四季ラビオリ

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アフタヌーン10月号の“ラブやん”を読んでいると、主人公のカズフサ
（ロリコンでオタクの無職32歳(笑)が
「家庭を持つのは負け組だね」
と言い放ったシーンがありました。



その負け組になる理由は、
「家庭を持つというのは、即ち養うべき人間が増えると言う事。
　妻は歳を重ねる一方だし、子供も反抗的に育つ可能性がある・・・・・・」

　独身こそが！収入を自分の為だけに使え、デメリットも回避。
　独身者こそが勝ち組なのですよ！！」



で、熱弁を振るった後にラブやん（愛の天使）からこんな反論が。
「車が欲しいけど、維持費がかさむから買う奴はアホと言っているようなもの。
本心では欲しいし、お金があれば買っているはず。
アンタは単にお金がなくて欲しいものが買えないボクちゃんなの！」



昔、友人との会話中に子どもを育てることについての話になったとき、
自分も「子どもがぐれて何かやらかしたら大変じゃねーか！」
と熱く語った思い出があります。
2012年の出来事なので一年前です。
友人は鼻で笑っていました。
だってこんなことを言いだしたら、子どもを作れないですから。
俺も今なら分かります（笑




昨日の話にも通ずるところはありますが、
結局、欲しいけど手に入れられない事に対しては、
何とか理由をつけて無理やり自分を納得させるのが、精神の安定をはかるコツです。
だから、カズフサが言っていることもオカシイけども、
自分はそういうことを言いたくなる気持ちが理解できます（笑



というか、自分もこういう思考をしているから、
こんな生活を送っていられるのです。
まともな神経の持ち主なら無理だと思います。



要はデメリットにだけに目を向ければ、何にでもケチはつけられるよねという話。
愛する人と一緒に居られたり、
子どもの可愛らしい笑顔に癒されたりというのは、正にプライスレス。



車にしても維持費はかかるけど、自分の意志で、
どこでも好きな場所にいけるというのは素晴らしすぎるメリットです。
お金などの問題じゃないですよね。



まあ、というわけで、自分のようなニートは、
頭のおかしいことを考えているということを書いたわけですが、
今後もこのような思考は頭の片隅では思い続けるでしょう。
いや、だって現実を直視したら死にたくなりますしね（笑
五感を殺して生きていてすいません。
だから皆様も、もしどこかでこういうアホな考えを聞いてしまっても、
人に迷惑をかけていない限りは、許してあげてくださいと勝手にお願いしてみます。
これぐらいは逃げ道として残してあげてほしいから。
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