今ワイの尻の下には、あの猫ちぐらのブヨブヨのクッションが敷かれてある。やっぱり人間もシッポの端っこまでぎっしりアンコが詰まった鯛焼きが好きなのと同じで、猫ちぐらの中に端っこまでクッションがぎっしりと詰まってないと、うちの猫らはちょっと入っても、すぐに興覚めするみたいだ。
元々この猫ちぐらは、テレビが大音量で猫らが居たがらない、うちのおばあちゃんが一日常駐している茶の間に少しでも猫らが居つくようにと買った物なのだ。というのも、うちのおばあちゃんは定期的に猫らの姿を見ないと下からうるさいので、こちらまでイライラしてくるもので。
今まで仏間の畳の表面がボロボロになってもそのままにしてあったが、ついに今度は座敷の、ちょうどワイが布団を敷いている枕元の辺りの畳の表面の井草が数本、最近ホツレ出したのだ。これはうちの猫では唯一、障子の角など縦方向に爪研ぎをしないジロタンのせいに違いない。座敷のホツレの上だけにはスノコを置いて、これ以上の拡大を防いでいる。
ジロタンだけは他の二匹と違って、カーペットやマットレスなど横方向にだけ爪研ぎをする猫なのだ。もちろん、子猫の頃から畳でも爪研ぎをしたがる猫がジロタンだった。仏間の畳の異変に気づいた時には、もう畳の井草の表面から中のハラワタのようなワラが見えており、あばら家の畳みたいな状態で、もう放置するしかなかった。
ところが、今度の座敷の方はまだホツレが始まったばかりなので、何とかホツレの拡大阻止に間に合いそうな感じなので、すぐにネットで畳補修シートなるものを注文して届くのを待っているところ。子猫はカワイイと人気だけれど、本当に子猫というやつは一歳になるまで、家の中はフスマや障子、カーテンなど全部ボロボロにしてしまうので、元からボロい古民家で良かったと思っている。
猫日記より(2022.4.26)
朝6時前、車でゴミを出して戻ったら、車を停めてる横にカヤが生えていることにやっと気付いて、もう大分前から20センチくらい伸びていて、4、5本毟って家に持って帰ると、シロタンがまるで猫缶以上の反応で、カヤの葉っぱを持ったワイを追いかけてきて、1本だけジロタンも食べたけれど、残り全部シロタンがたいらげた。
2024年04月26日
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