運用側からのASM-2の評価
技術研究本部の開発計画
巡航ミサイル型標的
特に開発計画については、数字を入れられなかったので、若干消化不良な内容です。
巡航ミサイル型標的も運用高度やレーダー反射面積等の数字は省きました。巡航ミサイル型標的には恐らく、指令受信装置も搭載されていたと思われるのですが、裏が取れないため書かないでおきました。ただ、スモーク発生装置の搭載については追記しています(とある資料で確認できたため)。
次は主要構造について書いてみるつもりです。
ああ、恥かしながら長らく気づかなかったのですが、ASM-2の制式要綱の用途の項目にはこう書かれているのですね。
1.用 途 93式空対艦誘導弾(以下,誘導弾という。)は,戦闘機(以下,搭載母機という。)に搭載し,主として侵攻する戦闘艦艇を攻撃し,その防空能力を無力化するために使用するものである。
引用元: 制式要綱 93式空対艦誘導弾
つまり、用途としてはASM-3と丸被りなわけです(ASM-3はパッシブレーダーによる個艦識別能力を持つ)。ASM-2が戦闘艦、特に広域エリア防空艦をターゲットにしているというのは銘記しておくべきでしょう。
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