とにかく、昨夜も猫らの布団への出入りが多く、その中にちゃっかり犬が紛れ込んでいたような感じだった。深夜0時15分頃目が覚めたのも、多分、ジロタンが縁側の水飲み容器で水を飲んでる音が聞えたからで、それが、いつもは「ペチャペチャ」という音なのに、それが「ペタペタ」という乾いた音だったので、翌朝予報が-7度だったので、すでに容器内の水ががっつりと凍ったのかもと思い、念のため起きて確かめてみた。
すると、水は凍っていたのではなく、ほぼほぼ水がなくなっていて、僅かに残った容器底の水をジロタンが舐める音だったのだ。ともかく、起きたらやっぱりジロタンだったしで、水飲み容器の横に備え付けのペットボトルから水を波々と注いで満タンにしてやった。ついでにお便所にも行ってから、念のため風呂場にも寄ると電源が入っておらず、これで以前風呂の配管を凍らせ破損したことがあったので、すぐに電源を入れ、ともかく起きてよかった。
それにしても暑い夏場ならともかく、こんな寒い時期に水が一晩で急に減るのは変だなと思った。いつも縁側前を通るので、そのたびに水の減り具合はチェックしてあったし、昨夜も寝る前には十分に容器に水が注がれあったはずなのだ。それがあんなに数時間で急に減るものだろうか。ちなみに、縁側の板目に水が零れ出た形跡はない。
もしやあの夢の中で見た、布団の中で川の字になって一緒に寝ていた、あの犬が布団内で暑くなって水をガブ飲みしたのかもとさえ思った。とにかく不思議だった。今朝6時に目が覚めたのだが、てっきりシロタン含め猫三匹がワイと同じく右向きで寝ているはずと思って布団を剝いだら、意外にもミネちゃんとジロタンだけだったので、おやっ?と思った。この数は大抵当たっていたし、三匹いた感じだったので二匹とは意外だった。
もしや、あの夢の中に初登場のあの犬が、また布団内に紛れ込んだのをワイが数としてカウントしたのかも、とさえ思えた。しかも、昨夜は左に横向きで寝ていたので左耳を枕に当てて寝ていたはずなのに、その左耳を何者かに爪で引っ掛かれて、思わず「イタッ」と言ったことが、夜中に起きる前に起きている。何者かの布団への出入りの際の挙動なのだと思うが、今まで4年半、ワイの寝る布団への猫の出入りなど何度もあったはずだが、一度どしてこうゆうことがなかったもので、いろいろ併せて不思議過ぎる夜だった。
今朝、最低気温が-6.5度で、6時間前に容器に注いだ水ががっつりと凍っていた。寒くても猫らは水を飲むので、すぐに手で割っておいたが、12時間後もまだそれは波々とした氷水のままだった。あれは本当にワイの布団の中で川の字に寝ていた犬だったのだろうか。ともかく不思議な感じだけが残る。