それがどこに行ったのかは定かでないが、すぐに予備の容器で新しく作り直した。ミネちゃんの首にカラーがないのは、本当に久しぶりのことで、その解放感からワシの前でおねだりした模様だ。現在ミネちゃんはコタツ台の下で寝ているので、また出てきたら元の窮屈なカラー生活に戻ることになるが、もう少しの我慢。
それまでのミネちゃんの得意芸は自分の赤い首輪を後ろ足で回すことだった。これは後ろ足で痒い耳や首を描こうとして、足が肝心な部位には当たらず、首輪に当たって首輪だけが回転するという得意芸だった。それが今現在では、自作カラーが「カラカラ」と音を立てて回る芸に変わっている。
この自作カラーの容器を首に付けてるミネちゃんは、なんだか戦国時代に渡来した南蛮人らの首回りに付いていたジャバラの襟巻きみたいにも見えてしまう。ミネちゃん、ずいぶん自分の前足を舐めていないので、いつものように舐めようとして、首から付いて離れないプラスチック容器のフチをつい舐めてしまう可哀想なミネちゃんであった。
7時過ぎ、ミネちゃんの自作カラーは茶の間のコタツ内から見つかり、ちょうどミネちゃんも階下に下りてきていたので、わずか3時間半で元のカラー生活に戻った。
猫日記より(2022.3.23)
夕方以降、三匹がおばあちゃんの布団の上で寝てるので良いが、それまではずーっとワイの部屋にいて、本当うっとうしくてたまらず。
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