2019年10月01日
薬に頼らず体の不調を治す
薬に頼らず体の不調を治す 風邪かなと思ったらやること。
運動の習慣があって、食事に気をつけていても、風邪を引くときは引く。
風邪はウイルス性の疾患であり、即効性のある薬は無い。昔から、風邪薬を発明できたらノーベル賞が取れる、と言われた。 しかし、薬屋に行けば風邪薬を謳った薬は山ほどある。
みんな、風邪の症状を緩和する薬ばかりで風邪を治す薬では無い。風邪薬と称するのは、頭痛、発熱、鼻水、などを抑えておくので、その間に自己治癒力で風邪を治してね、という薬ばかりである。そんなことが、分かってから風邪薬を一切飲まなくなった。
風邪には卵酒か
昭和の昔は風邪をひいたら卵酒というフレーズがあって、子供の頃飲んでみたくて仕方が無かった。
風邪をひいたら卵酒を飲ませてねと頼んでおいた甲斐あって、玉子酒にありついた。お燗をした酒に生卵を混ぜたものである、母親が、子供が飲むのだからときつめにお燗をしてしまい、日本酒のアルコールにむせながら飲んだが、うまくもなんともないし、風邪も治らなかった記憶がある。 今だったらもっとおいしく飲めるのだろうが、子供がおおっぴらに酒が飲める口実だったので玉子酒は魅力的なキーワードだった。
鼻うがい
高校の時にサーフィンをやる友達に聞いた記憶があるのだが、風邪気味でも海に入ると翌日にはよくなってることが良くある、と。鼻から海水を飲んでしまって結果的に塩水で鼻うがいをしたのと同じ状態になるのでこれが良いみたいだというので、早速、塩水で鼻うがいをしてみた。
最初は、不安だが、塩水でやると鼻に水が入ったときのツーンと言う痛みが無い。
なかなか、最初は鼻から水を吸い込むのが難しいので、洗面器に水を張り顔をつけて口を開ける、すると、自然に鼻腔に水が入ってくるので、顔を上げて出す、これを繰り返すと、だんだん慣れてくるので、塩水で鼻から、水を吸い込んで鼻から出すを繰り返す。そのうち口から出せるようになってくる。2、3回繰り返すと実に爽快で頭や目の奥までスッキリした感じになる。時々、鼻から吸って飲んでしまうが、塩水なので、無害。
この、鼻うがいを習得してからは初期の風邪なら朝夕の鼻うがいですぐに治ってしまうほど効果がある。
グラクソ・スミスクライン株式会社.ビジネスパーソンの風邪に関する2007年の意識調査結果によると風邪の経済損失は1回44270円という計算もあるので、無料でできる鼻うがいの習得は費用効果の抜群に高い風邪対策なのだ。
ところが、どーしても出来ない、という人もいる。特に、花粉症で鼻うがいできればどんなにいいかと思うけど、何度やろうとしてもやっぱり出来ないという人とかには、インド式の鼻うがいのやり方がお勧め。
こちらは器具を使うが、ぬるま湯をいれたテイーポットのようなもので顔を斜め下に向けて片方の鼻からぬるま湯を注ぐともう片方の鼻から出てくる。これを左右行う。口は開けておく。
吸い込む必要もないし、むせたり飲んだりすることも無い、怖がらず静かに行えば、勝手に鼻腔内をお湯が洗浄して流れてくれる。
このやり方もすごく良かったので、私はシリコンチューブとペットボトルで鼻洗浄器を自作して使っている。
アスコルビン酸と亜鉛
柘植久慶さんの著書の影響で以前はアスコルビン酸(ビタミンC)と亜鉛を風邪薬代わりにしていた時期もあった。食べれるだけ食べてこれらを飲んで、時間が許す限り寝ていればかなり短期間で風邪が治った。
ビタミンCに関しては、ライナスポーリング博士と平井和正先生の薫陶を受け熱心にメガビタミン信者としてビタミンC摂取に取り組んだことがある。メガビタミンについては次回書きます。
そして風邪がひどくてなかなか治らないときは
最後の手段断食を行う。
断食
身体的にもかなりきついがどっちみち風邪で体がつらいのであまり違いは無い。
思い切って水分以外は取らない完全断食を行う。食欲もあまり無いので1日、2日はすぐに出来ると思う。
食べて治すとか、栄養をつけて風邪に打ち勝つとか言うが、体の免疫を強化してウイルス疾患と戦うコンディションを作ってやるには食べないほうがいいという研究結果が出ている。事実野生動物は体調が悪いと食事をしない。
断食3日後ぐらいに免疫力が一番強くなるという。そのせいか、今まで3日内の断食で全ての風邪や体調不良は治っている。誰にでもお勧めしないが私は一番効果がある風邪対処法だと実感している。
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