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2013年05月03日

持ってしまえば使わずにはいられない。

週4〜5日ペースでしている車の運転。
短気な自分は割とイラッとすることが多いです。
ウインカーを出さずに車線変更や、こっちが直線を走っているときに、
危険なタイミングで右折をしてくるドライバーなど・・・。

色々な人がいるのだから、ある程度は寛大な精神で受け止めなければいけないのでしょうが、
一歩間違えば事故に繋がる可能性もあるため、何でも許せるというわけではないのですよね。



そんなイライラが溜まっていたある時期、自分の中ではある考えが・・・。
それは、運転中に相手のドライバーと言い争いなどになった場合、
護身用の武器を持っておいた方がいいかなと思い始めたのです。

警棒やスタンガンなどを。



今まで生きてきた中で、実際に交通トラブルで殴り合いのケンカなども見たこともあります。
大きな交差点にて、信号待ちで止まっているときに、
非常に体格のいい50代のおじさん対ヒョロヒョロのイキった20代の若者が飛び出してきてバトル。
それぞれの見た目からの推測ですが、多分、若者がケンカを売ったと思います。
結果は50代のオジサンが若者をボコボコにしていました(笑
最後は若者がフラフラになっているときに、若者の彼女が「やめて〜」と叫んでお互い車に戻り、終了。



このように結局、掴み合いになったら頼れるのは腕力のみ。
もし、自分もそんな場面に出くわすことになったら・・・。
万が一のために持っておいた方がいいのかなと思って過ごしていると、
あるニュースがよく耳に入ってくるようになりました。



そのニュースというのは、
「電車内のマナーで言い争いになり、ナイフを・・・」
「交差点の進入方法で言い争いになり、刃物で・・・」

この手のニュースが、よく聞こえるようになりました。
そこでようやく「ハッ」と気づいたのです。
結局、護身用だとしても、この手の武器を持てば、人は使わずにはいられないのだと。



上記のニュースの方々も、最初から人を刺す気なんてなかったと思います。
むしろ、臆病なほうでしょう。
普通は刃物なんて持ち歩かないですから。



しかし、ナイフなどを持つことで気が大きくなり、何か言われたら過剰に反応してケンカになり刺してしまう。
最初からそんなものを持ち歩いてなければ、口論になる前に「すいません」程度で終わる話だった場合もあると思うのですが・・・・・・・。
結果、ケンカに勝つという小さなことより、逮捕されるという大きな悲劇に見舞われることになります。



だから自分みたいな小さい人間も、警棒なんてものを持ったら、きっとそれを使う方向に進んでしまいます。
武器を持ってなければ「まあ、しかたない」で済ませていたことでも、
持ち出して運転するようになれば、ちょっとしたことでも、
「誰にケンカうってんじゃーい、ボケ!」と飛び出して警棒を使うようなアホになるでしょう。
メチャクチャ弱いくせに(笑



そして、使ったら最後、引くに引けないから、行くところまでいってしまうし、
相手も手加減は出来ません。
更に相手も武器を持っていた場合は・・・少し考えただけでも怖いです。



そんな風なことが頭をよぎり、物騒なものを持つのをやめました。
まあ、普通の人はそんな思考にもならないでしょうが(笑
地味に溜まるストレスとは、まことに恐ろしいものです。



何かを持てば人は使いたくなる。
そんな基本的なことを忘れて、護身用と言い訳して武器を持つ人間は、
その護身用で自らの身を滅ぼすのでしょう。



世の中、やはりトラブルを避ける方法は
「三十六計逃げるに如かず」
だと実感します。
何でも勝てばいいってものでもないですから。
武器を持つよりも、逃げ足が早いのが一番ですね(笑
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