桑原通夫です。
今日本の株価は4万円前後と
好調ですよね。
しかし株は安い時に仕入れるものです。
そして高い時に売る・・のが基本のキです。
ところが今ビギナーに株を勧める金融関係者は
良心的とはいないだろう・・
ビギナーを誘い込んで手数料稼ぎを
企んでいるとしか思えません。
そうは言っても経済は
ムードが大事です。
ニーズがあるのなら、それに応えよう・・
とすることを責めることは出来ません。
株の本もよく売れている今、
ビギナーを株に誘い込むのも
自然の流れなのでしょう。
本物の投資家は別として
一般投資家は・・
高い時に株を買おうとして
自分もその旨味のあやかろう‥とします。
不思議なもので、鉄則よりもブームや
ムードに流されてしまうのです。
その結果・・高い時に強欲で買って、
安くなると恐怖で売る‥という事を
多くのビギナー流行ってしまうのです。
だから・・投資の世界では
圧倒的に損をする負け組が多くなるのです。
そして今がピークの日経株価ですが
今後は大きく下げるだろう・・
とささやかれだしています。
その根拠は・・
米国株の下落だ・・
警戒すべき最大要素は、何と言っても
米国株の下落です。
アメリカのAIバブルが終った・・と
警戒されているのです。
今投資ブームを煽っているのは
AI(人工知能)に対する期待感の大きさです。
日経株価を押し上げたのは、2月22日に発表された
エヌビディア(NVDA)の決算でした。
人工知能モデルの学習に不可欠な半導体の
市場を鉄壁に握っている‥という事で
AIに対する極度の期待感は、
「マグニフィセント・セブン」と
呼ばれるほかのハイテク株にも表れています。
AIブームを信じてエヌビディア製の
チップを買いあさっているが、
多くのスタートアップ企業が分け前に
ありつこうとしている・・
しかし競争が激化すれば
今後の利益は抑制の方向に向かいます。
2000年のITバブルを多くの人が忘れ去って
いるのではないか・・
今のAIブームに当時と似たような
構図があるのではないか・・
という事です。
シンギュラリティ・パンデミック・戦争・
生成AI・もしトラ・マグニフィセントセブンと
ふりまわされてきた株式市場は
2000年のITバブルの再来か・・
株式市場はビジョンやストーリーに
お金を投じるもです・・
ドットコムバブルの崩壊が教えたのは、
どんなに夢が大きく、
成長性がある事業であっても、
収益性を無視した計画はどこかで破綻する・・
生成AIでいかにカネを儲けるかという
課題が不透明なままで、
どんどん株価が上がるという今の状況は
やはりおかしいのでは・・・
という事のようです。
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