桑原通夫です。
日本の少子高齢化社会を嘆く必要はない・・
という話です。
少子高齢化社会は日本だけではありません。
少子化のせいで日本経済が悪くなっている・・
という意見もありますが
同じように労働人口を減らしていても
経済発展去せている国もありますから・・
その違いはなにか・・
ズバリ産業ロボットの導入です。
人が足りなかったら産業用ロボットを
増やせばいいのです。
ロボットは休日を増やせ・・なんて言いませんし、
賃上げ要求もしません。
ロボットは文句を言わずに黙々と働いてくれます。
かつてはロボットを導入すると人間の仕事が
奪われてしまう・・と反対する人々が多くいました。
しかし今ではそんなことを言う人はいません。
今はロボット化やIT化が進んだ国ほど
暮らしも豊かで賃金も上昇しています。
お陰様で日本のロボット技術は
世界一打という評判もありますが
まだまだ導入不足・・という状況です。
少子高齢化の日本社会こそ
人間があくせく働かなくてもいい社会を
目指すべきです。
一部の特殊な技能者を除いて
機械化・ロボット化を進めれば
人手不足も解消できます。
もちろん初期投資はかかりますが
すぐに回収できますよ。
だってロボットはメンテナンスだけ
しっかりすれば、休みなく稼働してくれます。
上司に反抗もせず、黙々と働いてくれます。
作業はロボットにまかせて・・
メンテナンスは人間が行う・・
そして人工知能も活用することで
メンテナンスも必要なくなるかもしれません。
今はすべての分野に機械化導入が考えられる
時代なのです。
もちろんどうしても機械化できない
仕事もありますが
たとえ労働人口が減ったとしても
そこは特化して、人間がやればいいのです。
今の日本の労働人口が半分になった
としても、生産力を落とすことなく
経済活動が回るような仕組みを作ることが
大事なのです。
そのためのITであり、ロボットやAIなのです。
婚活に力を入れて無理やり子どもを増やそう・・
なんて考えるよりも
ロボットをたくさん作ることです。
子どもを生んでも、働けるようになるまで
何年かかりますか?
ロボットならそんなに時間はかかりません。
人手が足りない部分はロボットを活用する・・
タクシーも自家用車も、すべての交通機関も
自動運転に・・
車が好きで運転したい人だけ趣味として
楽しめばいい・・
交通事故も少なくなるでしょう。
しかし・・いつの間にか
少子化は良くないもの・・
将来に不安をもたらすもの・・
というように認識去れていませんか?
なぜ少子化は良くないと言い切るのか・・
深く考えずに議論して来なかったか・・
冷静に考えれば、少子化は経済発展の
結果として起きた減少でもあります。
経済が良くなったから・・起きたのが
少子化です。
仮に少子化が良くない減少だ・・
止めるべき課題だとして
現在行われている、少子化対策は、
ほとんどすべて効果がない・・
ものばかりではないでしょうか。
歴史的に見ると・・
18世紀半ば以降にはヨーロッパの
人口が大きく伸びました。
しかし」中国をはじめとするアジアでは、
それよりもはるか前の11世紀前後から
増え始めたのです。
その原因は・・・農業革命により
食料生産力も増え、経済も発展したから
なのです。
人類の歴史上・・経済発展は
生活水準の上昇につながり、
それによって、人口が増えて行ったのです。
つまり人口が増加した理由は、
食料が増加したからです。
それに伴い、経済が豊かになり
衛生面の改善や医薬の進歩などにより、
子どもの死亡率が低下していったからです。
しかしやがてこの斑点も起きてきました・・
19世紀後半になると、経済水準の上昇は
逆に出生率を低下させる・・
といった動きになったのです。
その理由は・・
子供が死ななくなったことにより、
少数の出産でも十分な数の子息を残せる
ことになったから。
賃金や所得の上昇により、さらに稼ごう・・
出産育児に時間を使うよりも、働く時間を
増やすことで所得をふやすそうとしたから。
そして・・今度は子供にかける教育期間と
費用を増加させていった。
食料の増産により経済が安定し
さらなる安定を目指して
労働や教育への投資が増えていったのです。
これが、さらなる所得水準の上昇、
経済発展・・へと繋がり
現在のような少子化傾向・・が
当たり前のような社会ができたのです。
貧乏人の子沢山・・という言葉がるように
社会は成熟して豊かになると
少子でもやっていける・・という
安心感が生まれ、
少ない子どもにより多くの投資をする・・
そんな傾向になるのだそうです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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