ジロタンのチャームポイントと思われるものが「鼻すじ」だ。例えばうちの猫らは、ムヒやウナコーワなどの臭いが苦手なようで、そのツンとした刺激性の強い臭いを感じるだけで、特にジロタンなどは、いかにも嫌な者を見るように目を細めつつ、同時に鼻すじにシワを立てているが、それが飼い主には可愛いく感じてしまう。他の二匹はジロタンのようにハッキリ鼻筋が立たない。
昨日の午後、机の上で寝ているジロタンのそのチャームポイントである鼻すじの上に、何か小さな虫みたいな物が付いていることに気づいた。手で払いのけようとすると、急に飛んだので、そこで蚊か何かだと気付いて、手で適当に叩いたら当たったようで、手のひらに血が付いていた。
大事なジロタンが蚊の病原菌に感染してはたまらないので無意識に行動に出ていた。それで気づいたのだが、猫の毛は全身長いので、蚊の刺す場所が限られているということだ。せいぜい毛が薄い耳か鼻すじくらいしかなさそうだ。肉球も刺せるのなら、この三か所くらいしかないだろう。ジロタンは特に剛毛なので、蚊に刺され難いのだが、滅多に刺されたこともないので、刺されていることに全然気づいていなかった。
ジロタンも他の二匹も同じだろうが、蚊取り線香を好きになるか、これも臭いが嫌いだろうけど、ムヒやウナコーワを少しは好きになって、もし刺されても、これらを塗って痒みを止めるのがよさそうだ。人間界でも「良薬口に苦し」とはよく言うが、猫にもこれは当てはまるようだ。ネコ科の動物は蚊除けのために、蚊除けに効果のあるマタタビを体に刷り込むことを、進化の過程で覚えたようだ、と岩手大学が発見している。
猫日記より(2020.9.2)
午前2時半、シロタンが座敷の畳に吐く。少量吐いてから、また二階に駆け上がり、5分後また戻ってきた。朝になって吐いた物が「プラスチック片」だと分かった。昨夜、食卓の削り節の袋がなぜか座敷にあって、もう食い散らかした後だったので、多分、その袋のプラスチック片と思われる。
2022年09月02日
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