イギリス豪華客船の座礁事故や高速バスの事故、欠陥住宅。
料金が安いのにはカラクリがあり、安全性を求めるなら料金も高くなる。
それを踏まえた上で消費者が選ばなければいけない。
そんなことが言われています。
物の価格というのは変化します。
ブームになれば上がったり、旬をすぎれば下がったり。
PCなどは顕著な例ですね。
新しいものが出れば古いものはあっという間に安くなります。
PCの場合は安さの理由が簡単にわかります。
しかし交通手段の場合などは、安さの理由が非常にわかりにくい。
ではどういう基準で選ぶべきか。
それは命に関わるか、関わらないかで判断するべきなのかなと。
服や物なら失敗しても笑って済ませられますが
命にかかわることで失敗したら終わりですから。
例えば家の話。
職人さんが時間をかけてしっかりした作りの家は高いですが
地震などの時でも耐えられるように出来ています。
反対に激安でインチキ工務店が作った家は、地震などがあったら潰れてしまいます。
外から見た限りではその違いはわかりません。
緊急時においてその差がはっきりとでます。
でも最近はその部分で
「地震なんて滅多に起きない、少しでも安いほうがいい」
と、安易に安い方を選ぶ人が増えていると思います。
命を守ってくれる技術に対してお金を払いたがらない。
もしくはその価値がわかってない。
そういう人間が増えた事で職人さんの数は減っているようです。
時代の流れとはいえ、職人さんたちが必死で身につけた技術を生かせないのは悲しいですね・・・
命にかかわるものと言えば食べ物も。
あまりにも安いと不安になるものですが
この前、500mlの第3のビール系で120円の物を発見しました。
少し安全性を考えましたが・・・安さに負けて買ってしまいました(笑
販売されている以上は安全でしょうけど。
色んなものの価格破壊が起こっている昨今ですが
命に値段はつけられないので、その部分を見誤りたくないものです。
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