桑原通夫です。
セブン&アイにカナダの会社が
買収を提案してきた・・
ということですが
セブンは提案を受け入れるのか・・
もちろん、拒否するにきまっているだろう・・
と思いますが、
その会社とは・・
海外の企業で、セブンよりも規模の
小さなカナダのコンビニ大手である
アリマンタシォン・クシュタール・・
という企業です。
記事によりますと・・
「流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、
カナダで、コンビニやガソリンスタンドなどを
手がけるアリマンタシォン・クシュタールから
買収提案を受けている」ということです。
これを受けてセブン&アイは・・
「企業買収に際して取るべき行動を定めた
国のガイドラインに基づいて、
社外取締役のみで構成される特別委員会を設置して、
すでに検討を始めている」ということです。
会社は「企業価値を向上させるほかの選択肢とともに、
慎重かつ網羅的に、速やかに検討し、
返答する予定」としています。
なぜ?規模の小さな会社が
大きな会社を買収・・・
といったことが起きるのか・・
その背景には・・
セブンはイトーヨーカドー等の
スーパー部門での苦戦があり
連結決算によって純利益の減少が
結果として時価総額まで
低迷している・・という
弱みがあった・・ということです。
その事により、
純利益と時価総額では
相手側が勝っていたため
買収を提案してきた・・と言う事です。
セブンに買収提案した企業は
規模も収益も小さな会社ですが
M&Aを狙うファンドにすれば
会社規模よりも純利益や
時価総額が一番のポイントになります。
セブンは今構造改革中にあり
特別損失を計上しているため
↓
純利益が小さくなり時価総額も
低迷している・・
↓
海外企業から見ると
セブンの経営方針が
非効率的に見えた・・
↓
スーパーなのか・・
コンビニなのか・・
はっきりしないところが
セブンの弱みとして映っているのでは・・
ということのようです。
結論・・セブン&アイはふ
今取り組んでいる構造改革が
終われば、間違いなく純利益も
回復するでしょう。
当然、時価も高くなります。
ということで今買収話に乗ることは
考えられません、
最後まで御覧いただきましてありがとうございます。
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