2019年09月25日
トリガーポイントと筋膜リリース
トリガーポイントと筋膜リリース、あと注射とかタイとか
トリガーポイントを知ったおかげで長く苦しんだ坐骨神経痛からやっと開放された。本当に簡単な図とやり方を知っただけだったのだが、効果は大きかった。
こんなおじさんの簡単な画像が私を救ってくれた。今ならもっと詳細できれいな画像があるけど。 このおじさんが指差しているのは坐骨神経痛のトリガーポイント。 私の場合は腿の後ろから膝の裏、足先まで痛かったが、こんな場所に原因があるとは思いもしなかった。 人によって症状は色々だから微妙に違うとは思うが。 |
調べていく中で分かったのは、骨のズレやゆがみにアプローチする整体とはトリガーポイント療法は根本から違うということだった。整体やカイロプラクテックは骨と姿勢を正常な位置に戻せば体の不具合が治るという考え方だが、トリガーポイントは凝りや痛みは筋肉と筋膜に起こる開放できない緊張と収縮が痛みを引き起こしている原因なので、そこにアプローチして緩めていくという考えかただ。そしてその方法が特別な器具とかでは無くゴムボールで良いと言う。
テニスボール
色々試して固さと大きさでテニスボールが今のところ一番具合がいい。100均のでも使えるが、たまにつぶれてしまうので、ちゃんとしたメーカー品の方が体重をかけたとき安心。なかなか自分ではほぐせずマッサージに行くしかなかった肩甲骨の内側もボールの上に仰向けに寝て調整して体重をかければほぐすことが出来る。ほぐす強さを調整したい場合は壁と自分の間で寄りかかる強さを調整しながらマッサージすればいい。
注射はもっと直接的
緩むことの出来ない筋肉の緊張であるトリガーポイントが痛みを引き起こす原因なら、そこに麻酔薬を直接注射して緩ませれば治るのではないか。という考えでトリガーポイント注射という治療法もある。
ぜひ、やってみたかったのだが、残念ながら、施術する病院が少なく私は試せていない。
深い部分の緊張をほぐすのはテニスボールではなかなか届かないので効果がありそうだ。
真偽は不明だが、この療法は偶然発見されたという。椎間板ヘルニアに手術を受ける患者さんの手術部位を間違えて切開してしまい、間違いに気づいて何も手術せずすぐに閉じたが、その患者さんは腰痛が治ってしまった、という話がある。そこからトリガーポイントに局所麻酔をする治療法が生まれたそうだ。
無害な麻酔薬の注射とは言っても施術できるのは医師免許を持っている方だけにしか出来ないし、まだまだ、トリガーポイント注射を理解して施術しようというお医者さんも少ないので、この療法を受けるのが難しい。
タイのすごいおばちゃん
なんとか坐骨神経痛が良くなり運動もそれなりに出来るようになっていたが、慢性的に肩を動かすとゴリゴリと音がする。ストレッチをすると軽くなるし、それほど痛みも無いので、治療にはかかっていなかったが、車の運転やデスクワークでてきめんに肩が凝る。慢性的なものとあきらめていたが、仕事で行ったタイのバンコクで小太りのオバちゃんにマッサージしてもらったら、1回で直ってしまった。
200バーツぐらいだったので500円ちょいだ、酔っていたんでチップとかで1000円ぐらいは払ったかもしれないが。マッサージしながらタイ語で色々言ってくれる。こっちはさっぱり分からないが。でも、問題の肩のゴリゴリの肩甲骨周辺を触ったら、驚きの声を上げて何か重点的にそこをマッサージされた覚えがある。
残念ながら次に行った時は見つけることが出来なかった。名刺か連絡先を聞いておけば良かった。
それ以来マッサージは小太りで手の柔らかそうなオバちゃんに頼むことにしている。若くて美人なマッサージ師も多いタイだが、あのオバちゃんは本当にゴッドハンドだった。
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