逆に「墓行く」というのは「はかどる」ことを言う。「墓帰り」とは、畑や学校などから家に帰ることをなぜか言う。あの純菜ちゃんでさえもこれらは家でふつうに使われていたので、東京の友達には通じなくて困った。同様に退社する時に、「墓上がりするわ」とつい言ってしまったことも。
畑の上の土手から見たかんじ、掘れたのは全体の500分の1くらいだろうか。2時間掛けて鍬で掘り進めて、僅か1坪ほどしか掘れてないことに、ちょっとばかり情けなくなった。6年間、草刈りのみだった畑はススキやカヤの原っぱみたいな感じになり、横に根を張る植物の天国となっていた。それはそれでススキなどが我が物顔で畑の表土を占領していたので、一般的な細々とした雑草が生えず、それはそれで良かったが、土の中に張り巡らされた根を掘り起こすのに時間が掛かってしまった。それはそれでワイには苦にならなかったものの時間だけは掛かった。
庭には去年並みの1キロ分の種イモを植え付けるとして、残り2キロを植える分を耕し畑にスペースを作らなければならない。もう農業は大変だと分かっていたのに、つい欲張ってしまった結果がこれだ。畑までは車で5分くらいで近いのだが、本格的に畑一杯に農業を始めるとなると、最低でも週に一度は行かないと雑草で大変なことになるので、週一でバイクに乗る趣味ですら贅沢な趣味になってしまう。
家から0分のうちの庭の最低限度量の1キロのジャガイモでさえ、草取りや追肥など大変なのに、もう分かっていながら何で3キロも買ってしまったのか、おいワイ。野菜の種を庭などに植えるのは意外と買った勢いもあって割と最初は簡単なのだが、その後が予想外に大変で、子猫や子犬を飼うのと一緒。畑の方はまだ一坪ほどしか掘れてないので、また堀りに行かねばならぬし、やっとそれから種イモを植え付けるのだから、もう時間との戦いもあるしで、頭の中がパニックになりそう。
猫日記より(2022.4.19)
朝6時、縁側でまた「ギャ〜オ」と鳴く声に、また唐ネコが来たのかと階下に下りてみると、ミネちゃんが開いてして、黒に一部白い丸顔の太った猫がいて、ワイを見るとその場を離れたが、左前足をケガしてるようで、足を着けなかった。そのままトボトボと坂を下りて山の方へと向かった。ミネちゃんが一匹で対応中、シロタン&ジロタンは仏間の辺りまで後退していて、見てた。もしや冬に見た、うちの猫かと思った車の辺りにいたあの黒い猫だろうか。だとすると、随分大きくなった気がする。ほぼ黒猫。それと同じ猫なら誰かに餌をもらっていると思われる。今日はそのショックを引き擦り、うるさく鳴くジロタンもシロタンも大人しくシーンとして寝ていた。
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