するとそこにいたのは、最初、縁側の板目と同じ茶色でよく分からなかったが、やや小ぶりのカマキリくんだった。きっと、春過ぎに縁側の外で冬を越した棒付きの卵から孵化して庭に散らばった数千匹の中の一匹に違いなかった。どこから入って来たのかは定かではなかったが、とにかくシロタンに食われる前に身柄を無事確保できたので、階段の小窓から外へと逃がしてやった。
猫日記より(2021.10.19)
朝7時45分、シロタンが猫トイレ掃除中に、いつもの縁側の端っこから脱走。9時半、縁側前にいたところを捕まえるが、特に逃げもせず。草の種の「ひっつき虫」を体のあっちこっちにくっつけていた。シロタンを中に入れるため突っかえ棒を外し網戸を開けたら三匹全員脱走。11時、ミネちゃんが縁側前に現れ、サッシ戸を開けると中に入ってきた。ちょっと心配したジロタンとシロタンは12時に縁側前に現れ、戸を開けると入ってきて三匹揃う。やれやれ。どんよりした寒い日。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image