんま、

なんでもできる、どこにも行ける。

ドラえもんの四次元ポケットみたいな

ものですよ」

             桂宮治



「落語の強さは、寄席に出る人全員が

自分の役割をわかって、最後のトリに

渡していくところ。そんなええリレーは

ないですよ」

             笑福亭鶴瓶



「SNSや人とのコミュニケーションにつかれた人

っつうのが落語聴くと、共感したりしみるものが

あると思います」

              春風亭一之輔



「落語には、ぶっちゃけ、日本人が一番、

人間らしく、もっと言えば楽に生きられる知恵が、

山のように詰まってる」

              立川志の輔



……ほんと、落語を知ると楽になるんですよね。

僕が初めて落語を聞いたのは、小学校4年くらいかな。

そして5年生のときにクラス会か何かで

初めて人前で、落語「初天神」をやった。

以来、50年以上聞いてますが、

素晴らしい芸能だと思う。

いつの間にか寄席のプロデュースや

落語のDVDなどを作ることになって

仕事のひとつになったけど、

楽しいんですよね。



とくに噺家さんの幅がこんなに広く

いろんなタイプの落語が聞けるのは、

今の時代ならでは。

ぜひぜひ、落語はまだあんまり、という

方はユーチューブあたりから聞いてみて

ください。



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感想(0件)



懐かしの夜のヒットスタジオ 神回!

まだ眠れない。
咳はすこーしおさまったけど
YouTube見てたらすごい映像が。
これは神回だ。


2023年05月24日

アマゾンプライム 「馬の骨」



むかしイカ天に出てた「馬の骨」の
ボーカルが演じる、
しがない元バンドマンと地下アイドル
系の女の子の再生物語。

妙に小さい音量、なんてことない話、
いかにもマイナーって感じなのに、
元バンドマンとしては、最後うるうる。
咳するたびにずきずきする頭抑えながら
流す涙。
みっともねぇ。
早く寝ろと、自分に突っ込むが、
これが眠れないんだよねー。
おれも、しがないねー。




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これは、凄ぇ!Netfflix   「サンクチュアリー聖域ー」


一緒に仕事をしてきたクリエイターの
中で、僕が最もリスペクトしている
のが、江口カン氏だ。
CMではすでに高名だが、映画監督と
しても逸材だ。

彼のデビュー作、「ガチ星」には縁あって
スタッフのひとりとして参加させてもらったが、
以降、「ザ・ファブル」、「めんたいぴりり」、
「ザ・ファブル殺さない殺し屋」と立て続けに
監督し、国内外で高い評価を受けている。

この最新作はさらに進化を遂げ、泣いて笑って
心が震える名作だ。
北九州出身のヤンキーが、礼節を重んじる相撲界で
問題児として暴れまわり、やがて力士として
成長していく姿を描いている。

デビュー作からタッグを組んでいる金沢知樹氏の
脚本も見事だが、なにより絵力のある映像、演出が
素晴らしい。

僕は初めて知ったが、主演の一ノ瀬ワタルの迫力が
これまた凄い。さすが元プロ格闘家だ。
他にもピエール瀧、小雪、きたろう、余貴美子、
田口トモロウ、忽那汐里、松尾スズキ、岸谷吾郎
などの実力ある豪華キャスト陣も、この物語に
熱を加える。

しかし、このドラマを作るのは並大抵では
なかっただろう。
相撲界のタブーである、八百長疑惑、タニマチとの
間、しごきにしか見えない稽古なども、正面から
逃げることなく描いている。
なのに見終わったら、素直に「相撲って
いいな、凄いな」と思わせてくれる。

8話完結になっているが、早くもシーズン2を
観たいという声が、ネットを賑わせている。
それはそうだろう。
これほどのドラマを観客が見逃すはずがない。
もし家にNetfflixを入れていない方は、
このドラマを見るために、入っても
損はないと思う。

カンちゃん、面白すぎるドラマをありがとう。
お前さんは、やっぱり凄いっす。




アマゾンプライム 「はりぼて」


こんな面白いドキュメンタリー、
なかなかない。
富山県の民放チューリップテレビ
(日本で一番小さなテレビ局)が、
富山市議会議員たちの不正を追った
ものだが、なんと半年で14人の議員が
政務活動費乱用で、辞職する。

絶対にやってない、と嘘をついた次の日に
ばれ、彼らを非難してた議員もやらかして、
次から次に子悪党たちが辞めていく。
そのさまが、凡庸なコメディでは勝てないほど
面白く、笑いを誘う。

しかしこの映画はそれだけでは終わらない。
報道の中心にいたキャスター(この作品の監督)は、
チューリップテレビに見切りをつけ、涙を流し辞める。
そこに何があったのかは、映画は語らないが、
おそらく「もうそろそろいいんじゃないのか」と
いう声が上層部から出たんだろう。
「数字も大して取れないし、すべきことは
他にもあるだろう」なんて、まぁ、僕の勝手な
想像だが、元放送作家としてはなんとなく
そう思う。

「はりぼて」とはいったい誰のことなのか、
そんなことを考えたら、笑い終わったあとに
少し苦みがこみあげてきた。



Netfflix  「2020年 5月の恋」


咳はごほごほ、鼻はずるずると
いう感じなので、原稿書きは
止めて、寝ながらテレビ。

こんなときは軽やかな作品が
いいと思い、選んだのがこちら。
いやー、楽しかった。
大泉洋と吉田羊の元夫婦の
スマホによる会話劇。
脚本もいいし、なにしろ
二人の雰囲気が自然体でいい。
一話15分、エピソード4で終わりと
いうもの、風邪気味の僕にはぴったり。
良かったら、どうぞ。


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2023年05月23日

三日月と金星2

友達が撮ったほうが
キレイだったので、こちらを。


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三日月と金星 5月23日午後9時13分 北九州にて

三日月と金星が並んでた。
あんまり可愛いのでパチリ。
スマホではこれが限界だけど、
雰囲気わかるよね。


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2023年05月21日

タイムスリップ! 「平安ガールフレンズ」 酒井順子



著者の本はいつも視点と切り口に
才があり楽しませてもらって
きたが、この平安時代の作家たちを
とりあげたエッセイも面白い。
1000年以上も前の女性たちを
まるで友達のように生き生きと描き出す。
少しひくと、

自分が美人でなかったからこそ、
不細工を嫌い、自分が一流のお嬢様でなかった
からこそ、下衆女を嫌う清少納言。
そんな彼女は、今の世の中の基準からすれば、
善人ではないのかもしれません。
しかし私は、だからこそ彼女が好きなのです。

「枕草紙」は、清少納言のリア充アピールの
舞台。自身の知性やウィット、そして
モテっぷりを披露し、「いいね!」と言って
もらえることに彼女は無上の快感を見出している。

そしてそんなリア充アピールが激しい清少納言を
イライラしながら見ている女性が平安貴族の中に
一人いて、それが紫式部です。

……ですって。さらに著者は「紫式部日記」をひいて
教えてくれます。
「清少納言こそ、したり顔にいみじう待べりける人。
さばかりさかしだち、真名書き散らして侍るほども、
よく見れば、まだいと足らぬこと多かり」

「さかしだつ」とは「賢しだつ」だから、
清少納言こそ、賢そうに物知りぶる女よね。
真名(漢字)を書き散らしているようだけど、
よく見れば全然なってないじゃないの、と怒り、
さらに「こういう人のなれの果ては、ろくなことに
ならない」とまで書いている。

酒井さん曰く、紫式部がここまでむかついている
のは、清少納言の”含羞の無さ”。
紫式部は清少納言より少し年下、だから「枕草紙」も
読んでいた。
清少納言のモテ自慢などは、どちらかという
内にこもるタイプの紫式部は我慢ならなかった
んだろう。

けれど紫式部も、自分の文才をアピールするために
父から「お前が男だったら」と言われたと
日記に書く。
でも人前では、私は漢字の「一」さえ書けない
不調法で謙虚にふるまう。’
二人を比べ著者の見事な視点が光る極めつけの
文章がこちら。

溜めがきかないタイプの清少納言は、自らが体験した
こと、感じたことをそのまま、紙の上にあらわし
ました。
それが後年、「随筆」と言われるジャンルと
なったのです。
対して紫式部は、様々な思いをいったん胸の中に
溜め、熟成・発酵させ、それを物語として
紡いでいった。

このエッセイでは他、藤原道綱母、菅原孝漂女、
和泉式部も取り上げている。
どれも面白いのでよかった読んでみてください


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面白すぎる!  「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」  近田春夫


数ある筒美京平本の中で、ダントツ。
日本で多分一番最初に、筒美京平の
凄さを広めたのは近田さんだと思う。

そんな彼が京平ワールドについて
語った本作は、実弟の音楽プロデューサー、
渡辺忠孝、盟友の作詞家、橋本淳、
唯一歌手で深い親交のあった
平山みきさんなどのインタビューも
交えた、唯一無比の作品。

なかでも、秀逸なのはこの分析。

「あの人の基本は、心地よいメロディーと
それをより美しくする和声だった。
京平さんは、生涯にわたって、アメリカで
成功したいというような意識を持たなかった
人だよね。
国内のリスナーを相手に、洋楽的なテイストを
日本の流行歌にアダプトさせる作業に終始した。
その方法論は、今の日本の若い書き手にも
引き継がれてるんじゃないかな。
彼らからは、海外のマーケットで成果を
収めたいという野望は感じられない」

また著者は、先生の作品の元ネタをずっと
考え、研究している。
それによると、

南沙織「17才」 リン・アンダーソン「ローズ・
ガーデン」(これはさすがに僕も知ってます)

松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」
ギルバード・オサリバン「アローン・アゲイン」
(これは全く気が付かなかったが、言われてみれば)

近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」
クィンシー・ジョーンズ「愛のコリーダ」
(著者の独断らしいが、聞き比べてみたけど
うーん。もしそうなら、先生の
換骨奪胎の手法はやっぱりすごいですね)


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